
カメラロールの膨大な写真の中に、いつの年代にもチラリチラリと写り込むおひとり様シート。
かなり久しぶりにオンラインショップに登場です。


8月のちょっと片付けの時に出てきたおひとり様シート。
2枚だけオンラインショップに載せました。
帆布は何気に色々とありまして、コゼバッグを始めた頃から仕入れのお値段は3倍を超えています。
帆布を格安で水通ししてくれていた染工場の親父さんは亡くなってしまいました。
もはや、水通しした帆布のハギレを雑に扱うなんてできやしない。
が、ハギレなんて所詮ハギレ。
いい感じに言い換えられないものか?と思ったりしますが、思いつきません。
これを四千円で作っていた最初の頃、世間の時給は800円台だったと記憶していますが、今や1100円を超えています。
ワタシは、これをとてもとても4時間では作れません。
なので昨年からお値段はぐんと上がっていますが、お値段以上の価値はあるだろうと思ってのお値上げです。
だって。
めちゃくちゃ長く使えますから。

チャロ、生きてたら15歳と半年。
泣けます。

これも、泣けます。

シートは今も現役。
ワタシは荷物置きに1枚、自分の足おきに1枚の2枚持ちがデフォルトです。

バッグより角がないシートです。
痛むポイントは焚き火の際の爆ぜた小さな火が飛んできて帆布に小さなぽちっとした穴が開くくらい。
泥だらけに汚れたら、チャチャッと付け置きしてブラシで擦って干しておけば大丈夫。
色落ちも、日焼けによる色褪せも、過ごしてきた時間の長さを表すモノとして愛すべき色となるはず。
決して主役ではありませんが、写真を見返してみると”あの時も持っていったな”と思い出せる大切なアイテムです。





















