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きぬかけ

先日のある晴れた休日に、”きぬかけの路”といういい感じの道をロングテールで走ってました。
嵐山のちょっと北側から大覚寺、仁和寺、龍安寺を経て金閣寺へと続く道路です。おっちゃんおばちゃんたちは”観光道路”と呼びます。
緩やかな起伏があって、自然もあって、有名なお寺が続いて、かつそこまで混んでいない。
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プラプラと池のあたりを走っていると、後ろからロードレーサーにシュッと抜かれました。
そして、そのすぐ後に大人のロードレーサーより30cmほど小さな子どもローディが二人先頭の大人ローディを追いかけてワタシを抜いていきました。

そして、すぐ山越えの信号待ちで追いついて。
その時先頭の大人ローディが”ええ道やなあ。京都っぽいなあ、なあ、楽しいなあ”と後ろの子どもローディに話しかけましたが、子どもローディの反応は微妙。
ああこの3人は親子か。京都に自転車乗りに来たんやな、と気づいたのです。

お父さんは立派なローディ。
見てると登りで攻めたくなるようです。登り始めると子どもらをちぎってる。
子どもお兄さんはお父さんとお揃いのジャージ。小さいけれど立派なロードバイク。
子ども妹さんはお揃いではないけれどちゃんとしたジャージ。まだロードバイクは大きめ。

ああ、いい親子だなあ。なんか妹さんはめっちゃイヤイヤオーラ出てるけれどちゃんと付いていってるし、お父さんの出す”手信号”守ってるし。
案の定、お父さんは登りでぶっちぎってしまって、子どもお兄さんが追いかけて、子ども妹さんは諦めモードでマイペースに。そしてその後ろにロングテールのワタシがヒイコラ登ります。

そして、登りきった福王子の信号でお父さんローディは子ども二人をちゃんと待ってました。
”なあ、ええ道やなあ。もうすぐ仁和寺やて。世界遺産やで。頑張りや!”と子どもを励まし、信号を待つ間ドリンク休憩。
(お父さんのテンションの高さと後ろの子どもローディのテンションの高さに雲泥以上の差があって切なくなりました。)

さてワタシはどうしようか、と思ったところで信号は変わり、家族でもないワタシが一緒に無駄にドリンク休憩するのもアレなんで先に行きました。

仁和寺にて。
ワタシはあの3人の親子ローディがやってくるのを待ちました。
どこから来たかはわからないけれどせっかく京都にきていい道走って気持ち良さそうなので(少なくともお父さんは)いよいよ声をかけて仁和寺の前で親子の記念写真を撮ってあげようと仁和寺の前で待ちました。

けれども待てども待てども来ません。
ああ、多分信号越えて唯一あるコンビニエンスストアに入ったんやな、と。
お父さん、子どもにアイスでも買って”もうちょっと頑張れ”と励ましてるのかも、と思ってワタシはその”きぬかけの路”から一条通へ入って家路に着きました。
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なかなか親子の趣味のベクトルが合うということは稀だと思います。
我が家に限って言えば、よく”自転車が趣味の一家”と勘違いされますが、ワタシとツレも好みが違うし、10-8は自転車は乗るけれどガタガタするのと汚れるのと登りが嫌いらしく方向性は3人バラバラ。多分3人で件の親子のようなサイクリングは実現することもなさそうで。

もう9月も終わり。
サイクリングにはもってこいの季節です。
もし京都に来るなら”きぬかけの路”は小学生さん以上の親子なら楽しめる道路かもしれませんね。
と言いながら、この週末はまた台風予報。
何にも被害がないといいですが。





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# by cosset-cosset | 2018-09-28 05:04

ススキトリ。

台風が過ぎて20日ほどですが、結局自転車に乗って自分のテリトリーをパトロールできるのは週末だけなので、再びパトロールへ。
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フカフカに積もった杉の葉っぱを踏みしめて峠を登ったなら、
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案外なんてことなかったかのような表情の林道へ。
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でも、地面に積もる細かな枝でビブ一丁で来たことを後悔するほどの繁っぷりでした。足が擦り傷だらけでヒリヒリする。
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ロードバイクで走るべきところじゃないかもしれない、けれどマウンテンバイクで走るにはちょっとアレな林道。
おおきな木が倒れていたらどちらにせよ降車して持ち上げなきゃ越えられないので、別に何に乗ってようが同じかな、と思うこの頃です。逆にロードの方が軽量なので、非力なワタシにはまだマシかもしれません。
危ないところを攻める走りもできない性格なので、危なければ降りる。歩く。
ロードに乗るクセに靴裏とクリートの減りが早いのが目下の悩みです。

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そして北から南へ大急ぎで下って(まだ南から北へは通行止なので、恐ろしく道が空いているのです。)待ち合わせの家族と合流。
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台風で行くことができなかった幼稚園の稲刈り遠足の目的地の田んぼへ。
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もちろんもう稲は刈られていますけれど、もう一度田んぼへ来たかったらしい。

そして、アレですね。
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子どもが隣に居てくれなかったら完全に怪しいワタシが居ますが、
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グローブをはめてて良かった。
中秋の名月。昨日はお月見。ススキ取り。
思った以上にススキはちぎれなかった。全力で引っこ抜きました。

服選びが面倒なので毎度同じジャージのセットを着てますが、子どもがいなかったら上下ピチピチの格好で路肩をウロウロする姿は良くないな、と改めて。一人で山の中にいるには最適ですが、ちょっと家族単位で行動するときは考えなくちゃな、と思った次第です。






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# by cosset-cosset | 2018-09-25 04:55

長いおつきあい。

今日明日という短い時間では出せない”色”があります。
今夏お客さんから預かったバッグ。
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そこ角に穴が空いたから直して欲しい、とのこと。
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確かに。
コゼバッグがまだ東京で営業していた頃、はるばる兵庫県より青春18切符でオーダーしに来てくれた、らしい。そう言われるとそんな記憶がある様な、でも不確かなのは確か。覚えてなくてごめんなさい。

コゼバッグが東京にいたのは2009年のたった一年間だけ。2009年の1月11日に谷中ではじめました。そしてその年が明けてすぐに引っ越したので、始めた翌年である2010年1月11日には京都にいましたから、”東京でのバッグ”ということは10年も使ってくれてることになります。
10年、色々とあったそうです。
国内外問わず、治安の良し悪しも問わず、いろんな所へこのバッグと共に出かけ、処分することは到底できない。修理でもう一度使いたい、とのこと。
嬉しい。
10年の使用感は底角の穴だけではなく、
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このポケットのなんともいえないアセ感。外ポケットの内側を見ると本来の色がありますが、外側の褪せた感じは、絶対に人工的なダメージ加工では出せない”深み”があります。

それを残しつつ、
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角に彩色を。
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インナーには明るさを。
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お客さんに馴染みまくった”取手”や”ショルダーベルト”はそのまま再利用。くったり柔らかく育てるのにも時間がかかります。新品にするのは簡単だけれど、育てるのは”時間”がかかりますから。

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お預かりした1ヶ月ちょっとの間に、オーダーした時には学生だった彼もお父さんになりました。
預かる時には生まれる不安の話を、お渡しする時には誕生の感動とこれからの楽しみの話を。10年前にはどんな話をしたのか覚えてないですが、10年後に再び来てくれたなら、修理で預かった1ヶ月の間に家族が増えたことは絶対に覚えてます。

単にバッグを売買するだけじゃなくて、そこにある時間もバッグと一緒に。
長いおつきあい、本当にありがとう。



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# by cosset-cosset | 2018-09-20 04:57

本当のパトロール。

台風と長雨がようやく過ぎた9月中旬。
早く起きてコンピュータでドラマの最終回を見てコメを炊き、洗濯をしておにぎりを握り、犬の散歩へ行ってから久しぶりに早朝パトロールへ出発。
台風でいつもの峠がどんな風になってしまったのかパトロールです。
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ひどく荒れるでもない1個目の峠。
台風で倒れた木のおかげでむしろ明るくなった様な気さえする峠道。

そして愛すべき旧道は、
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肩透かしを食らったかの様に穏やかでした。
風の流れでしょうね。細く狭い谷間には風が流れ込みにくかったのか全く穏やか。
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静かすぎて逆に心ウチがざわつくぐらい静かで、雨上がりのしっとり感と靄がかる感じがたまらない。
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けれど、旧道終わりらへんで倒木が道を塞いでました。
装備が未熟すぎて(グローブしてないし、シューズも歩くには微妙だし、手足むき出しなので、、、)Uターンです。

電気の通ってない道は折れる電柱も切れる電線もないけれど、それだけ人が通らない、ということなので、この木は恐らく退かされることなくずっとここに倒れ続けるのかな、と思ったけれど、もうすぐ猟期がくるので猟師さんに期待です。(自分でやればいい話ですが、、、うん、次はノコギリ持ってこよう。)

そして、もう一個の峠を越えた向こうは、
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辛うじて人も車も通れますが、電柱は折れ、電線は地面を這い、無残な山肌が露わになってました。
台風おそるべし。

本当に、風の向きでしょうね。それと向いた風がたまって滞留しやすいところほど木が折れてる。
いつかもう少し山手に住みたいと思ってますが、台風に地震に大雨。自然災害を目の当たりにするといまの家(築100年を超えてますが案外丈夫だと最近つくづく思うのです)から移るなんて恐れ多い。

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畑もしかり。
田んぼの真ん中に立ってた無人販売。台風で全部吹っ飛んだんでしょうね。新しくヨシズで作ってありました。作物もあらかたダメになってしまった様で、芋づるが1束100円。この無人販売の手作り感(前のも大概でしたが)と芋づるに胸を打たれ2束購入。スジを取って炒めて甘辛く味付けしたら美味しい芋づる。高齢の方には戦中戦後の苦労の味らしいのですが、我々には新鮮な芋づる。


秋も深まりワタシのロードシーズンは終わりに近づきつつあります。
今年のマウンテンバイクは”マウンテンバイキング”できるのか、非常に微妙な京都の山。
引き続きパトロールを続けるつもりです。



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# by cosset-cosset | 2018-09-18 04:40

友達も。

ワタシには小学校一年の頃から誕生日カードを送り合う同い年の友達がいます。
毎年11月が近づくと”今年はどんなカードにしようか”と雑貨店を除くのが、もう30年越え!(!!!!)
お互い誕生日も近く家も近かったら友達にならない理由はいらないのが小学生。
今は近くにも住んでいないし電話もしないけれどカードだけは送り合う。で、数年ぶりに”久しぶり!”と会えば家族構成は変わっています。
そんな彼女。
自転車に(多分絶対)乗らないけれどコゼバッグを使ってくれています。
夏休みに京都に遊びにきてくれた時に相談を受けました。

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”あのさあ、バッグ10年使ってて、ちょっと内側のピンクが恥ずかしくなってきたんだよ。ペロンだけって変えられる?”
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”もちろん!”
”この歳になると(同じ歳なので今年38です)ピンクが前面に出るのは恥ずかしくなってきたんだよ”
”まあ、わからんでもないな”
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ワタシなんかとずっと友達でいてくれるくらいなので、さっぱりとした性格の彼女。
確かに、もうピンクってキャラではないな。
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ということで、ペロンを
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黒へ。
インナーも変えるとおおごとですが、ペロンだけなら簡単です。
外ポケットの紺色が使った年月を物語ってますが、車生活なのでショルダーベルトのヘタリも少なく、とても丁寧に使ってくれているのでなおさらペロンだけサクッと交換。
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また長く使ってもらえたら。
そしてそれ以上に長く友達でいてくれたら。

幾つになってもピンクは魅力的な色ですが、もし長く使ううちに最初に選んだ色に疑問を感じる様になったら、一度相談して見るのも手かもしれません。
自転車のオーバーホールの様にそう取っ替えするのもよし(でも新品バッグの半分ほどのコストがかかってしまいます)ですが、気になる一部分を取り替えるだけで新しい気持ちになったりします。
あのピンクちゃんだった10-8もこの頃はムラサキちゃんになってきました。
好きな”色の系統”は同じでも、純粋な”好きな色”のドストライクって年齢で変化するのかもしれませんね。



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# by cosset-cosset | 2018-09-13 04:59