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この間来てくれたお客さんが”SサイズかMサイズか迷ってて、現物をみて決めようと思ってきました”とおっしゃいました。
使い勝手の良い小回りの効くSサイズ。
日常使いに心配のない安心のMサイズ。
どちらも非常にいいサイズ感です。が、しかし。アトリエには”中間サイズ”というのがあって、あんまり比較して公にしたことはなかったな、と思って、そのお客さんが来てくれた際に色々出したついでに写真をちゃんと撮りました。

A トート型メッセンジャーSサイズ
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B トート型メッセンジャーSサイズ プラス 高さ10cm
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C トート型メッセンジャーSサイズとMサイズの中間サイズ 
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D トート型メッセンジャーMサイズ
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と、正面で見るとSサイズからMサイズへ、ちょっとずつ違いがあります。

A トート型メッセンジャーSサイズ
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B トート型メッセンジャーSサイズ プラス 高さ10cm
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B トート型メッセンジャーSサイズ プラス 高さ10cm
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D トート型メッセンジャーMサイズ
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どのサイズも使い勝手が良いのですが、Mサイズは電車移動の多い方にはバッグの幅がシートに座った際に自分の見幅より広くなるのでちょっと、、、とかワタシの場合はトート型Sサイズプラス高さ10cmは背負った時にバッグの底角がちょうどお尻に当たるのがとても気になります。でもそれは個人差。体格の違いもありますし、入れるものの目安もヒトによって違います。仕事で使う想定の方はMサイズに高さを3cm足してA4用紙を挟む大型バインダーを収納しやすくしてますし、それを縦に収納するイメージだとSサイズプラス高さ10cmに落ち着きます。
肝心の自転車に乗る際の背負い心地に関してはMサイズが圧勝かと思います。
マチさえSサイズかMサイズか、はたまたLサイズかに決めていただければ縦横のオーダーは(有料ですが)自在に変更可能です。
上記の4例はあくまで参考に。

春めくこの頃。サイクリングのお供にコゼバッグを、とお考えの方の参考になれば。
(と言いながら、今オーダーいただいても完成するのは京都の桜の季節を過ぎた頃ですが、、、)




# by cosset-cosset | 2019-03-11 05:14

雨の日には。

三寒四温で雨が降っては少しずつ暖かくなる3月上旬。
今日はターポリンのお話を。

コゼバッグは自転車に乗るためのバッグを作るバッグ屋です。
自転車に乗って出かけた先では雨が降ることも当然可能性としてはある訳です。もちろん、メッセンジャーバッグを使うメッセンジャーの仕事は雨でも晴れでも雪でもデリバリーの仕事があれば当然メッセンジャーバッグに荷物を入れてデリバリーするのが仕事です。
メッセンジャーバッグから始まったコゼバッグですから、ターポリンも扱います。

今回はバッグに使わないターポリンの事例です。
ターポリンは主にトラックの幌であるとか店舗の軒などのオーニング材として使われます。もちろん防水で丈夫。繊維を樹脂で挟んであるようなイメージです。
コゼバッグでは現にメーカーからコゼバッグ的規模でも仕入れさせてもらえるような仕入先を紹介してもらってターポリンを仕入れてますが、そこは店舗のオーニングも作っている会社です。

最近。
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自転車置き場を作ったから雨よけを作りたいと依頼があって、ターポリンを裁断して端の処理をしたものを収めました。
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ハトメの加工は現場合わせで。
(それも(多分)水道管に留めてるあたりの雑さがチャーミング)

我が家の外置きSURLYたちは軒下にありますが、バイクタワーの上のSURLYはなんとか雨から守られてますが、下のロングテールは軒だけでは雨を避けきれず(できれば軒をもう50cm伸ばせたら、と思うけれど、路地は共用部分なのでできない。。。)うちもこういうカバーをつけたい、と思いながらも早数年経ってますが、こういう雨避けもいいですよね。

ターポリンをカットして四辺を縫うだけなので値段もお手頃。ブルーシートをかけるよりかはマシなものが出来上がります。

もう一つ。
一昨年だったか、東京でヒョウが降ったらしいあくる日。
コゼバッグが東京で展示受注会をさせてもらってる古美術上田の社長から、”路地の入り口のマロの表のテントがヒョウで穴が空いたからターポリンを送ってくれ”と電話がありました。
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展示受注会の時には路地の入り口をざわつかせて、毎年看板もマロの大将の好意で置かせてもらってるので、ターポリンを裁断して送りました。
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この看板の下に立って上を見上げると、みなさんのバッグにも使われている見慣れたターポリンの色が現れるはずです。
ヒョウで穴のあいた生地の上にウチから送ったターポリンが貼ってあります。


ターポリンのバッグ以外の使い道。というか、もしかすると本来の使い方。
そんなこともできますよ、ということで。



# by cosset-cosset | 2019-03-07 04:52

カチカチ。

作り手の思惑と当初の策略が大きく(もちろんいい意味で)裏切られているコゼエプロン。
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サンプル生地を見て、サンプルバッグを見て、”この生地で作って欲しい”と言われたのがパラフィン樹脂加工された9号帆布。
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コゼバッグでバッグに使うアウターのファブリックは
*8号帆布
*パラフィン樹脂加工(防水加工)された9号帆布
*コーデュラ
の三種類があります。
8号帆布は色数が多いのが特徴。問屋さんから発送された段階では”撥水加工”されてるものの、メッセンジャーバッグなどインナーターポリンと合わせた場合濡れて乾いてを繰り返すと帆布だけ縮みが生じてしまうので、バッグに仕立てる前に洗い加工済み。なので撥水加工は取れています。
そしてパラフィン樹脂加工された9号帆布はロウビキ帆布とも言われる帆布で、樹脂が繊維に染み込ませてあるので繊維が水を弾きます。9号ですが生地のしっかり感は8号帆布より丈夫に感じられますが、ターポリンと合わせて使うのには不向きなため、フレームバッグやパニアバッグの一枚仕立てのバッグに向いています。色数が少ないのがウィークポイント。
コーデュラは、アメリカ発の丈夫さが売りのファブリックです。米軍御用達の厚みのものから普通ミシンでも縫えそうな厚みのものまで色々ありますがコゼバッグではコゼバッグに適したほどほどの強度のものを使っています。あまり強いコーデュラを使うとバッグと背中の摩擦で繊細な上着や柔らかいTシャツなど洋服の生地を傷めてしまう可能性があるからです。昨秋に色数が減ったと仕入先から連絡がありましたが、減った分渋目のアメリカっぽくない(ワタシ好みの)新色が追加されました。コゼバッグではメーカーが作らなくなった色も在庫してますが、新色の中からまだどの色をラインナップするか悩み中。


とまあ、アウター素材だけでこれだけの選択肢があるのですが、エプロンに使うのに向いてるな(そして売れるといいな)と思ったのは8号帆布。色数も多いですし。
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でもお客さんが迷いなくパッと選んだのはパラフィン樹脂加工された9号。
正直まじか!と思いました。
でも、色々知識あるお客さんが選んだのだから、と思って
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作りましたが、まあ、硬かった。
硬かった。
固かった。
とにかくカタカッタ。
8号帆布なら難なく縫える数枚折り重ねた箇所も全然針が入らないくらい固かった。(と言いながらもちゃんと縫ってますよ)

でも、使い込むほどに馴染んでチョークマークついて、それでパラフィン樹脂がとれて、、、って考えると経年変化だけは8号帆布には負けませんので、どんなになったか今後が楽しみ。今後って言っても来年再来年じゃなくて5年後や10年後とかの話になると思いますが。
ちなみに、うちのポストは京都的よくある布製ポストです。東山にある某帆布メーカーのものがよく玄関先にぶら下がってるのを見てああいうのが欲しいな、と思って作りました。軒下ですが吹き込む風雨にさらされ、暑いときは柔らかく、雨が降ると湿気を含むためカチカチに。多分6〜7年は使ってると思いますが、まだまだ現役。もちろんエプロンとは比較できませんし、パニアのように自転車に取り付けられるバッグとも比べられませんが、まあ、とにかく、どんな布地でもオーダーがあれば作りますよ、って話です。


# by cosset-cosset | 2019-03-04 04:53
お客さんから、なかなかな無茶振りをされて、やったことないことを形にすることになりました。
色々考えて、お客さんとお会いした後もメールのやり取りをして、ある程度形にできる見込みがでてきて、でも一つネックなことが。
”使ったことがないから作る手順もわからないし、いざ作ってみて使い勝手がいいかわからない”

もちろん使い勝手はお客さんが判断することですが、作り方のイメージや使い勝手のイメージなどお客さんのバッグでぶっつけ本番はやっぱり良くないので、まずは自分のバッグで作り方、使い勝手を確かめなくては。
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愛用するコゼバッグトート型メッセンジャーSサイズとMサイズの間の大きさ。
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ワタシが背負うとこんな感じになるのですが、
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バッグの口は”ペロン”と”カチッと”で閉じます。
それを、一回ショルダーベルトの縫い目を解いてバッグの口も解いて、
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ファスナー、それもバッグのマチまでしっかり覆って、ボールペン一本もポロっと落っこちる心配のない仕様です。
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もちろんダブルファスナーで。
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まだ加工して数日しか経ってないのですが、使い勝手に関しては、正直よくわからない。今までなんでもパッパパッパと放り込んでパッと取り出してたものが”ファスナーを開ける”というワンクッションが加わったことで、今までのコゼバッグ的”ざっくり感”がなくなってしまいました。
そして、ファスナーの耳をコーデュラの紺色で作ったのもよくなかったらしい。ただでさえ暗い所で目が見えにくくなってるこの頃。入口が暗くなったことでいくらインナーが明るいオレンジでもモノがパッと探して取り出せない。
でも、確定申告を終え、街へでたら外国人だらけ。平日とは思えないほどの混雑っぷりの四条通り。そこでは今までになく安心して背負えました。

コゼバッグでは今まではマチを閉じるファスナーはやってきませんでした。
というのも、マチがたっぷりあるからこそトート。ざっくりたっぷり容量で使えると思ってたので。
ただ、今回マチを覆うファスナーをつけてみて、これはこれでアリだなと思い始めました。
人混みでごった返す街中や電車内では絶対に安全ですし、ペロンや今までのファスナーの取り付け方ではどうしてもうっかり靴紐でも結ぼうと屈んだ時にポロっと中身が落っこちる心配もありました。

使い勝手は人それぞれなので、ペロンの有無、ファスナーの有無などオーダーの選択肢が増えるのはいいことかもしれません。
ただ、このマチを覆うファスナーをつけるには、ショルダーベルトの縫い付け手順がこれまで通りにはいかないので、若干強度が弱ります。この若干弱る強度が耐用年数に影響するか如何に関しては、ワタシが今後自分で実験していかなくてはいけない課題です。
そして、止水ファスナーはつけないことにしました。
コゼバッグは縫製しかできません。止水ファスナーを”縫うこと”によって針穴で小さな穴があき”完全防水”だと勘違いして中をジワリと濡らすのも良くないなと思うので。
ファスナーの耳をターポリンにして、今までのペロン的な雨よけ程度には使えると思います。


ということで、業務連絡。
東京のHさん、こんな感じのファスナーになりそうです。

# by cosset-cosset | 2019-02-28 04:51

未来化電動化。

ロングテールバイク愛用歴11年目。
”持っていい自転車が一台だけって言われたら何を選ぶ?”と名古屋のC店のT社長に尋ねられた時に真っ先に”ロングテールバイク”と答え、”そんなに好き何かよ”と失笑されたことが忘れられないくらい、ワタシは最後の一台となったらロングテールバイクを選びます。
だって、街はもちろん、山も(かなり道は選ぶけれど)行けるから。
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まっすぐなダブルトラックはもちろん、ワタシはシングルトラックはいけないけれど、その気になればいける気がする。
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後ろが重量級なおかげで、体重移動が下手でもヒヤリハットすることなく下れちゃう魅惑の乗り物。
ただ、その”重量”がネックとなるのは登り。
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下りを楽しむまでの登りの道のりが、正直地獄である。

土曜日、久しぶりにSURLY本国のサイトを見てみると、なんと!Big Easyと言う電動ロングテールバイクが登場したではないか!
ロングテールバイクにも色々あって、ワタシがこのオレンジ色を手に入れた時は、頑なに”1×1のフレームにフリーラディカルキット”にかなりこだわっていたものの、20kgの子供を毎日のせ、時に山に入る生活をしているとどうしても自分と後ろの”タイムラグ”(いわゆる”捩れ”)が気になるようになりました。その”タイムラグ”が遠くない将来フレームもしくはフリーラディカルキットとの接続部分に大きなダメージを与えるんだろうな、と思うのだけれど、まだ乗れるのでbigDummyに買い換える予定もない。(余談ですが、よくワタシの自転車もbigDummyと間違われますが違います。BigDummyはフレームとフリーラディカルキットが最初っから一つに溶接された状態なので、多分ワタシが重たいものを乗せて走る時に感じる”タイムラグ”は感じにくい構造になってるんだろうな、と推測されます)でも、遠くない将来今のオレンジ色がダメになった場合どうしようかね、と考えることは時々あります。それが電動になったら、もうワタシは無敵じゃないか!、と思うわけです。

40歳に手が届くようになり、体力の低下をしみじみ感じるこの頃。
でも今はまだ力の限り抵抗を試みています。
でもロングテールで峠は登れない。。。
そんな時に電動ロングテールの登場を知り、5000ドル、日本円に換算すると、、、、高い、とても高い。でも車を買うこと思ったら(だってオレンジ色のロングテールバイクの時も定価見て腰抜かしかけた)60万くらい安いかも。
なんて頭で算段。
そして、日本代理店であるモトクロスインターナショナルのサイトを見てみると、、、電動ロングテールバイクは日本では発売されないようです。。。なんてこった。(多分道路交通法に関する何かがあるのでしょうね)
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電動アシストのママチャリが昔は高かったのに今はだいぶお手ごろになりました。
自分がそう言う世代だからだと思うのですが、”お母さん”の数だけ電動アシストママチャリが売れてると思うと、この10年くらいの電動アシストママチャリのマーケットというのは想像に易いものがあります。
ワタシも50歳位になったらロードにも電動アシストをつけたいと思ってますが、10年先は自転車業界もどうなってるのかわからない。今はアシストつけても時速30kmで制限がかかるとか聞きますが、ワタシは歳をとって動体視力も微妙になる頃には下りで時速30kmも出せば十分だろうと思ってるので、あと10年の電動アシスト自転車の発展に期待するばかり。

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電動アシストをつけたロングテールバイクは間違いなく羽の生えた乗り物になるに決まってる。
そう思いながら日曜日の早朝は山を越え、畦を走り野菜を買い求めるのです。


23日土曜日の夕刊一面記事は”タンデム自転車 京滋を疾走”でした。
タンデム自転車が夕刊一面を飾る日が来るなんて10年前には絶対になかったし、誌面をみると公道をタンデム車が走ることができるのは全国でも23府県にとどまっています。ちなみに、タンデム自転車が公道を走れるようになったのは2008年7月から。兵庫県が始まりだそうです。京都は2015年11月から。その歩みを見ると、ワタシが50歳になる頃には電動ロングテールが公道を走ることができるようになっててもおかしくないかな、と思ったり。


# by cosset-cosset | 2019-02-25 04:38