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Cosset-Bags


by cosset-cosset
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今日のひとしな。

今日のひとしな。_e0149587_14372512.jpg

携帯電話。


夏休み中、何度か電車や地下鉄、バスに乗りました。
車中では多くのヒトが下向いてピッピ。
カフェでお茶を飲んだときも、臨席の二人はお茶しにきてて二人とも下を見てピッピ。
会話はありません。

ピッピと勝手に呼ぶのはスマートフォン。
便利なのはわかりますけどね。
やっぱり、それぞれが小さな画面の世界に入り込んでまったく周りを見ていない、ってのは変だな。

ワタシには不必要なのでラクラクホンで十分です。
今時これってって笑われるけれど、必要最低限の機能は持ってます。
けれど、だいぶ前に海外へ旅行に行ったとき、道に迷ってウロウロしてるといろんなヒトがiPhone片手に声をかけてくれて、行きたい先への道案内をしてくれたことがあります。
そういうときはすごく便利ですね。
言葉が通じなくてもgoogle先生は一緒ですから。


それと、コゼバッグの来訪予約のお客様がたいていスマートフォンなおかげでメールのやり取りが早くなって日時の約束をするのが便利になりましたし、こんな路地裏までGoogle先生のナビゲーションのおかげで迷うことなくたどり着いてくれるので、やっぱり便利なモノだと思います。



でもやっぱり今時こういう携帯電話をマチで使うと他人の視線を感じたりします。
ワタシは知らないところへ出かけるときはGoogle先生を手書きしなおしたメモを持ち歩いていますけれどね。



明日5日はコゼバッグ定休日です。
# by cosset-cosset | 2013-09-04 18:34

雨に思う。

ワタシがむかーしメッセンジャーとして初めて走った日に指導に当たってくれたA氏が8月末でメッセンジャー風を引退するということで、”長い間おつかれさまでした”とちょっと上等なお酒を持って挨拶に行った際、メッセンジャーを辞めるとまず、”雨の日にわざわざ自転車に乗らなくていい”し、”わざわざメッセンジャーバッグを背負って自転車に乗らなくていい”って話になりました。

ワタシはメッセンジャーを辞めてよかったことの二つがまさにそれ。
もう、今や滅多なことがない限り雨の中自転車には乗りません。
メッセンジャーバッグについては、今はカバン屋なので自分の使いたいもんを好き勝手作って使ってるので、わざわざ重たい業務用を背負わなくていい、という点では体への負担はなくなりました。


ここしばらく最近、あんまり天気がよくないですね。
晴れが続いていたあの暑い8月半ばは”雨よ降れ”と空を見上げたものですが、こう、じっとりと雨が続くと洗濯物もたまりますし、ただでさえ億劫な外出はもってのほかになります。
滅多なことでは雨の中自転車に乗らないのですが、この間の日曜日の午前中、一時間ほどぽっかり時間があいたのでツレと嵯峨野へ野菜を買いに行った際、ぐんぐんと空が暗くなり、ゴロゴロと山の向こうが言い始め、久しぶりに雨に降られました。(雨の予報だったけれど空は曇ってながらも明るいし雨は降らないだろうと勝手に決め込んで出発。天気予報をナメテタ。引きこもりがちだと野生のカンも鈍ります。)


雨に思う。_e0149587_15173553.jpg

適当に引き返せばよかったのに、

雨に思う。_e0149587_1518774.jpg

適当に雨宿りさせてもらえばよかったのに、

きっちりといつも巡る無人販売を回り、”そろそろ仕事始めなきゃいけないから”とまじめに雨の中濡れて帰りました。
まあ、よくある話です。

雨が降ってたら自転車に乗らないけれど、自転車に乗って出かけた先で降られた雨は楽しんで。


しかしこう、まあ、雨降りが続くと洗濯に困りますね。
ただでさえ汗かきな季節。湿った洗濯物を溜め込むは御法度です。
洗濯機の乾燥機を使うかどうか、割とギリギリの判断を迫られています。
ケチなので使ったことがありませんが、よくないニオイを出すタオルやTシャツと電気代、どちらをとるか、天秤にかけてます。
# by cosset-cosset | 2013-09-03 17:10

10時3時。

この夏休み、実は前々から計画・予定をたてて、第三次か第四次だかもうわからなくなった家の改修工事を決行したのです。
築100年ほどのおんぼろ町家は天井がない。
屋根の下地が天井。
つまり、断熱材が入ってないので夏はお日様がさんさんと輝けば輝くほど瓦屋根が熱を持ち、二階に熱がこもるのです。(奇跡的に雨漏りはしませんが)
暑い暑いといいながらも毎年なんとかなってきたけれど、さすがにここらで重い腰を上げて大工さんにお願いするか、となったのが今夏でした。


後期は大工さんたちの盆休みを挟んで3週間。
二階の荷物は全部どかさなくちゃいけない。
うちはとてつもなく小さな家で、”暮らすこと”と”仕事をすること”を一つ屋根の下にまとめているので”暮らすスペース”を動かすには必然的に”仕事をするスペース”に侵入するわけで、8月は一ヶ月まるまる荷物をあっちへ動かして、こっちへ動かして、、、、

10時3時。_e0149587_1640144.jpg



”奥さん、これはどうしますかね?”とちょいちょい現場合わせのこともあったりするので、どこかへ避難する訳にもいかず、いったいこの夏はどうなるのか?と暑さでどうにかなりそうでした。

が、一番大変なのは大工さん。
過去最高の暑さと言われた今夏、それも京都の最高気温が39度を記録した日も、断熱されてない二階で撓み、歪んだ天井に合わせ材料を切り貼り。あまりの暑さと家のゆがみで作業がどんどん遅れ、きっとワタシ以上に”いったいどうなることか”となっていたことと思います。

毎朝あまちゃんの音楽が流れる頃にうちへやってきて(あまちゃん見てないけれど、)、作業スタート。
10時になるときっちり休憩。
12時になるときっちりお昼。
1時前に休憩終わりのアラームがなって1時きっかりに午後がスタート。
3時になるときっちり午後の休憩。
5時をすぎるとぼちぼち今日の作業のキリよい所まで追い込んで、
5時半くらいに作業をおえて、片付けと掃除をして、
6時頃帰って行く。
そんな毎日のリズムが31日まで続きました。
大工さんが毎日あまちゃんまでに来てくれるおかげで、日々だらけることなく7時前には起きてご飯や台所の片付け、洗濯を8時までに終えることができました。
これはもう、普段の日々よりもよっぽどまともな朝時間でした。
そして、コゼバッグの縫う意外の苦手な内職を夏の課題にしていたワタシは、二階の劣悪な環境の下で工事を続けてくれる大工さんがいてくれるおかげで、順調に課題を一つずつ片付けて行くことができました。単純作業ってつらいけれど、上では大工さんがもっとがんばってる!って思うと、まあ、多少面倒くさい作業でも時間をかけてこなすことができました。



お願いしてあった31日までの工期ギリギリでなんとか工事は終わり、昨日からやっと本当の普通の暮らしが戻ってきた感じがします。(ちゃんと仕事もしてるしね)


夏休み、一ヶ月もとって何してるの?と会う人会う人聞かれましたが、メインイベントは上記の通りです。
そんな小出しに工事をお願いしたらお金がかかってしゃーないやろ、と言われたりもしますが、必要な所をそろそろやろか、と決めて工事をお願いしてるし、その分ああしたいこうしたいが明確になって、逆に余分な手間が省けていいんじゃないかと思ったりしています。
何よりも、少しずつ手を加えることでどんどんといいお家になって行くのがいい。
風呂なしトイレ外、蛇口をひねれば赤錆の水が出て、ネズミはポンポンとどこかから飛び出てくる。
そんなこともあったなあと、今では全部笑い話です。
そういうのがおんぼろ町家に暮らす醍醐味なんじゃないかなと思います。


が、昨日の夕方、土壁をぼんやり見ていると、壁と完全に同化したヤモリを発見。
ヤモリ。
家守だからね。
おかげでややこしい虫はいません。
# by cosset-cosset | 2013-09-02 17:26

10時3時。

この夏休み、実は前々から計画・予定をたてて、第三次か第四次だかもうわからなくなった家の改修工事を決行したのです。
築100年ほどのおんぼろ町家は天井がない。
屋根の下地が天井。
つまり、断熱材が入ってないので夏はお日様がさんさんと輝けば輝くほど瓦屋根が熱を持ち、二階に熱がこもるのです。(奇跡的に雨漏りはしませんが)

暑い暑いといいながらも毎年なんとかなってきたけれど、さすがにここらで重い腰を上げて大工さんに断熱材を挟み込み、天井をこしらえてもらおうかとなったのが今夏でした。


工期は大工さんたちの盆休みを挟んで3週間。
二階の荷物は全部どかさなくちゃいけない。
うちはとてつもなく小さな家で、”暮らすこと”と”仕事をすること”を一つ屋根の下にまとめているので”暮らすスペース”を動かすには必然的に”仕事をするスペース”に侵入するわけで、8月は一ヶ月まるまる荷物をあっちへ動かして、こっちへ動かして、、、、

10時3時。_e0149587_1640144.jpg



”奥さん、これはどうしますかね?”とちょいちょい現場合わせのこともあったりするので、どこかへ避難する訳にもいかず、いったいこの夏はどうなるのか?と暑さでどうにかなりそうでした。

が、一番大変なのは大工さん。
過去最高の暑さと言われた今夏、それも京都の最高気温が39度を記録した日も、断熱されてない二階で撓み、歪んだ天井に合わせ材料を切り貼り。あまりの暑さと家のゆがみで作業がどんどん遅れ、きっとワタシ以上に”いったいどうなることか”となっていたことと思います。

毎朝あまちゃんの音楽が流れる頃にうちへやってきて(あまちゃん見てないけれど、)、作業スタート。
10時になるときっちり休憩。
12時になるときっちりお昼。
1時前に休憩終わりのアラームがなって1時きっかりに午後がスタート。
3時になるときっちり午後の休憩。
5時をすぎるとぼちぼち今日の作業のキリよい所まで追い込んで、
5時半くらいに作業をおえて、片付けと掃除をして、
6時頃帰って行く。
そんな毎日のリズムが31日まで続きました。
大工さんが毎日あまちゃんの音楽までに来てくれるおかげで、日々だらけることなく7時前には起きてご飯や台所の片付け、洗濯を8時までに終えることができました。
これはもう、普段の日々よりもよっぽどまともな朝時間でした。
そして、コゼバッグの縫う意外の苦手な内職を夏の課題にしていたワタシは、二階の劣悪な環境の下で工事を続けてくれる大工さんがいてくれるおかげで、順調に一つずつ片付けて行くことができました。単純作業ってつらいけれど、上では大工さんがもっとがんばってる!って思うと、まあ、多少面倒くさい作業でも時間をかけてこなすことができました。



お願いしてあった31日までの工期ギリギリでなんとか工事は終わり、昨日からやっと本当の普通の暮らしが戻ってきた感じがします。(ちゃんと仕事もしてるしね)


夏休み、一ヶ月もとって何してるの?と会う人会う人聞かれましたが、メインイベントは上記の通りです。
そんな小出しに工事をお願いしたらお金がかかってしゃーないやろ、と言われたりもしますが、必要な所をそろそろやろか、と決めて工事をお願いしてるし、その分ああしたいこうしたいが明確になって、逆に余分な手間が省けていいんじゃないかと思ったりしています。
何よりも、少しずつ手を加えることでどんどんといいお家になって行くのがいい。
風呂なしトイレ外、蛇口をひねれば赤錆の水が出て、ネズミはポンポンとどこかから飛び出てくる。
そんなこともあったなあと、今では全部笑い話です。
そういうのがおんぼろ町家に暮らす醍醐味なんじゃないかなと思います。


が、昨日の夕方、土壁をぼんやり見ていると、壁と完全に同化したヤモリを発見。
ヤモリ。
家守だからね。
おかげでややこしい虫はいません。
# by cosset-cosset | 2013-09-02 17:26

充電完了。

一ヶ月もとった夏休みもあっという間に終わってしまいました。
ああ、ワタシの夏休み。
一ヶ月じゃ全然足りないな。
噂によると、同じ町内のスッポン料亭はかつて一ヶ月半という長期の夏休みを経験したことがあるらしい。(ちなみに今年は2週間クローズしてました)それを聞いて、ワタシなんてまだまだだと思ってしまったりもします。


けれどこれ以上休むといろいろ支障が出てきますし、充電はフルで満タンです。
充電完了。_e0149587_1631029.jpg



9月22日は臨時休業を予定していますが、それ以外はしばらくの間、5の倍数日定休でコゼバッグをしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
# by cosset-cosset | 2013-09-01 17:13