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Cosset-Bags


by cosset-cosset
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ドイツから

来たヒト二人。
ドイツから_e0149587_154166.jpg


彼らはケイリンベルリンという競輪カフェをドイツのベルリンで営んでいます。
競輪マニアな彼らは年に一度は日本に仕入れに来ています。
NJSと名のつく所、自転車のモノで日本にしかないものを探してます。

元メッセンジャー、東京の道も熟知していて、渋谷から、このややこしい路地奥にある千駄木のコゼバッグアトリエまで、大雑把な地図一つでやって来ました。

ケイリンベルリンの二人と私が最初にであったのは写真奥のMOさんが言うには5年前。場所は京都。
東京に出て来てから、「京都が恋しいか?」って会うたびに聞かれます。
そりゃ恋しいさ。そりゃ。。。

時間がたてば場所も環境も変わります。
左のゲーリーはかつて京都で泥酔して、鍵のかかったママチャリにまたがり、全力で踏み込んだ次の瞬間、自分一人が前に吹っ飛び、額から流血していました。
せっかくドイツから来てくれた二人をもてなそうと、近くの酒屋へ誘ったら、「もうビールは辞めたんだ」の一言。
???
あんなに昔飲んでたやん!おでこ切ってたやん!
じゃあ、もらったばっかのエビせんべいとお茶でもどう?と聞くと、
「ゲーリーはベジタリアンやし、俺は魚介類は食べないんだ」。
実に寂しい返事が返って来ました。

なので、おもてなしはやめて、色んな話をしました。
といっても、私の残念な語学力では限界があるのですが。

まあ、そんなこんなで彼らを次の目的地、浅草のパンチサイクルさんまで送り届けて、「また秋に会おう!」と約束をしてサヨナラしたのでした。

そう、コゼバッグ、ドイツのケイリンベルリンでの扱いが始まりました。
ちゃんとしたオーダーシステムも確立していないので、どうなるか分かりませんが、桜が散り始める頃、遠くドイツのベルリンで、コゼバッグが店頭に並びます。
# by cosset-cosset | 2009-03-12 15:21

こういう

情報が入ってくるたびに 悲しい気持ちになるんですよね。


______________________________________________
2009年3月9日(月)17時頃、TRACKHEADSのTHORのチャリが盗難に遭いました。些細な情報でも下記メアドにください。マジで落ち込んでます。

info@trackheads.be



盗難場所:勤務先の専用2Fエレベーターホール内(京都市中京区)

※外からは見えない場所ですので、とっさの盗難ではなく、計画的なものと思われます。

※出入りは誰でも出来ますが、勤務先専用のエレベーターホールですので、基本関係者以外は立ち入りがありません。

※他の従業員自転車(BMX、MTB、ママチャリ)も多数置いていますが、被害は1台のみでした。

※すぐそばにAEROSPOKEのフロントホイールを置いていましたが、手つかずでした。

※施錠は屋内で専用エレベーターホールですので、いつもしておりませんでした。


---------------------------------------------------------------------------------------


フレーム:PELOTON(プロトン)ラグ無しフレーム エンド110mm サイズ520mmくらい

傷:ほぼなし。綺麗なフレームです。新車同様です。

特徴1:シートポストが通常より立っている通称「藤野フレーム」というものです。かなり特徴があります。

特徴2:パーツがもう通常では出回らないものが多いです。リム、クランクが特にレアです。

ステッカー:シートポスト上部に「京都踏切倶楽部」。シートポスト下部に「白黒ゴリラ」。トップチューブ、シート下に黒色「TRACKHEADS NIGHT」。ヘッドパーツ上部に「THOR」。その他「PELOTON」ロゴがクリア塗装の下に数カ所あり。「SHITAMORI」のロゴがチェーンステークリア塗装の下にあり。

フレームカラー:やや青みがかったシルバー

サドル:ロールス黄色

リム:カンパニョーロ アトランタ32H

ハブ:サンツアーシュパーブ 32H(エンド110mmに軸交換)

クランク:カンパニョーロ グランスポルト PCD144 170mm

チェーンリング:SUGINO スーパーマイティー 44T

コグ:SHIMANO デュラエース 16T

ステム:NITTO N65 クリスタル

シートポスト:ITM エアロシートポスト 27.2

ハンドル:写真と異なり、ママチャリ用の無名ハンドルを付けてました。

グリップ:odi 黒

バーエンド:MASH

ペダル:MKS RX-1 黒

トゥークリップ:SOMA

ストラップ:MKS スエード黒

BB:カンパニョーロ

タイヤ:ビットリア前青、後赤
2009年3月9日(月)17時頃、TRACKHEADSのTHORのチャリが盗難に遭いました。些細な情報でも下記メアドにください。マジで落ち込んでます。

info@trackheads.be



盗難場所:勤務先の専用2Fエレベーターホール内(京都市中京区)

※外からは見えない場所ですので、とっさの盗難ではなく、計画的なものと思われます。

※出入りは誰でも出来ますが、勤務先専用のエレベーターホールですので、基本関係者以外は立ち入りがありません。

※他の従業員自転車(BMX、MTB、ママチャリ)も多数置いていますが、被害は1台のみでした。

※すぐそばにAEROSPOKEのフロントホイールを置いていましたが、手つかずでした。

※施錠は屋内で専用エレベーターホールですので、いつもしておりませんでした。


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フレーム:PELOTON(プロトン)ラグ無しフレーム エンド110mm サイズ520mmくらい

傷:ほぼなし。綺麗なフレームです。新車同様です。

特徴1:シートポストが通常より立っている通称「藤野フレーム」というものです。かなり特徴があります。

特徴2:パーツがもう通常では出回らないものが多いです。リム、クランクが特にレアです。

ステッカー:シートポスト上部に「京都踏切倶楽部」。シートポスト下部に「白黒ゴリラ」。トップチューブ、シート下に黒色「TRACKHEADS NIGHT」。ヘッドパーツ上部に「THOR」。その他「PELOTON」ロゴがクリア塗装の下に数カ所あり。「SHITAMORI」のロゴがチェーンステークリア塗装の下にあり。

フレームカラー:やや青みがかったシルバー

サドル:ロールス黄色

リム:カンパニョーロ アトランタ32H

ハブ:サンツアーシュパーブ 32H(エンド110mmに軸交換)

クランク:カンパニョーロ グランスポルト PCD144 170mm

チェーンリング:SUGINO スーパーマイティー 44T

コグ:SHIMANO デュラエース 16T

ステム:NITTO N65 クリスタル

シートポスト:ITM エアロシートポスト 27.2

ハンドル:写真と異なり、ママチャリ用の無名ハンドルを付けてました。

グリップ:odi 黒

バーエンド:MASH

ペダル:MKS RX-1 黒

トゥークリップ:SOMA

ストラップ:MKS スエード黒

BB:カンパニョーロ

タイヤ:ビットリア前青、後赤



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写真など、もっと細かいことはコチラ
なんか、本当に情けない気持ちになるんですよね。盗んだヒトって、どんな気持ちで行動にでてしまうんでしょうね?後ろめたい気持ちがあったら、まっすぐ前を向いてあるけないでしょ?
# by cosset-cosset | 2009-03-10 13:55
事がたくさんあるのです。

そう、半月ほど前に納品された「ペロン」付きのトート型のバッグ。
やってみなけりゃわからない_e0149587_1236132.jpg


思いもしなかった「ペロン」をつけてくれ!というオプションに戸惑いながらも、ステキな感じに仕上げたはず。

が、お直しで戻って来たのです。

最初 お直しの話が出た時に、なんか不備があったんちゃうか?と不安な気持ちでいっぱいになったのですが、よくよく話をしていくと、「ペロン」の付ける側を逆にしてほしいと言うもの。

この「ペロン」はメッセンジャーバッグと同様に、下から自分側に向かって引き上げて使うように、つまり、背負った時に自分側についています。だってその方が中身を取り出しやすいやん。
本当に、純粋にそう思って付けたのですが、実際使ったお客さんは逆の方がいいと言う意見。

週末、持って来てもらいました。
で、お客さんの使い方と、なぜ逆に付けたいのか?お話をじっくりと伺いました。

ふむ なるほどね。

それが私の意見です。
そして、お客さんが近所へお昼ご飯を食べに行っている間にササッとお直しは完了です。

ダイレクトに使い手の意見が聞けて、とても参考になりました。
ちょうど「ペロン」を付けようか迷ってはったお客さんも、前例を聞き、やはり、外側に「ペロン」を付ける選択をしてました。

実用的なモノを作っているにも関わらず、作り手が一人だとどうしても主観的になりがちです。今回のように作り手にとって思いもかけないオプションをオーダーされ、そして、改良を加えて使い手がより使いやすいものに仕上げていく、そういう仕事が理想です。
やってみなければ分からない事もある、そして、使ってみなければ分からない事もある。
それを反映しやすい環境にある、せっかくだから利用してみませんか?

といいながらも、意外と間口は狭く、出来ない事は出来ないとはっきりお断りする事もありますが、、、、



そう、今朝 家の外の茂みからウグイスのなく声が聞こえて来ました。
あまりにも上手に鳴いていたのでご近所さんが風情を出すためにデモテープを流してたのかもしれませんが、とにかく、朝春の気配を感じたのです。
# by cosset-cosset | 2009-03-09 12:53

職人仕事

先日お願いしたスツールを持って来てもらいました。
「はやっ!」と思われた方、そう。早いんです。
なぜならば、スツールというのは、作るのがとても大変で、気持ちがまとまったら勢いよく一気に作り上げるものなのだそうです。いい木を見極めて仕入れ、そこから足になる部分、お尻にあたる部分を削りだし、その木の特徴や木目をいかすような丸みなどを作り出し、スツールに仕上げていくのだそう。だから、相当なエネルギーを要すると言ってました。
なので、ワタシは彼の作品の一つを購入したのです。
一つ一つ売れていくたびに彼は「焦る」と言っていました。
彼のふんわりした雰囲気と、べたべたな京都ことばのなまりが心の疲れをゆっくりとほぐし、彼の作り上げたスツールに座る度、温かな気持ちになります。

そんなCampの岩滝くんがつくるスツールは
職人仕事_e0149587_918568.jpg


コレです。
悩みに悩んだ木の材質はウォールナットとタモ。敢えてお揃いではなく、違う木にしました。
アトリエの雰囲気にぴったりです。そして、時を経るごとに味が出てくるそうです。

そして、裏には
職人仕事_e0149587_9204819.jpg

焼き印が。
コレでcampが作った物と分かります。

そうじゃなくても、この写真をみれば分かるのですが、彼の作るスツールは「三つ足」です。
なので、コゼバッグのアトリエは多少床が傾いているのですが、三つ足なので、常に平行が出ているので、イスがカタカタいいません。
この「三つ足」である訳をcamp岩滝君はとても丁寧に教えてくれました。

いい仕事をしているヒトは目の輝きが違う。岩滝君はきれいな目をしています。
職人仕事、あっぱれです。
# by cosset-cosset | 2009-03-08 09:31

今週は雨ばかり

ですが、定休日は奇跡的に晴れ、花粉を大量に浴びながらお出かけです。

第一目的はスツール選び。
既にアトリエに来てくださった方は経験済みだと思いますが、コゼバッグのアトリエ、土禁です。
お話をするときは、床に座布団を敷くか、脚立に座布団を乗せて座ってもらうかどちらかです。
前々からcampの岩滝君にスツールを頼もう頼もうと思いつつ、数ヶ月。先日意を決して注文するわと連絡すると、ちょうど日暮里へ出てくる用事があるというので、アトリエに来てもらい、アトリエに似合うスツールの相談をしていました。
でも、でも、話を聞いて、写真を見ても、木の材質だけは分からない。岩滝君が「柔らかい雰囲気」とか、「しっかりした感じ」とか、教えてくれるのですが、数種類ある材木から選ぶのは、素人には無理!
なので、休みの日、サイクリングがてら彼のアトリエにお邪魔しました。
今週は雨ばかり_e0149587_9505278.jpg


一階のガレージ部分に工作機械を設置し、2階をぬいぐるみ作家であるユーヤくんと共同アトリエとし、
今週は雨ばかり_e0149587_952472.jpg

予約をすれば、実際にスツールを座って触って選べます。
高さはどうするか、三つ足にするか、四つ足にするか、足の間にステンレスの補強材を入れるか、木の材質はどうするか?などなど。
迷いに迷って選んできました。
納品がとても楽しみです。

ヒトにモノをオーダーするのって、こんなにもドキドキわくわくするものかと初めて経験しました。選択肢があっても、どれを選んだらいいのか分からないし、分かっても選べないし。
実際使う所を想像したり、出来上がるのを待ちわびたり。
コゼバッグを注文するヒトもこんな気持ちなんだろうと思います。



そして、第2目的は、シングルスピードマウンテンバイク。
前の休みに山へマウンテンバイクに連れて行ってくれた友人は、ワタシのあまりのヘッポコさに、逆にショックを受け、次は平らなオフロードを楽しもうと、シングルスピード(変速なし)のマウンテンバイクを貸してくれ、多摩川へ行きました。
東京の地理に疎いので、どのくらいの距離を走っていたのか分からないですが、午後のぽかぽかした陽気と、花粉症対策の薬のせいで、自転車に乗りながら、「楽しい楽しい」と笑いつつも、眠気が強くなり、途中の公園でレジャーシートを敷いて、お昼寝。
ピクニック感覚で、こんな休みを過ごすのもいいなあと。
肝心のシングルスピードのマウンテンバイクは、楽しかった。



そろそろ家へ帰ろうかといいながら、夕日を見ようと友人宅のあるマンションの屋上へお邪魔。屋上で同じマンションの住人で、ジュエリーデザイナーのavm(アーム)方に会い、ちゃっかりお部屋へお邪魔し、彼の作り出すアクセサリーを見せてもらいました。
指輪一つの中に、壮大なる宇宙が広がってました。
モノを作る上で大切な物を彼は言葉以上に彼の雰囲気から出していました。

気づけば、今日は自転車に乗りながら、何かを作り出す人たちに会った一日でした。
スツールを作るヒト、ぬいぐるみを作るヒト、巣箱やテーブルを作るヒト、ジュエリーを作るヒト。そして、自転車に乗って豊かな気持になることを教えてくれるヒト。


いい出会いは実はすぐそこにある事を感じた一日でした。
# by cosset-cosset | 2009-03-06 10:14