アトリエに登場した時のバイクが、なかなかコゼバッグにはいらっしゃらないスポーツ専用車種だったので、もしかして、、、競技されてます?と伺うと、”しませんよ”と。
ワタシがいうのもなんですが、コゼバッグってどうしても普段使いしやすい洋服に合わせやすい色とか汚れが目立ちにくい色、とか、そういう色のバッグを作ることが多いのですが、これは、なんともまあ、作ってて目がチカチカしましたね。
横風をもろに受けたら吹っ飛びそうなホイールも、風を切るようなタイプのフレームも、”カラーオーダーできるから”という単純な理由だけではなさそうな、そんな感じのお客さん。
テーマはピンクと黄色。
自転車も、ピンクと黄色。
コゼバッグを作る前のお手持ちのメッセンジャーバッグも”え?このブランドってカラーオーダーできるんですか?”と聞いてしまったくらい、多分、カラーオーダー物を初めてみたピンクと黄色のメッセンジャーバッグ。
でも、カラーオーダーできたのは過去のこと。
今はやってなくて、でも、使い過ぎで傷んできたのでカラーオーダーできるところを探してやってきてくださいました。
帆布は、発色がいい色ほど色褪せやすい。
ワタシの口からは何十回も多分お客さんに向かってそのセリフが出たはずですが、リスクは十分に理解したということで作らせてもらいました。
もう、アトリエにあるだけで終わりです。
アトリエも明るかった。
ただ、黄色の帆布は、ものすごく汚れるやろなと思う。
なので、もう一個、雨の日用を作らせてもらった話はまた次の時に。
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by cosset-cosset
| 2024-03-14 10:23
そして。(先週の一応続きです)
ツレは、一応気を使ってか空気圧をかなり低めにしといてくれたけど、ワタシはふわふわした乗り心地のタイヤ感が苦手なので(気持ち悪くなる。ファットタイヤも、向いてないと思う)ゴリゴリカツカツいわしもって、自分の安全を確保した乗り方を。
パンクしたマウンテンバイクのタイヤを一向に直す気配がないツレ。
強い風と雪とみぞれが吹き荒れた翌朝、山に雪の期待をかけて自転車に行くことをツレに伝えると”パンクを直す時間がない”と。
時間がない。
いい言葉です。
土曜日にパンクしてから何度夜を経たことでしょう。
自分の自転車をいじる時間はあるのに、ワタシのパンクしたタイヤは玄関に脱ぎ捨てられたまま。。。
山に行きたいならロードで行けば?と。
よかった。と安堵したいけど、やっぱり残念だな。前の日はあんなに雪が舞ってたのに、一瞬で消えてしもうたのやなと、マウンテンバイクで行くはずの道をロードで。
木の葉の上で凍った水分がパラパラと降ってくる山の中。
結局、同じ道をロードでも行ける。
ガレガレで危ないところは潔く歩く。
1箇所、めちゃくちゃ怖い橋があって、そこだけはSPDシューズでは滑ってヒヤリハット以上のヒヤリを楽しめるけど、それ以外は、別に、マウンテンバイクと何にも変わらん。
今時のロードバイクは、キレッキレのロード的走りを求めない限り、ワタシのような人間に非常に、優しい。
言葉だけは攻めてる風だけど、実際のところ腰が完全に引けてるしょぼい走りは誰にも見せられません。。。
マウンテンバイク。
あんまり乗りこなせてない現実を突きつけられたパンク事件。
マウンテンバイクはロードの代わりにはならんけど、ワタシのロードはマウンテンバイクの代わりになる。
ちょっと切ない。
家には、10-8の自転車がどんどん増えていく。ワタシは老いていく。乗らない乗り物は減らしたい。
マウンテンバイク、リーチです。
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by cosset-cosset
| 2024-03-11 05:30
チャロの心タンポナーデ発症から3ヶ月が経過。おかげさまで、生きてます。 時々はあはあと息を荒くしてるものの、概ね気をよくしてると思います。 獣医は”悪くなったのも良くなったのも原因がわからない”といいますが、ワタシはこれ以上詳しく調べる気はありません。 二週間に一度の通院と服薬。 現状維持、それでいいと思います。 子猫と仲良く寝てる写真がありますが、子猫はチャロに悪戯ばかり仕掛けて、そんなに仲がいいわけではありません。 心臓を包む膜に溜まった水は若く健康なワンワンより少し多いようですが、針を刺して抜くほどでもなく。老犬力に磨きをあげ、保護犬ですが推定4月生まれでの生後3ヶ月でもらってきたチャロ。ワタシが勝手に誕生日を4月5日と決めたので、14歳のお誕生日まであと1ヶ月を切りました。
時々”チャロは?”と聞いてもらえるので、月一くらいでチャロの今を報告です。
”よう肥えたはりますな”と知らない老人から声をかけられ、ワタシか?と思ってはドキッとしますが、肥えてるのはチャロ。
顔は狐のようにシュッとしてるから太ってる感じしてないけれど、体重は20kgを超えました。
散歩は、短い。
歩くのは、遅い。
ダイエットしたいけど、歩きすぎも心臓に悪く、美味しくないダイエットフードを押し付けて食べる楽しみを奪うのもなあ、と思ってるこの頃。
チャロの最近はこんな感じです。
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by cosset-cosset
| 2024-03-08 05:46
作らせてもらった、なかなか苦戦したバッグ。 作っておきながらいうのもなんだけど、これが、トート型メッセンジャーSとMの間のサイズの応用だなんて、信じられないです。 こういうのを提案してくれるお客さん、”こういうふうに出来ますか?”って、すごいことだと思います。 でも、お客さんがこだわりたいポイントとか、こういうのがついてるとより良いポイントが的確に示してもらったおかげで、実際作業に取り掛かる前にある程度のイメージの共有(共有というよりワタシの方がお客さんに向かって突進してった感じだけど)させてもらえたおかげで作業はスムースに。
つけ位置をここだ!と決めるのに一週間もかかったショルダーベルト。 クランプラーは38mm。このバッグの大きさに対して12ミリの差はでかい。 上すぎると二つ折りできないし、下すぎるとバッグの重心がおかしくなる。 本当はメッセンジャーバッグみたいに側面と背面につけたかったけど、基本形が預かりのバッグだからそこに寄せる方向性は崩したくなかった。
ワタシでは、全然思いつかない。
参考のために預からせてもらいました。
このバッグの主要ポイントを”落とし込め”と。
市販品は、使うミシンの数や種類が違う。
もちろん工程も違う。
それをコゼバッグに落とし込め、とな。
コゼバッグのトートに立体的に作られたクランプラーを落とし込むのはなかなか困難を極め、作業に取り掛かってからも手を止めること、多々。
仕上がったバッグを絶賛してくださってとても嬉しかった。
めっちゃ嬉しかった。
多分、”思ってたのとちょっと違う”が数%くらいあるかもしれないけど、それを上回る期待へのいい意味の裏切りを突っ込めたバッグかな、と。
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by cosset-cosset
| 2024-03-06 05:45
土曜日の朝。
仕事まえにサクッと畑に行こうと思ってツレに”マウンテンバイクを用意してください”とお願い。
タイヤの空気が抜けてたから空気いれといたよ、と送り出されたのです。
”スローパンクじゃないのか?”と問うと、”もしパンクだったら電話で呼んでくれたら直しに行く”と。
なら最初っからきっちり直して渡してくれよと思ったのでそう言うと、”ただ空気が抜けてるだけだよ”と頑なに。
空気の減りを感じないまま畑に到着。
確かに空気が抜けてただけだったのかも、と思い、2日分の野菜を収穫し、さあ帰ろうと自転車触ってみると、前輪ペコペコ。
やっぱりパンクしとるやんか。と。
そしてかけた電話。
珍しく繋がったものの”フレームバッグにポンプは入ってるだろう?自分で直せば?”と。
ワタシ、マウンテンバイクのパンクは直したことがない。
山でパンクしたことが、ない。少なくとも一人での時には記憶にない。
お守りがわりのポンプとチューブはフレームバッグに入れてるものの、タイヤレバーなしでどうやってチューブを入れたあとタイヤをはめ込むのか謎しかないので、触らない。常々、パンクしたら山に乗り捨ててくるぜと宣言してるくらいなので、まあ、畑から歩いて帰るかツレを待つか。
ツレの存在意義は自転車にあると思うので、今日はツレの登場を待つ。
幸い。
畑には取るべき草がわんさか生えてるので、草を取る。
自分のエリアを終え、通路および隣の地主の土地からはみ出てる草も取る。
どんどん取る。
本来、仕事を始めようと思っていた時刻が過ぎ、今日は幸先悪いなと思ってるとツレ登場。
ツレの存在意義。自転車要員。
ワタシがyoutubeなどを駆使し自転車完璧にいじれるように成長したら、ツレ、もういらんやんかと思ってしまいそうなので、ここは敢えて、パンク修理の仕方すら習わないことにする。
(でも、多分、パンク修理くらい余裕でできると思う。)
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by cosset-cosset
| 2024-03-04 05:30