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足したり引いたり。

このバックパックはコゼバッグのバックパックフラップタイプに横幅を10cm足したものです。
横幅を10cm足しただけですが、ワタシが背負うと随分と大きく感じます。
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このバッグを覆うフラップが、お客さんのアイデアで思わぬ使い方をすることになる予定です。

そもそもとある”ブツ”を入れるためにこのバックパックをオーダーされました。
”ブツ”はワタシは何度か山で見かけたことはあるけれど触ったことはありません。持ったこともない。もっと言うと半径5mほどの裸眼で観察できるほどの近さに近づいたこともない。
カタログだけを預かって、なるべくそのブツがスムースかつ安全に入れて運べるように工夫です。

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パッと見はフラップタイプのバックパックと同じですが、足したり引いたり。
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フラップを覆わずに使うって言う、作り手からすると思いもよらない使い方を教えてもらうと、”こうでなきゃ”とか”専用”とか縛りをきつくするような柔軟でない思考はいけないな、とつくづく思います。
かと言って、見たことも触ったこともないようなモノを入れる想定のバッグって、予想以上に難しかった。
コンピュータやiPhone、タブレット類はぴったり専用のポケットなりバッグなりがほしいと言われると、ダンボールで本物ぴったりの大きさと厚みのニセモノを作って、本気のぴったりを作るのですが、このバッグパックに入れるブツをダンボールを使ってニセモノ作ることはある意味バッグを作るより難しく、カタログだけを吟味して想像以上の空想を頭の中で、ぴったりかつ安全に余裕を持って入れられるだろうとシュミレーションするしかありません。
あとは、作り上げてお客さんに使ってもらって追加工するかお客さん自身でちょっと手を加えてもらうか。



コゼバッグというブランドを続ける上で方向性を示すためにも”自転車用バッグ”と名刺にも記載してますが、あっさりした自転車用バッグを作ってるつもりなので、お客さんのイメージ次第ではいかようにも方向性は七変化できるバッグだと思います。
市販品ではなかなか合うものがない、と言うのも第一歩。
遠慮なくコゼバッグまでご相談を。




# by cosset-cosset | 2019-08-01 05:04

禁止令。

10-8に早朝パトロールを禁止された7月下旬。
早寝早起きを心がける我が家。5歳の10-8の起床時間も体力向上とともに初夏の頃から早くなって遅くとも6時には、そして早い日には5時くらいには起きてきます。
ワタシの日曜日のパトロール出発時間は4時。
朝ごはんの準備があるので6時半には帰ってくるようにはしていますが、それでは10-8の起床時間に間に合いません。
”起きた時にいないのはいけない”らしい。。。

うーん。
一人で走りに行きたいんだよ。でも行ったらあかんねんな。
と言うわけで、朝ごはんを食べ洗濯を終えて”ちょっと買い物に行ってくる”と言い残し、
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山の中へ。
たくさん買うつもりだし、ロードより後ろが重たくって下りには最適のロングテールバイク。
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一人で行ったらあかんけれど、みんなのために野菜を買いに行く許可は出たので遠慮なく。
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一山すこーし遠回りして出かけた無人販売巡り。
とれとれの夏野菜が多分100円。と言うのも、ここは値段さえ書いてないしだいたい100円くらいかな、と。
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巡ると色々あるので楽しい無人(時々有人)販売。

路地のおばちゃんたちの分も合わせて、持っていった有り金全部使ってお買い回り。
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早朝の静かな時間に山を走るのはすごく好きで、できれば一人で静かに走りに行きたい。(昼間走るのはあんまり好きじゃなくて、暑いしショボすぎる走りをヒトに見られるのが恥ずかしい。。。)
でも、今の所一番大切な10-8が”行かんといてくれ”と言うならば、多分今だけの問題だろうしワタシも今だけ我慢かな。
もしかすると夏の終わり頃には急に一人で過ごしたいから”チエちゃんちょっと出かけてくれない?”とか言われるかもしれませんし、夏の終わりじゃなくて10年後には別々の時間の割合が確実に増えるでしょうし。
まあ、今だけです。今だけ。


# by cosset-cosset | 2019-07-29 05:06

かなりアッサリ。

最近左肩が痛くなってきました。
歳のせいとか猫背のせいとか巻き肩のせいとかずっとバッグのショルダーベルトを左掛けで背負ってるから、とか色々原因はありそうですが、年齢を重ねることで小さなひずみが体に現れてきているような気がしなくもないこの頃。

だから、と言うわけではありませんが
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お客さんからの依頼で作ったこう言うアッサリしたバッグがとても気になります。

トート型メッセンジャーSサイズ プラス 高さ10cm
かつ、取っ手は肩からかけられる仕様だけれど普通のトートより補足してほしい、そして肩にかけられるようにしてほしい

と言うオーダー。
取っ手は通常50mm幅のベルトを加工して使っていますが、お客さんの希望する30mm幅のベルトはコゼバッグでは用意していないので、帆布で作ります。
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ワタシが肩からかけるとこんな感じ
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ツレが肩からかけるとこんな感じ
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ショルダーベルトのないあっさりしたトートも悪くないと思います。
取り外しできる仕様のトートも時々作りますが、こういうあっさり潔いトートもすっきりしててすごくいい。
特に、初めからたすき掛けしないことを前提としてる方や自動車で移動することがメインだったりすでにコゼバッグのトートを持ってる方はショルダーなしを一つ持つのもいいかもしれません。

ワタシは両手が空いてる方がいい派、かつ欲張り派なのでショルダーベルトはアリ派ですが、ナシも肩の状況次第では、そして生活環境次第ではこんなにあっさりしたトートを自分用に作る日も遠くないかもしれません。


気になるお値段ですが、ショルダーベルトを装着しない分、若干ですがお安くなります。




# by cosset-cosset | 2019-07-25 05:20

暗めの中で。

モワモワとした早朝の山の中。
一山越えれば霧の中。
さあ、もう一つ峠を越えて家に帰ろうか、と思ったものの、峠を越えるにはいささかもう疲れてきてるし峠を越えるくらいならガタガタの道を下ろうか、と峠道を逸れました。
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朝の5時くらいのヒト気の全くない湿度高めの山の中は、正直怖いです。
何が怖いかわかんないけれど、空が晴れてパッと明るい時間帯に比べてはるかにscaryな感じです。
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でも、いざガタガタし始めると、集中しないと確実に滑るし転ぶし、ある程度の諦めからくる降車とどこまで自分が乗り切れるか挑戦する気持ちのせめぎ合いです。
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と言いながらも、ワタシの自転車は一応ロードバイクなんで、山をわんぱくに走る仕様ではないのですが、それでも峠道を逸れて走ることができる仕様なので、行ける体力気力のあるうちはガンガンと走ってみようか、と。
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早朝5時台の尋常じゃない集中力はケモノの気配を感じることなく、予想以上に泥だらけで終了です。

なんか最近ロードバイクでこれだけ山の中を走れるのならば、もうマウンテンバイクはいらないんじゃないか?とふつふつと思ってしまっています。自分の力を見極めて、どんな場所でどんな走りができるのか?を考えれば考えるほど、ワタシには”マウンテンバイクでしかいけないところ”へ行くことって少ないような。どうせちょっとでもヒヤリハットを体感すればビビって降車して押し歩きするし、攻めた走りをしないし、倒木や危な過ぎて自転車担がなきゃいけない場面ではマウンテンバイクに比べたらはるかに軽量なロードを担ぐ方が負担が少ないし。それに今はよくグリップするけれどよく転がる細くていいタイヤも出てますし。
何よりワタシはロードレースに出ないし速さを求めてない。。。

一昔前に比べて、こういうニッチなニーズが少しずつ増えてるような気はしますが、どうなんでしょうね。
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幼少期から闘争心がないことが自分の欠点でした。もうちょっと頑張れば?と言われることも多々。自転車も、競技する以外に自転車で生きていく道なんてないよと言われたことを踏み台にそれをを模索して20年弱。なんとか自転車に関わって生きてこられています。
攻めるばかりの走りじゃなくても、ニッチであっても自分なりのスタイルを求めていけるようないい時代になったな、と思った7月21日の昼下がり。川で遊ぶ我が子をみて多様性、いろんな可能性のあるこれからでありますように、と願うばかりです。


# by cosset-cosset | 2019-07-22 05:13

コゼパニア

この佇まいがいいなあ、と作り上げて思ったのが最初の印象。
コゼパニアを作り始めたのは、もう8年くらい前でしょうか。
いわゆる旅をするような大げさなパニアばかりだった当時、旅をしない日常使いをコンセプトにしたトート型のパニアバッグを作ったのが始まりでした。
今でもこれまでも、ワタシは”旅をする”より”日常の延長でちょっと遠くの非日常”を楽しむのが好きです。あんまり遠くに行くとくたびれちゃうので、近くの遠く。あんまり京都から出ないのも特徴の一つかもしれません。

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トート型のパニアのいいところは、ぽいぽいとなんでも入れやすいところ。
いちいちファスナーを開けなくても、いちいちバックルを外さなくても出し入れしやすいのがとてもいい。
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けれど、自分の背中側のバッグの”口が常に開いている”と言うのは不安なところ。
それに、雨が降ればもちろん雨も入りますし。(逆にそれがメンテナンスしやすいいいところでもある気がしますが)
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現に、”山でトレイルを走る時の不安を解消したい””基本形は同じで口の部分が紙袋みたいに二つ折りできるパニアが欲しい”と言われ、作ったのがこの紙袋タイプ。
以来トート型も良く作りますが、この紙袋タイプもよく作ります。

先日ずっとトートタイプのパニアを使ってくださったお客さんが、次にオーダーしたのが今回の紙袋タイプのコゼパニア。
通常のコゼパニアを使い倒していただいたおかげで、再度のハトメが傷みやすいポイントであることを踏まえ、ハーネスのアジャスタータイプに変更です。(ハトメがいいかアジャスターがいいかお客さんにオーダーの度に聞くのですが、だいたい半々くらいです。ハトメの方が見た目が随分スッキリしますし、アジャスタータイプは容量に合わせてハーネスの絞りを調節できる良さがあります)そして使い倒していただいたおかげで横幅もコゼパニアより拡大しても大丈夫なことがわかったので、横幅もプラスして。
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まあアレですね。
どっちがいいとかワタシの主張だけで選べないので、あれこれ提案してお客さんに選んでいただきます。
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収まり良く。
クラシカルな自転車に乗るお客さんに、再び同じ色合いのコゼパニアを。


できれば、付けっ放しの雨ざらしよりかは、時々でもいいので紫外線防止アンド防水スプレーを吹きかけてもらえると長持ちします。メンテフリーのファブリックがあればいいのですが、どんな強固なコーデュラでも紫外線の影響は受けますし、どんな製品でも強固なコーデュラを縫う糸はファブリックほど強度の選択肢がないのでいくらファブリックが長持ちしても縫い目から傷んでしまったりします。全体的にスプレーを吹きかけてメンテナンスすれば、少しでも長持ちすると思います。



# by cosset-cosset | 2019-07-19 04:58