Cosset-Bags


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マジカルツール。

京都市内、爆発的にゲストハウスが増えていますが、我が町内も同様で、同時期にゲストハウスとほぼ外国人向けのキッチン付きホテルができました。ほぼ横並び。方や一泊2000円から。方や一泊6000円から。どちらも客層が異なって見てて面白いのですが、何より安い方のゲストハウスに泊りにくる人が、言葉が雑ですが、まあまあヤバイ。
先日、面白い自転車が表に止まってました。
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パッと見、リカンベント。
1日目は”リカンベントで来はったんやな”くらいで通り過ぎたのですが、次の日に良く見てみると、リカンベントにチャイルドシートがくっついているのです。子ども用ヘルメットも。で、リカンベントのパーツは全然高級でもなく、ワタシが言うのもなんですが、汚い。
まじか!と思ったのはいうまでもありません。
それから毎日このゲストハウスの前を通って”今日もまだ泊まってる!”と10-8と歓喜しては持ち主と接触のタイミングを図ったのですが、なかなか会えず。

焦りすぎてゲストハウスに突入し、オーナーさんに話を聞くと、
*ファミリーで来ている。
*ドイツ人である。
*延泊している。
この三つを聞くことができました。


ますます興味が。
そうこうしてる間に梅雨に入ってしまい、でも表に泊まるリカンベント。
小雨降る夕方、我々の帰宅時にようやく会えました。
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ワタシ:おお!どんな人がこの素晴らしい自転車に乗ってるのか会ってみたかったんだよ。ようやく会えて嬉しいよ。
ドイツ人:君達も似たような自転車だけれど、自分で作ったのかい?
ワタシ:まあ、そんなところだけれど。。。ところで、その自転車はどうやって日本に持って来たの?
ドイツ人:バラしてダンボール3箱に詰めて飛行機で持って来たよ。まず、沖縄の那覇に入って、それからフェリーで大分。九州を回ってまたフェリーに乗って大阪から京都に来たよ。これから境港に行って、フェリーでロシアに行く。
ワタシ:まじ?ロシア?もう夕方だけれど境港、まあまあ遠いよ。
ドイツ人:大丈夫。日本はいい国だね。
ワタシ:ところでお姉ちゃん、シートベルトしてないけど大丈夫?
ドイツ人:(お父さん以外英語喋れないからお父さん代弁)シートベルト嫌いだって。
ワタシ:気をつけてね。良い旅を!

出発のタイミングに見事出会えたことに感謝!
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お母さん、抱っこでリカンベント運転して境港へ出発しました。
ビニールがたくさん引っかかってるところに、赤ちゃんが乗るシートがあるけれど、ぐずってるから抱っこで出発。
二人乗りのリカンベントで3ヶ月の家族旅行。
”君達もせっかくいい自転車(オレンジ色のエクストラサイクル)があるんだから、旅をすべきだよ”

世界は広い。
自転車ってだけで拙い英語を駆使して話しかけたくなるこのマジカルツール。
調べてみると、本当に境港からロシアに定期的にフェリーが出てて日本から3日後にロシアに着くらしい。
一つ賢くなった。
そもそも、日本人てファミリーでゲストハウスに泊まるって概念がないけれど、このゲストハウスはまあまあ外国人の子どもも泊まりにきてて、子どもの姿をみるたびに自分の考えの狭さを痛感させられるのです。

このドイツ人家族、そろそろロシアについただろうか。
多分まだ日本の山陰におるやろな。山陰もいいところだから。




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# by cosset-cosset | 2018-06-14 05:03

ワタシのヒラメキ。

コゼバッグはカバン屋ですが、”縫うてくれ”と言われれば、縫えるものなら何でも縫う縫製屋でもあります。
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京都と東京、親子でヤイヤイと話し合ってもらった末に決まった形を裁断して縫います。
アトリエが狭すぎるので作業の一つ一つを丁寧にやらないと、まっすぐ縫うのが難しい大きさ。待ち針とクリップ総出で出来上がったのは、ショーケースカバー。

そして、それを仕上げる最中に突如降りてきたハンドルバッグのアイデア。
忘れないうちにショーケースカバーを作り終えたらそのまま試作へ。
最後に試作したときに作った型紙に書かれた日付は8月5日。約一年寝かせてました。そして、寝かせてた時間が長い分、フと閃いてからの手は早く、小一時間で思った形が出来上がりました。
あとはテストテスト。

と思って日曜日の朝。
犬の散歩へ行き、家事を済ませ、ジャージに着替えさあ!というところで、雨。
梅雨っぽい湿った空。一日中雨がポツポツ降ったり曇ったり。
若ければ土砂降りじゃないし、と出かけるところですが、いまのワタシは風邪を引いたらなかなか治らない面倒な体なので、テストライドより健康と安全を選び、10-8とバスに乗り街へ浴衣を買いに行きました。言ってる間に祇園祭になります。4月以降毎月2cmずつ背が伸びてる驚異的な成長を見せる10-8。
ピンクちゃんを選ぶのかと思いきや、親の予想を(いい意味で)裏切る柄を選んでました。
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アイデアは、寝かせればいいものが降ってくることがある。(降ってこないこともあるし、降ってくるまで待てないこともあるけれど)
子どもは、寝かせれば大きくなる。(寝かせなくても大きくなるかもしれませんが、ワタシは成長ホルモンのゴールデンタイムを割と信じる派です)
寝るって大事。
そんなワタシは今日も四時起き。
なかなか自転車に満足に乗れないけれど、後になって”ああいい梅雨だった”と思えるような暮らしがしたいのです。

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# by cosset-cosset | 2018-06-11 04:57

共色。

コゼバッグのバッグはオーダーで一つずつ作ります。
オーダーというと敷居が高いですが、形も大きさも全部自分で決める完全なフルオーダーというよりはパーツ毎に配色を変えたり生地を選んだり、糸色を選んだり、ポケットの大きさを選んだり、というセミオーダーに近い(でもかなり自由度の高い)オーダー形式です。
アウターに使う生地を帆布にするのかコーデュラにするのか、それともパーツ毎に両方使っちゃうのか、などなど生地選び色選びは無限なのでとても楽しい場面です。
同じように、糸も50色くらい用意しています。
みなさん、糸は独立した色か似たような感じになる色か選ばれるのですが、時々、”各パーツと同じ色で”と指定されます。

この、”同じ色”が難しい。
生地メーカーと糸メーカーが同じではないので、全く同じ色はなく、さらに糸はメーカーの出してる色を全部コゼバッグで扱うことは到底無理なのである程度選んでいます。(それもコゼバッグが始まって半年くらいの間にメーカーの出す糸色見本からお客さんの選んだ色、というなんとも言えないマーケティングの結果です)
そして、10年前にワタシの作ったパターンでは(これに関しては10年前であろうと今であろうと同じですが)、パーツ毎に糸色を変える事を念頭に置いてなかったので、なかなか糸色をそれぞれ変える、というのは難しいのです。
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コゼバッグのトート型メッセンジャー SサイズとMサイズの間のサイズ
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この辺を見ていただくとわかりますが、生地に似た色でボディのA面、B面 ポケット、ベルトを縫っています。
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なかなか市販のバッグではここまではやらないだろうなと。

有名なアパレル系バッグブランドを営む友人と昔”バッグ作るときに糸を変えるのんて、なんであんなに面倒臭いんやろうな”とカバン屋あるあるを笑いあった記憶がありますが、正直面倒臭い。別に全然大した手間じゃないのに糸を変えるあの面倒くささって何なんでしょうね。
”共色で”のオーダーは手の覚えた手順通り作れないとか、逆に手順通りじゃないから作る手順をきちんと段取りよく作らないと無駄な手間ばかり増えるとか全く油断ならないのですが、だからこそ、地味に美しく仕上がったときはガッツポーズです。

コゼバッグはあっさりした普段使いの自転車用バッグです。
肩肘張らず使えるよう、そしてバッグだけが大げさにならないよう、使う人らしさが出るようなシンプルなデザインです。
シンプルだからこそいいこともあるし、メーカーとしてどうかと思うこともある。
でも、使うのはオーダーしたお客さん。
作る人間はお客さんに喜んでガンガン使ってもらえることに全力を注ぐべし。
ガレージブランドとは言え一人でメーカー維持するのはなかなか厳しい昨今ですが、お客さんのために手間は惜しまない。それがコゼバッグの根底にあるポリシーです。




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# by cosset-cosset | 2018-06-07 05:11

早起き。

日曜日の午後
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カラッと晴れた空の下、パークで遊ぶわんぱくたちを眺めてました。
スケートボードとかBMXとか、自分の幼少期に近くにあればもう少し変わった自転車人生だったかもな、なんて思いながら。なにせここはワタシがこの近くに暮らしてた高校生まではため池でした。

変わらなかった人生を悔やむより、まあ今あるがままを生きるしかない。
天気予報と自分の予定を照らし合わせた結果、土曜の朝一で走りに行くしかない!と決意して目が覚めた午前3時過ぎ。(目覚ましがなる前に起きたのでよかったものの、セットした時間は15時15分でした。間違いに全く気づかなかった。危なかった。)
パッと身支度を整えて
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真っ暗な中走ってても4時には山の端がはっきりとし始め、
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月の存在がだんだんなくなってきます。
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4時半にはライトなしでも走れるくらい明るくなって、
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5時半帰宅。
超早朝ライドはなるべく東の空が常に見られるコースどりがオススメです。少しずつ空が明るくなって太陽で空気が温まるのが体で実感できます。そして何より1日が恐ろしく長いです。朝ごはん食べ終わるくらいに強烈に眠くなるけれどそれを越すといい感じにエンジンがかかって順調な日中が過ごせます。
日頃毎日4時起きだというと驚かれることが多いのですが、もうこれを4年続けています。忙しかったらもうちょっと早く起きて朝のうちのやらなくちゃいけないことを終わらせてしまえば午後になって”!!!”と焦ることもなく穏やかな時間が過ごせます。元々の体質もあるかもしれませんが早起きはなんだかお得な気持ちになるので好きです。その代わり、夜のお出かけは滅多にしないので日暮れ後の楽しみを知らない分損してるかもしれませんが。。。


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# by cosset-cosset | 2018-06-04 04:52

梅雨支度。

5月も今日で終わり。爽やかな五月晴れとは一変し雨マークの増えてきた週間天気予報。
ちょっとでも空が晴れていたならば自転車に乗って山に行きたいけれどいけないので、ほんのちょっとのショートトリップを楽しみます。
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うん。いい。
そして、気分転換したのちに取り掛かったのは梅雨支度。
レインジャケットを洗い、防水スプレーを施したら熱処理を。

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手ぬぐいなどで当て布をして低温のアイロンで熱を加えます。
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子どものレインジャケットは小さいから扱いやすいものの、大人の上着となると大物になりますが、丁寧にアイロンをかけます。
熱処理することで水を弾く細かな起毛みたいなものが再び立ち上がって撥水性が復活する、らしい。

コゼバッグのバッグ類も梅雨入り前にしっかりお手入れしたいところ、ですが、コゼバッグのバッグはアイロン厳禁です。
以前、ワッペンをつけようと思ってアイロンかけてターポリンを溶かしてしまった、とお客さんから話を伺ったことがあるのですが、ターポリンは熱を加えると溶けます。アイロンは低温でもうっかりやりすぎる可能性があるので絶対にダメ。
ならば、どうするか?と言うと、ドライヤーです。
コーデュラはテフロン加工したコーデュラを使ってるので、最初は撥水しますが、使ってるうちに撥水しなくなってきます。そうなったら、市販の防水スプレーを吹きかけてそれが乾いたならば次にドライヤーを近づけて(でも近づけすぎると品質が変わってしまう恐れがあるので、ほどほどに)熱処理するのがオススメです。
帆布製品は、
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こちら”ガードアンドガード”がおすすめ。コーデュラに比べ、綿製品は紫外線にも弱いので”布用日焼け止め成分”も入ったこちらがおすすめ。こちらも裏面には熱処理を勧めていますが、コゼバッグのバッグにはアイロン厳禁なので先に書いたようにドライヤーで熱処理を。

よく、このガードアンドガードみたいな製品がどこに売ってるのか?と聞かれますが、お店などで売ってることは稀と思います。(左上に業務用って書いてあるしね)
類似品もありますが、京都という土地柄か繊維用の薬品が手に入りやすい環境にあること、そしてコゼバッグのバッグ、特に帆布製品をお使いの方には布用防水・UVカットスプレーをお勧めしていますが、なかなか市販されてないという声も聞くのでアトリエには置いてます。(コーデュラは日焼けしないという不敗神話がありますが、やっぱりコーデュラも帆布に比べれば格段に色あせしにくいですが新品から少しずつ色あせますので、使って損はないかな、と思います。)
税込2160円。
よくある防水単体のスプレーに比べ安くはないですが、キャンバス地のスニーカーやカーテンや暖簾など日焼けしやすい綿製品、もちろん綿じゃなくても日焼けしやすい場所にあるものに使うと結構有効です。

定期的にスプレーしておくと汚れもつきにくくなりますし、またついたときも取れやすくなるので、長く使うにはメンテナンスはやっぱり大切です。(自転車も同じことが言えますが、ワタシの自転車はひどいもんです。盗難にあう心配もないやろ、っていうくらい。。。)
アトリエには切らすことなく置いているガードアンドガード。
2160円。
コゼバッグをお使いのお客様でしたらメールや電話、FAXでも注文をくだされば通販しますので(スプレーなのでしっかり梱包する分送料が高いかもしれませんが)遠慮なくご連絡ください。




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# by cosset-cosset | 2018-05-31 04:53