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マタイトヲカシ。

彷徨えるロングテールバイクの同志より、バッグ制作の依頼を受け作ったのは、寒中の頃。
ちょっと記憶が薄れつつあるのですが、忘れそうな頃に再び追加工で戻ってきたので、記憶が鮮明なうちに記録として、ロングテールバイクのバッグのことを書こうと思います。

マタイトヲカシ。_e0149587_09124903.jpg
ワタシが普段見慣れない大きめタイプのロングテールバイクのキットであるリープ。ワタシの使うものより、ひと回り大きなものです。(大きい分29インチのマウンテンバイクでも使えますよ、という感じです)

ワタシは何人か”手作り”のロングテールバイクのバッグを使っている人を知っているのですが、この方もそう。
ロングテールバイクを手に入れたものの、純正のバッグではなく、
マタイトヲカシ。_e0149587_09145489.jpg
市販の大きめトートにかなり手を入れ、タイラップで枠組みに固定するという、工夫に工夫を重ねた感じです。
DIYの部分に質問すればするほど、”なるほどな”とその工夫全てに理由があって、なかなか感慨深いものがあります。

そして、作らせてもらったのは、ワタシの愛用する純正バッグをオマージュした(最近はこのオマージュという言葉がただの”パクリ”とされるので、使い方がとても微妙ですね)バッグ、をカスタマイズしたもの。

オマージュにカスタム。

もはや、10数年前のオリジナルの原型はとどめていないという認識です。

お客さんご自身にDIY精神がたっぷりなので、そこは頼らせてもらうことに。(だっていかんせん、ワタシのロングテールバイクとはサイズが違うので、作りながら合わせて仕上げていくことがワタシ一人では完結しないのです。)
大体の大まかな部分を作って
マタイトヲカシ。_e0149587_09192562.jpg
アトリエまで呼びつけて、作ったものをつけて合わせて、外して
マタイトヲカシ。_e0149587_09201264.jpg
アトリエに持ち込んで加工して、
マタイトヲカシ。_e0149587_09210243.jpg
再びつけて、合わせてみて外して、
マタイトヲカシ。_e0149587_09210860.jpg
フラップつけて。
マタイトヲカシ。_e0149587_09211346.jpg
ようやく、まずは終了。
この1ヶ月後に再び追加の工程があるのですが、そこはぜーんぶ写真を撮り忘れました。
今は、フラップはメッセンジャーバッグの若く外側に向かって覆いかぶさってます。でも、ペロペロって風で煽られないように、一回使って”こうした方がいい”ってポイントを全部押さえてあるので、なかなかな仕上がりになっています。

別のお客さんから、今ビッグダミーの納期が半年以上聞きました。
ロングテールバイクが人気で嬉しい(いや、人気っていうよりただの品不足、かもしれません)。
バッグも、純正品を使うもよし、完全DIYもよし、コゼバッグを利用して半分DIYをするもよし。いかんせん、使い勝手は十人十色。それに合わせたバッグを使うのも、考えるのも、またいとをかし、ということで。

# by cosset-cosset | 2022-03-10 05:00

トランシーバー。

足指のしもやけが最悪の状態なので、自転車に乗って山にいきたいけど、とてもじゃないが下りの寒さを耐える自信がない、ワタシです。
トランシーバー。_e0149587_14035520.jpg
最悪な足指を抱え、一応、マウンテンバイクにはまたがり、
トランシーバー。_e0149587_14044495.jpg
御所を通り(冴えてない証として、真ん中均等を心がける写真なのに、自転車が、全くもって左にずれてる、、、、)、川を渡り、自転車を止め、ひたすら歩きます。
トランシーバー。_e0149587_14060906.jpg
残念なことに、防水の山登り用シューズに、霜焼けの脚が入らないので止むを得ずランニングシューズで来てしまったことに後悔したのは家を出発してから約2時間後。
トランシーバー。_e0149587_14070395.jpg
谷間の林道はただただ日陰で雪が残る。
靴は防水じゃないから、霜焼けのこともあって絶対に絶対に濡らしたくないのでそろーりそろりと大急ぎで歩きます。
トランシーバー。_e0149587_14073910.jpg
可愛いキツネの足跡と。
えっさほいさと登って登って少しだけ駆け足で登って、
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ハロー琵琶湖!
本当は、足が霜焼けじゃなかったら、自転車でぷらっと琵琶湖まで久しぶりに行ってみようかなと思ったけど、サイクリングにとてもじゃないが、足指が耐えられるとは思えなくて、それでもスカッと気持ちよく体を動かしたかった、だけ。
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展望台のパーキングでおもちゃのようなトランシーバーを使い、どこかと交信をしているおじさんたちがいたので好奇心から何をしているのかちょっと尋ねてみると”このおもちゃのトランシーバーでどこまで通信できるか色々試してて、今大山崎と話してる”とのこと。
確かに、展望台からずっと大阪方面まで開けてるし、遮るものさえなければ、トランシーバーの無線で十分会話ができる、らしい。
おじさんたちは”僕らは有事に備えてトレーニングをしてるんだ”といってましたが、まさに今戦争中。
確かに、もし戦争になったり、そうじゃなくてももし携帯電話が使えない電波状況になったり、wifiが遮断されるようなことになったら、、、って考えたこともないけど、まんざらなくはないような気がします。そして携帯もスマホも使えなくなったら、どんどん原始的な通信手段になるんだろうけれど、多分、ワタシは生きていけない。。。
トランシーバー。_e0149587_14145542.jpg
昔、といっても明治時代までは、米相場が大阪を出発して要所要所見晴らしの良いところを経由して手旗信号だけで時速720kmのスピードで情報が江戸まで伝わっていた、というのをちょうど新聞で読んだところだったし、戦争もあるし、有事に備えて、ワタシは、とりあえず体を鍛えておこうと、18km4時間しっかり山を早歩きさせてもらいました。

駆け足で得たものは、
トランシーバー。_e0149587_14211265.jpg
可愛い鳥の巣と、翌日のまあまあな筋肉痛。
いつもランニングしてるけど、山歩きはまた使う筋肉がべつなようで、有事に備えて、これからは時々山を駆け足してみるのも良いかもしれません。(でもトレランはあんまり好きじゃない)



# by cosset-cosset | 2022-03-07 05:54

秘蔵デニム生地。

話を聞く限り、物凄く器用なお客さんでした。
(でも、去年の桜の季節にすごく上手に絵を描いてすごく上手に手芸をされるご婦人に”随分と器用なんですね”って言ったら”あなた、器用なんて言葉使っちゃダメよ!”と注意されちゃいました。器用って褒め言葉じゃないんですよね。わかってても、使ってしまいます)
色々と調べて、色々と作ってみて、色々と手を加える。
特にイヤホンについての深〜い世界を教えてもらいました。

そんなお客さんが”左利き用のメッセンジャーバッグ”をお求めということで、
秘蔵デニム生地。_e0149587_14285965.jpg
ワタシの秘蔵デニム生地を使ってメッセンジャーバッグSサイズ右掛け用を作らせてもらいました。
秘蔵デニム生地。_e0149587_14315902.jpg
左利きだから右掛け、というのはあながち間違いではないし、確かに左利きの人のほとんどは右掛けのバッグをオーダーされているな、と記憶を辿るとそう思うのですが、右利きの方でも右掛けの方はたくさんいらっしゃるし(特にコゼバッグはオーダーだからか3割くらいの方は右掛けだと思います)、、、とまあ、ややこしかったりするのですが、やっぱり市販品では”左利きの方用に右掛け用にバックルがあるメッセンジャーバッグ”というのはあまりないようです。
秘蔵デニム生地。_e0149587_14324498.jpg
このデニム生地はオンラインショップで1年ちょっと前にギュッと作って販売したもの、の残りを少しワタシがいつか何かに使おうと取っておいたものです。
ワタシ自身は2年弱ほど、この生地で作ったトートを犬の散歩用に使っていますが、なかなか丈夫で、かつ、なかなか良い雰囲気(でもヤレ感は出てない)が出てきました。
使いがい、育てがいのある生地です。
秘蔵デニム生地。_e0149587_14324931.jpg
その生地を使って、多分お客さんが今後カスタムを加えやすいように、そして最初から備えておけばカスタム時に無駄にバラさなくても良いように、
秘蔵デニム生地。_e0149587_14325391.jpg
底面には、あえてコーデュラの分厚い方の生地で全面を補強。
なんとなく床に直接置いたりすることはなさそうですが、多分、アレを打ち込むはずです。

どんなふうにお客さんがこれから使っていかれるのか、非常に楽しみなバッグです。


# by cosset-cosset | 2022-03-03 05:07
この冬は雪が多くてよかった。
そして。
”雪の積もる山に連れて行ってほしい”と言われたら。
棒を持ち帰りたいと言われたら。_e0149587_14361388.jpg
まあ、時間と体力のあるかぎり、付き合うべし。
棒を持ち帰りたいと言われたら。_e0149587_14354011.jpg
降る雪はあんまり好きじゃない(だって自分に積もって体温で溶けるから)けど、積もった雪なら、まあ、お付き合いを。
棒を持ち帰りたいと言われたら。_e0149587_14353375.jpg
案外子どもの方が滑ることを喜んだり、ひやっとすることを楽しんだりできるので、雪の山を自分の足で楽しめるのは、まあよしとして。
棒を持ち帰りたいと言われたら。_e0149587_14354639.jpg
問題は、突如やってきます。
よく”雪を持って帰りたい”という謎発言が出るので、ワタシのフレームバッグには雪山ライドの際は空っぽの水筒が入っています。持って帰りたい時に、雪をそのまま持ち帰れます。
この日の謎発言は、散々雪遊びをした後に発見した棒について。
”この棒、持って帰りたい”。。。
棒を持ち帰りたいと言われたら。_e0149587_14401708.jpg
その発言の意図するところが謎であってもなるべく希望を叶えるべし。

が。その棒は全長180cmほどの、木の枝です。
用途不明。
でも、ワタシも謎のものを山で拾ってはよく”持って帰りたい”という謎の願望が心の中にむくむくと湧いてくることがあるので、子どもの気持ちはよくわかる。

けど、棒か。
全く用途不明です。
で、持って帰る意味もわからない。
でも、無碍に却下するのも、よくない。
棒を持ち帰りたいと言われたら。_e0149587_14402880.jpg
でも、コゼバッグで作るフレームバッグはピッタリとフレームに取り付けられるようにマジックテープがついていて、それに挟んでぎゅっとピタッとテープを止めたら、山から1.8mもの棒を持って帰ることは不可能ではないので、
棒を持ち帰りたいと言われたら。_e0149587_14402280.jpg
親バカなワタシは、トップチューブに沿わせて、そしてハンドルからまるでgo proでもつけて自撮りしているかのような長さを保って、
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マジックテープ三箇所でちゃんと無事に、棒さまを自宅へ持ち帰ることに成功しました。
山から降りるとき、怖かった。
棒を持ち帰りたいと言われたら。_e0149587_10391991.jpg

案外フレームバッグって使えるんだな、と思ったこの日。
まあ、いつでもなんでも拾えるようにフレームバッグにはジップロックとピンセットは入ってるんですが、なかなか自分の想像を超えた”これ持って帰りたい”欲にスッと対応するのは難しい、と思いきや、発想の転換でなんとかなるもんです。

それにしても。
今年はまあまあ雪が多くて、それなりに楽しいですね。

# by cosset-cosset | 2022-02-28 05:40

遊び心の本心は。

どこかに遊び心と楽しさを入れて、かつ、抑えるポイントはしっかりと押さえたバッグが作りたい、けれど、、、
遊び心の本心は。_e0149587_11315967.jpg
遊び心なんてものは作り手の自己満で、かつそれは捉えようによってはただの装飾で、不要なものだろう、と常々実は思っていたりします。
遊び心満載、て聞くと、なんかその遊び心の本質部分を確かめたくなっちゃう天邪鬼な自分がいて、例えばセーターの飾りとかちょっと可愛らしくあしらってあるものが自分には”うーん、この飾り要らんな”となるわけで。
それより、セーターには暖かさと着心地と色にポイントを置きたくなる、自分がいます。
遊び心の本心は。_e0149587_11322342.jpg
多分、シンプルで実質剛健で、丈夫でしっかりしててほしい。
ついでを言うと、ちょっと足りないと思う装飾部分(つまり遊び心)は自分で足したい。
遊び心の本心は。_e0149587_11314947.jpg
けど、いざ作り手となると、シンプルなのをただ作って羅列してるだけではつまらないので、ツギハギのポケットで、かつ昔のやり直したいポイント(10日ほど前のコゼログをチェック)を詰め込んだバッグです。


本当はやっぱり”そのお客さんにあったバッグをあつらえること”が一番やりがいを感じるけれど、遠くの、こんなコロナ禍の中わざわざ来てもらうのも、そしてワザワザ会うのもアレなんで、ワタシの遊び心を取り入れたバッグを作ってみました。
一番最初に豪語した遊び心の本心については、ハギレの処理と過去の自分への戒めが100パーセントであって、装飾的意味は、ちょっとある気がします。でも実質剛健。通常のトート型メッセンジャーバッグより、外側ポケットにターポリンを貼ってある分、よりしっかりしています。
ツギハギはみなさんが思ってる以上に時間がかかってるので、ワタシ側の費用対効果的なものは、他のバッグより少なくなってますが、ハギレをツギハギしたポケットなので限りなく、一点モノです。

ただのシンプルなバッグですが、ちょっとした遊び心にズバーンと来た方は、ぜひ。
オンラインショップをどうぞ。
https://cosset.thebase.in

作ったバッグは案外どれも皆、かっこよくてかわいいです。
で、多分お客さんがオーダーする際にはなかなか組み合わせないような色を、あえて少しずつ盛り込んでいます。(だから、売れないのかもしれないな。。。。)



# by cosset-cosset | 2022-02-24 05:39