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山とおじさん。

今年度は特に自転車に乗るには微妙な隙間時間を利用してせっせと山を歩いています。
特に大学で1コマ目を授業受けて10-8お迎えまでの90分。微妙すぎる。でも外へ出たい。そんなことから山歩き。
一学期に大学裏山にある地図に載るメジャーな道もマイナーな道も歩き尽くしたので、だいたい90分ならどのコースを辿ればちょうどくらいかはわかるようになりました。
が、トラップはたくさん。
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気持ち良い沢沿いには野鳥がたくさんで、そんなんを見つけて愛でてると登りで温まった体が冷え込むことも。
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そして、殺戮現場を見つけては現場検証。
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綺麗すぎるぜ、アオバト。
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強烈なタヌキ臭に包まれ、”どこや?”と探すも見つからず。
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雨上がりなので、ぬかるみに残るいろんな足跡を見てると真面目に歩いてちょうどのコース。90分なんてあっという間にタイムオーバーし兼ねません。
なので、後半3割は走るハメに。
急ごう、そう思って小走りで山を駆けているとT字路でポツンと立つおじさん一人。
”こんにちわ”と声をかけました。

おじさん(以下お)”すみません、今来はった道で誰かに会いました?”
ワタシ(以下ワ)”今日は雨上がりやし誰にもあってませんね”
お”あの、私は今どこにいるんでしょうか。地図をこんだけ用意してきたのにわからなくなりました。山歩き、2回目なんですよ。”

なんか危険な匂いがします。10-8お迎えタイムリミットまであと16分の話です。
ワ”まあ、確かに地図ではわかりにくい場所ですけど、この辺ですよ”
お”私、今めちゃくちゃ怖いんですよ。クマ大丈夫ですかね?静かすぎて怖いんですよ”
ワ”まあ、ここはメジャーなハイキングコースですし、クマは今冬眠中ですから大丈夫と思いますよ。ワタシ、山にまあまあ入りますけどクマ見たことないですし。(と言いながら、こんなのはタイミングの問題でビギナーズラックというものもあるしな、と思ったけど黙ってました)”
お”私、この先一人で大丈夫と思います?”
ワ”そんなん知らないですけれど、地図持ってはるし大丈夫でしょう”
お”でも、怖いんですよ。引き返そうかと思ってるんですよ。ところであなたはどちらへ行かれるんですか?”
ワ”ワタシはこっちへ行きます”
お”地図だとどの道ですか?”
ワ”地図には載ってない道です。子どもを迎えに行かなくちゃいけないので。大学まで直結してる地図に載ってない道です”
お”もう、一人は怖いのであなたについて行っていいですか?”
ワ”え?いいですけど、ワタシ走りますよ。もう時間ギリギリなんで”
お”ついていけないと思います。どうしましょう。。。。”
ワ”OK。じゃ、この今いるポイントの次の分岐ポイントまで案内します。ちょっと急いでるんでしっかりついてきてください”

と、大学とは反対方向に向かっておじさんを案内。そして数分後
ワ”今いるココがこの地図でこのポイントですから。あとは足元しっかり見て踏み跡から外れないようにすれば前に進めますよ。迷うこともないと思います。せっかくのハイキング楽しんでくださいね。”
お”不安すぎます。多分あなたが行ってしまったらワタシは引き返すと思います。でも、とりあえずありがとうございました”

とおじさんに背を向けた瞬間から全速力で大学に向かって走りました。
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こんなに住宅地に近い山道で道を聞かれるとは思ってなかった。
さらに怖いとか言われても、正直どうしようもない。
山が静かすぎるとか言われても、山は静かさが売りな気もする。(山が人の声でうるさかったら最悪ですね)
でも、おじさんの不安はわからなくはない。だからワタシは山を指差して”あの辺”と指せる山にしか入らないし、最近ではiPhoneを持ってGPSに頼ることもある。そして最終は自分の”カン”が一番だと思うからカンを養うべくせっせと山に入るのです。
全力で山を駆けながらおじさんが無事に前に進めたか、きた道を戻る勇退の道をとったかとても気になりましたが、そんなことよりお迎えです。
なんとかギリギリ間に合いました。

久しぶりに山を全力で走ったおかげで今日は筋肉痛がひどいです。
山が不安なら、なるべく一人で歩くのはやめたほうがいいかもね、とおじさんとのやりとりを振り返って思いました。
大文字山でも遭難が年に数回はあるようですし、無理はしないが一番です。





# by cosset-cosset | 2019-01-11 04:39
長いと思った冬休みも、東京遠征から始まってその片付けと疲れを取るのに年内いっぱい時間がかかってしまい、なんだか実質冬休みなんて一瞬だったな(それでもお勤めの人に比べれば随分と長いような、、、でも個人経営はずっと仕事と言ってしまえばそれまで)と思ったのですが、カメラロールを振り返ると、まあまあ充実した休みだったようです。
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スッキリ晴れたお正月。けれど我が家から一山越えればずっと時雨れてて雨だか雪だかみぞれが降ってて、地面にも雪が。
峠の入り口でソウシチョウを見つけテンションが上がり、林道でヤマドリがもったりボディを震わせ全力で逃げてった。そんな鳥好きにはたまらないライドだった走り初め。
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走り続けるほどに記憶にないくらいマウンテンバイクには乗ってないらしい、と気づきました。えげつないほどホコリだらけの愛車。払っても払いきれないホコリと一緒に山を登って下りました。
9月の台風で山が荒れたとかいうのも、自分のテリトリーなのにマウンテンバイクのコースはチェックしてなかった、らしい。多分それだけ乗ってなかった、ということでしょう。
途中とんでもない担ぎに見舞われたものの、
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40手前にしていよいよこの鉄の塊のマウンテンバイクを担ぎあげる体力がなくなってきたと実感。
ロードは、買い換えようとかああしたいこうしたいとか希望があるけれど、マウンテンバイクに望むものがこれと言ってないままこのトレイルヘッドに跨って10年。多少以上重たいのがかなりネックになってきましたが、それ以外は特に何も不満もない。29インチもファットタイヤも自分にはいらないし、今のマウンテンバイク市場がどうなってるのかボチボチ40の王台乗る前にアンテナを張ったほうがいいのかもしれない、と思うほど担ぎ上げられなくなりました。
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まあ、そうは言ってもケチだしまだ乗れるし担ぐコースを選ばなければ(そんな担ぎなしコースがこの京都のワタシのエリア内に存在するのか不明)まだまだ乗りたい鉄の塊。
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どうなることやら。
この色の散弾銃の弾は見たことがなく、もちろんお持ち帰りです。いつもは緑とか青とかビニール感満載なのに、このゴージャス感。

さて。カメラロールを見ていると、
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ワタシがゴマフアザラシを撫でている写真が出てきました。
抜群に楽しかった。
ぱんぱん!って弾けそうなむっちりボディ。
動物園も水族館も、我が家では子どもよりワタシの方が楽しんでる。
まあ、山でも同じです。タヌキのトイレを見つけて喜び、鳥の羽を拾って喜んで。見たい知りたい触りたい(でも噛まれたくない)。
今年は10-8が年長になる年です。ということは、市内東側エリアの探索も最後になるでしょう。(マメな性格じゃないので、10-8卒業後に東側エリアにパトロールに出かけられる気がしないのです)
日々優先すべきこと、今しかできないこと、今やるべきこと、後からでもできること、その選択の日々ですが、今年はちょっとリストの上に上がってくるものが例年とは違う予感がします。コゼバッグの製作も、ちょっと一味違うものになる予感。
今年は始まったばかりですが、楽しみなことが盛りだくさんです。
どうぞ今年も気にかけていただければ幸いです。




# by cosset-cosset | 2019-01-07 05:29

今年最後の。

今年最後の投稿となりました。
みなさん、良い年末をお過ごしですか?
我々は(というよりワタシは)ようやく東京遠征の疲れも抜け、夜もゆっくりぐっすり眠れるようになりました。

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テレビがないので普段はテレビを見ないのですが、遠征中旅館で見た天皇陛下のお誕生日コメントがやたらと胸にグッときて(そして勝手に涙した)平成最後を意識しました。

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一つの時代とは、やっぱり時代であってそれが終わる、というのは一つの区切りでもあるのでしょう。
陛下の”平成の時代が戦争のない時代で、、”云々のくだりでグッときました。


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ワタシの世代であっても、案外昭和の時代にあった大戦の傷を引きずっているものです。(ワタシ的にも家族間でそれを負の遺産だと意識することが多々あります)
なので、平成の時代に戦争がなくて本当に良かった。
来年からも青い空がずっと見られますように。
そしてご飯を美味しく食べられますように。


2018年 今年もたくさんの方に支えていただき無事コゼバッグを続けることができました。ありがとうございました。
また来年もどうぞご贔屓に。
とても寒いこの季節。風邪などひかぬよう気をつけてみなさん良い年をお迎えください。







# by cosset-cosset | 2018-12-31 05:50

謝。

日が空いてしまいましたが、21日から3日間東京谷中で開催した東京展示受注会にお越しいただいた皆様、そして気にかけてくれた皆様、ありがとうございました。
コゼバッグは”自転車”と”シンプルな普段使い”がキーワードのバッグ屋です。
3日間でよくもまあ、二つのキーワードを元にした注文がこれだけたくさんくるものだな、と京都のアトリエでは感じ得ない感想が正直なところです。
コゼバッグは10年。
ずっと一人でやってますが、お客さんの”こういう風にできますか?”と言っていただけるイメージを形にすることで鍛えられて今があります。10年前にはできなかったことも、形にできなかったイメージも今なら形にできるようになりました。(”シンプルな普段使い”という点でプロダクト自体には反映されてないことも、カスタムオーダーという形で具現化できることはたくさんあります)お客さんに支えられて、お客さんに育ててもらって今がある、そう感じています。

それにしてもくたびれました。
コゼバッグが10年、ということはワタシも10年歳をとったということです。
普段あまり喋らない分、3日間も喋って笑って頭使って。
そして、これからが勝負です。
いただいたオーダーを確実に正確に丁寧に形にしていきます。
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そして、東京滞在中はいつもより就寝時間が遅いにも関わらずワタシの起床時間は普段と変わらずで、朝、することがないのでひたすら散歩をしてました。

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東京は京都よりもはるかに新旧入り乱れて建物が建ち、どんなところにも人の住んでる場所があって、早朝にも関わらず至る所で行列ができていて、朝散歩が本当に面白かった。(そしてなんの行列かわからなかったらツイッターで検索すると大概出てくるのも面白かった)
住んでた時には楽しさなんて微塵も感じなかった東京ですが、改めて歩いてみると面白い。
そんな東京はまた来年です。


# by cosset-cosset | 2018-12-26 05:01

記念品を。

ギリギリ間に合いました。
いつか作ってみたいな、と思ってたものです。
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過去にやんちゃした際みなさんの参加費で盛大にオリジナル手ぬぐいを作ったことが記憶に鮮明に残りますが、手ぬぐいというのはなかなか捨てがたく、さらに人からいただいたりして使ってないストックが個人的に山ほどあるので、いつか作ってみたかったコチラは、
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超シンプルな温泉タオルです。


我が家の愛する銭湯の昔ながらの鏡広告を意識した、なんの変哲も無い温泉タオル。

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もちろん日本製です。
どん!と一箱届きました。
しつこいですが、年が明けて1月11日にコゼバッグは10周年を迎えます。
せっかくやし特別なプリント柄の帆布を作ってバッグを作ろうかな、と思ったりもしたのですが、消え物に近い記念品の方が感謝を伝えやすいかな、と思って温泉タオルにしました。
一年くらいはみなさんの手足を拭いて、そろそろくたびれてきたな、という頃にはウエスや雑巾にしていただければ本望です。

21日からの東京展示受注会にも持っていきます。
”ただほど怖いものはない”と思ってるので、配布制ではなくオーダーなり商品のお買い上げをいただいたお客様にお渡ししようと思います。
もちろん東京の展示受注会だけじゃなく、年が明けてアトリエでもコゼバッグの通信販売でもお買い上げいただければ差し上げます。
なかなか自転車業界、アパレル業界で”温泉タオル”ってないですからね。(お金のあるところはもっと凝ったノベルティですし、ないところもありますし、ワタシのようなハンドメイド系だと手作りのノベルティですしね)
レアなんじゃないかと思います。
アラフォー女子には(少なくともワタシと紙物デザインを担当してくれてるMちゃんにとっては)心にズバン!とくるアイテムです。

もし次の10年が終わる頃までコゼバッグがあれば、また何かその時にこれやと思ったものを作るかもしれませんが、タオルはこれっきりでしょう。

まずは明日からの東京展示受注会で。




# by cosset-cosset | 2018-12-20 05:02