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Cosset-Bags


by cosset-cosset
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稲刈り。

例のフレームバッグに、小さい方の携帯ポンプがギリギリなんとか入って、ご機嫌で出発した今朝のパトロール。先週のトレイルツアーに行ったおかげで、少しだけマウンテンバイクに乗る自信がつき、そして以外と転ばない事に気をよくして、7月の大雨でガレガレになってしまったパトロールコースも一人でも全然大丈夫。大雨がなかったかのように下って行けるようになりました。今のところ、すごく気をよくしてます。トレイルツアーのおかげです。(ツレは、”一度マウンテンバイクのスクールに行ってみるといいかもね”なんて言ってくるのですが、マウンテンバイクに乗るためにそんなスクールに行かなくちゃいけないのか?と、叩き上げのワタシは思います。でも、たぶん行くともっともっと格段にウマくなるのかもしれないです)

虫も減り、暑さも過ぎた山の中。
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いのししが、もんどりうった形跡がモリモリ残る山の道。どうか、熊だけは出ませんようにとクモの巣を幾重にもヘルメットに架けながら山を走ります。

いつも通してもらってる田んぼの畦道に近づくと、稲刈りの音が聞こえます。
稲刈り。_e0149587_15311495.jpg

稲刈りって、兼業農家のイメージからか”週末に行うもの”と勝手に決めつけていましたが、
稲刈り。_e0149587_15322063.jpg

老人だけの集落では曜日はあまり関係ないみたいで、”そろそろやろか”らしいです。

コチラが畦をいつも通らせてもらってるのに、”道ふさいでしまってごめんな〜稲ふんでいってや〜”と、声をかけてくれました。が、踏めるはずもなく自転車担いで畦を通らせてもらいました。

市内より若干気温の低いこの地域。街より少し稲刈りが早いです。
新米がウマいウマいと昨日書いたばかりですが、京都ももう稲刈りの季節。
ウマいウマい新米は、ワタシとツレの二人だけの家族なのに朝炊いた3合が朝ご飯昼ご飯でほぼなくなってしまいます。少し食べすぎかな?と思います。
ちなみに、ご飯の友は”五辻の昆布”の”まぜるだけ”。コチラ、水曜だけの限定販売ですが、むちゃくちゃおいしい塩昆布です。
# by cosset-cosset | 2012-09-13 15:47
自宅でボトルに入れた水道水を、がまんして飲まずに峠の向こうの水飲み場までたどり着こうとトライするものの、やっぱり峠を登る途中でもうアカンとちょっと飲んでは”まずいけれどしかたがない”とまるで青汁を飲むかのように苦い顔をしていたのがウソのようないい季節になりました。ボトルを空のまま出発してもガマンする事なく、
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水飲み場まで到着することが出来る季節になりました。たぶん、もう少ししたらワタシのいつものパトロールくらいの距離ならボトルすらいらなくなるでしょう。

ガマンの季節は終わりです。

お米屋さんが”奥さん、新米が入りましたよ”とニコニコ顔でお米を届けてくれて、確かに、新米はキラキラ光って七分づきなのに白くてウマい。
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自転車に乗っていて、上を見上げると立派な栗が。道路に落ちてるもうアカン栗とはあきらかに大きさが違っておいしそう。

次は食欲と戦う季節がやってきたようです。

つまり秋の気配が漂い始めたという事ですね。明らかに空気と光の色が変わり、においも変わりました。そんななかやってきた東京人。

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自転車に乗るきっかけがコゼバッグ、そして、はじめてのスポーツバイクがREW10製。そして、毎夜東京をグルグルと走り回り体力を付け、”自分が自転車を好きだという事を証明したい”と4日かけて東京からわざわざ自転車に乗ってやってきました。
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Tシャツにレーパン、普通のスニーカー。そして、4日分の日焼け。
”京都まで無事にたどり着けたら、ビンディングシューズを買おうと思うんです”と、彼なりのステップアップを確実に登ってる様子。だけれど、感覚が少しずれている事は否めないです。


そんなに若くないこの東京人だけれど、この熱血っぷりが少し羨ましいなと思ってしまったワタシです。一年に一人は東京から自分の足で自転車をこいで来たヒトが訪れてきてくれます。そして、”ちょっとそこまで”的な雰囲気で気軽に日本一周の旅に出かけて行くヒトたちがチラホラいます。うーん、日本って狭いんかな?と狭い京都をグルグルしてるワタシは思ってしまいます。

そして、さっき、母から”今からエジプト行ってきます。何かあったらヨロシクね”と電話がありました。(いつ帰ってくるのかしらないけれど)

世界ももしかすると狭いのかな?なんて。
秋の始まりに思います。
# by cosset-cosset | 2012-09-12 17:11

ニッチなサイズで。

一度使ってみたいと思っていたフレームバッグ。
おそらく、みなさんは自転車につけるバッグは使用目的をはっきりした上で購入し使ってると思います。
ワタシは、ロードにはサドルバッグだけで十分。本当はサドルバッグすら付けたくないけれど、やっぱりパンク等のトラブルの際にはないと困るから、サドルバッグだけは使ってます。
ツーリング仕様のREW10号にはキャリア+パニアを、ママチャリ仕様のSURLYにもキャリア+パニア。
マウンテンバイクは、ナッシング。
京都でワタシと同じようなパトロール目的で山に入ってるようなヒトたちは、キャリアを付けてたりフレームバッグを付けてたりするけれど、ワタシのマウンテンバイクはフレームサイズが小さすぎて、付けられるフレームバッグがない。キャリアもパニアも付けたいけれど、ただでさえ体力と実力に劣る自分がキャリアを付けて斜面を担ぐことは更なる負担を増すだけ、そして、どんくさいのが極まってパニアが何かにひっかかってガケから落っこちたらかなわんという理由でマウンテンバイクに行く時はリュックを背負って行ってます。
が、やっぱり背負いたくないのが本音です。

先週、伊那のトレイルに行く前日に、ふと自分用に一度フレームバッグを作ってみようじゃないかと思い立ち、パパパッと作ったのがコチラ。
ニッチなサイズで。_e0149587_1542362.jpg

自転車を寝かせた下に紙を置いて型紙とって、小一時間ほどで作ったのでモノの完成度は低め。&コゼらしさのまったくないフレームバッグですが、目的は”この自転車につくフレームバッグを作る事”と”フレームバッグを使ってみる事”だったので、とりあえずは良しです。
ニッチなサイズで。_e0149587_15444363.jpg

身長156cmが山で乗る自転車として、文句は何一つないオオタケのトレイルヘッド。ただ一つ、このサンカクが小さすぎて合うフレームバッグがない。だから作ってみたのですけれど、ボトルギリギリディレイラーギリギリの小さなサンカクに入るフレームバッグにはチューブ一本と工具とティッシュくらいしか入りません。作ってみたものの、なんだかココロの片隅にむなしさがジワリジワリと広がります。

ニッチなサイズで。_e0149587_1548405.jpg

実際使ってみた感想ですが、付けてる事を忘れるというか、気づかないくらい違和感がない。というよりもそもそも小さいので、重量も知れてますし、入ってるものの重みも知れてます。ただ、自転車を持ち上げる時に手を入れる所にフレームバッグがあるので、いざ担ぐ時に一瞬”困ったな”と思います。

が、きっと、市販のフレームバッグではサイズが合わないヒト、たくさんいると思います。今までコゼバッグが作ったのは、大きなフレームにあう大きなフレームバッグか特殊車両に合う特殊フレームバッグ。逆にワタシの様に小さすぎて合うヤツがないと諦めている方もいらっしゃるんじゃないかな?と思います。

今後、フレームバッグがコゼのプロダクトとして出てくるかどうかはまだ分かりません。ワタシが実際このフレームサイズで作ってみた結果、肝心のポンプが入る余裕がないという答えも出ましたし。。。(まあ、それはまだ熟考の余地は十分にありますが)

ただ、今年会ったSALSAのクルーもワタシに"フレームバッグを作るべきだ”と助言してくれましたし、この間会ったSURLYのデイヴもフレームバッグについて色々とアドバイスをくれました。なので、そろそろ機が熟すというか、こういう方向に向いて行く時が来たかなと思ったりします。

何事も、まず自分が欲して自分で作って自分で使ってみない事にははじまりません。やっとスタート台にたったような気分です。が、やっぱりニッチな市場だなと少し後ずさりしたい気持ちもあります。小さなフレームさんも、大きなフレームさんも、そして一般的なフレームさんも、もし、コゼバッグの勉強のために作らせてやってもいいぜという優しい方がいらっしゃいましたら、どうぞ遠慮なくお声かけくださいませ。(参考価格約15000円ほどです。ややこしくなければ)


そして、ニッチつながりで、
ニッチなサイズで。_e0149587_166323.jpg
コゼバッグは”ステムパッド”なるものを作った事があります。ワタシはずっと着けてるけれどまだ”コイツがあって助かった”という場面に出くわした事は一度もないのですが、カナダカブレのツレのリクエストで作ったのです。全然ニーズがなくてポシャってます。こういうのも、まあ、作りますよという事で。
# by cosset-cosset | 2012-09-11 16:23

今日の本。

今日の本。_e0149587_1714244.jpg


『NESTS fifty nests and the birds that built them 』
SHARON BEALS  写真
SCOTT WEIDENSAUL 出版
3000円くらい。


今朝もお金持ちの元を拾ったワタシです。今日のは少し状態がよくなかったから持って帰ってこなかったですけれど。そんなワタシも数ヶ月前に山で鳥の巣を拾いました。鳥の巣って、なんて不思議な形をしていて、苔やら草やら色んなものでふわりと形をつくっていて、そしてほどほどにクサイ事がとても衝撃でした。それまで”鳥の巣”と言えば軒先に巣を作るツバメの巣くらいしか見た事がなかったので。そんな時に見つけた本です。


今日の本。_e0149587_1718418.jpg

50ほどの鳥と鳥の巣と卵が載っています。でも残念な事に洋書です。文章を読むほどの英語の力がないので、じっくりと巣を観察します。鳥は、卵を産んでひなを育てる時にしか巣を作らず巣に住まないそうです。いわば仮住まいなのに鳥によって巣の構成物が違い、それぞれがとても丁寧に巣を作っています。

じっくり巣を見ているだけで、とても想像力が豊かになる本です。が、どれも外国の鳥たち。日本の鳥たちは日本の鳥たちで、この国らしい巣を作っているみたいです。それを紹介した本はまた次の機会に紹介します。



コゼバッグ、明日は定休日です。
# by cosset-cosset | 2012-09-09 17:25

ゴーヤバッグ。

時々お客さんから”ジャングルみたい”と言われる玄関回り。
ゴーヤバッグ。_e0149587_16151064.jpg


京都の路地裏町家の我が家は玄関先が一番良く日があたるので、必然的に植物たちはこの辺りに集められます。土がないからみんなプランターか植木鉢。ゴーヤもキュウリも元気に育ってます。

オモテのタワーにつった自転車も、
ゴーヤバッグ。_e0149587_16173940.jpg

うっかり数日チェックを怠ると、ゴーヤのツルに巻き付かれちゃいます。ここまで巻き付かれると、ツルをほどくとかれちゃうからゴーヤが終わるまでこの自転車には乗れません(というか、シクロのシーズンにはちゃんと乗れるようになるからいいだろうと、ツレの自転車だから勝手に伸びて行くツルを自由にさせてあげました)。
ゴーヤバッグ。_e0149587_16205683.jpg

特にスポークは、ツルが伸びるために方向を探る際、いちばん数が多いから巻き付きやすい事が判明。そして、一番ほどきにくく、ほどく最中でたいていツルを切ってしまいます。


今年、小学生以来植えた朝顔は、モリモリと繁ったものの一向に花が咲く気配がなく、時に”タネナシやな”と笑われたのですが、8月下旬から毎日毎日咲いてます。拾ってきた種では花が咲かないんじゃないかとか、外灯の蛍光灯の明かりで昼夜の境が分からず咲かないんじゃないか?とかご近所さんは我が家のモリモリ緑を見て井戸端談義を楽しんでくれました。そして、このゴーヤはもう食べごろだから取らなあかんとか、初なりのキュウリははよ取らんとと教えてくれました。


なかなか、日当りの良くない路地裏で緑を育てるのは難しいのですが、同じ路地のおばちゃんに、毎日時間毎に植木鉢を日向を追いかけて移動させる知恵をもらい、時に差し木の枝の交換をし、なかなか楽しい園芸ライフを一緒にしてくれます。



ゴーヤバッグ。_e0149587_16292624.jpg

コゼバッグの表札を”ゴーヤバッグ”に変えたコイツは明日の食卓に。


ただ、キュウリもゴーヤも朝顔も、おそらく今月でみんな終わり。秋以降何を育てて楽しんだらいいのか園芸ショップへ行かなくちゃ。
# by cosset-cosset | 2012-09-08 16:35