土曜日の朝。
仕事まえにサクッと畑に行こうと思ってツレに”マウンテンバイクを用意してください”とお願い。
タイヤの空気が抜けてたから空気いれといたよ、と送り出されたのです。
”スローパンクじゃないのか?”と問うと、”もしパンクだったら電話で呼んでくれたら直しに行く”と。
なら最初っからきっちり直して渡してくれよと思ったのでそう言うと、”ただ空気が抜けてるだけだよ”と頑なに。
空気の減りを感じないまま畑に到着。
確かに空気が抜けてただけだったのかも、と思い、2日分の野菜を収穫し、さあ帰ろうと自転車触ってみると、前輪ペコペコ。
やっぱりパンクしとるやんか。と。
そしてかけた電話。
珍しく繋がったものの”フレームバッグにポンプは入ってるだろう?自分で直せば?”と。
ワタシ、マウンテンバイクのパンクは直したことがない。
山でパンクしたことが、ない。少なくとも一人での時には記憶にない。
お守りがわりのポンプとチューブはフレームバッグに入れてるものの、タイヤレバーなしでどうやってチューブを入れたあとタイヤをはめ込むのか謎しかないので、触らない。常々、パンクしたら山に乗り捨ててくるぜと宣言してるくらいなので、まあ、畑から歩いて帰るかツレを待つか。
ツレの存在意義は自転車にあると思うので、今日はツレの登場を待つ。
幸い。
畑には取るべき草がわんさか生えてるので、草を取る。
自分のエリアを終え、通路および隣の地主の土地からはみ出てる草も取る。
どんどん取る。
本来、仕事を始めようと思っていた時刻が過ぎ、今日は幸先悪いなと思ってるとツレ登場。
ツレの存在意義。自転車要員。
ワタシがyoutubeなどを駆使し自転車完璧にいじれるように成長したら、ツレ、もういらんやんかと思ってしまいそうなので、ここは敢えて、パンク修理の仕方すら習わないことにする。
(でも、多分、パンク修理くらい余裕でできると思う。)
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by cosset-cosset
| 2024-03-04 05:30
少し前に、平日午前のおひとり様タイムを使って峠を登ってました。
ある分岐点で、一人マウンテンバイクの男性がいました。
挨拶してワタシはもう少し上へ行こうとペダルを回してると、後ろから”カバン屋さーん、カバン屋さんですよね〜?”と男の人の声。
”カバン作ってますよ〜”と返事してきた道を少しだけ戻りました。
”自転車にぴったりのフレームバッグってあんまりいないから、珍しいなと思って見てたらカバン屋さんでした”と。
随分前にフレームバッグ作らせてもらったお客さんでした。
フレームバッグつけてる自転車じゃないのもあって、申し訳ないが、自転車乗ってる姿ではお互い気づかない。名前を教えてもらって”ああ、あの時の”となるわけで。
フレームバッグ。
自転車の三角につける。
ピッタリサイズは、なかなかあつらえじゃないと実現しません。
すごくいい自転車なのに、残念な感じでついてるフレームバッグをよく見かけますが、もうちょっとお金を出してくれたら(多分市販品よりコゼバッグの方が高いとは思うけれど、お値段倍以上ではないはず)そしてフレームを寸法取りする手間とコゼバッグを予約する手間さえ面倒でなければ(これが一番面倒ですよね。わかってます。)、すごくピッタリ気持ちいいのを作るのに、、、と、市販品のフレームバッグ付きのいい自転車を見るたびに思うのです。
ということで。
二個目のフレームバッグを作らせてもらいました。
車種と乗り方と方向性さえ同じなら、同じ人間が乗る自転車のフレームの寸法ってそんな大きく変わらないのですが、自転車変えるたびに付け替える手間と、ほんの少しの微妙なたわみやつっぱりがやっぱり気になるから、と、二個目のご注文。
薄めのダウンジャケットを突っ込んでも開口部が弾けないように、マジックテープは内側だけ5cmプラス幅で。
ワタシも、冬場は登りの時にインナーダウンをフレームバッグに突っ込みますが、突っ込み方を工夫しないとマジックテープが空いてたりすることがあるんですよね。ダウンジャケットがフレームバッグからポーンと吹っ飛んでいくことは滅多にあることではなさそうですが、”口”というのは閉じておくべきものだと思います。
色は一緒ですが、つけるときに間違えないようにささやかな色変でトリムの色を変えました。
多分つけたら滅多に外さない、と思うけど。
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by cosset-cosset
| 2024-02-29 05:46
うちとこの山に植ってる杉は花粉を出しませんよ、と、畑のオーナーさんはいうのですが、確実に、山がオレンジに染まってるこの頃。
多分に漏れずワタシの体も、スギ花粉をキャッチ。
反応し始めました。
そうすると、山が何にも楽しくない。
見えてる山が全部畑のオーナーさんの土地なわけもなく、京都盆地をぐるりと囲む山々はほぼ、杉と檜の植林ばかり。
ため息がでます。
ただ唯一いいニュースがあるとすれば。
今年は暖冬なのでスギ花粉は早く飛び始め、例年より早く終わるらしい。
ピークは3月中旬下旬。
もう直ぐ終わるやん!とちょっと気持ちが明るいです。
あと1ヶ月。
マスク二重にサングラス。
完全防備の暮らしが始まります。
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by cosset-cosset
| 2024-02-26 05:32
コゼバッグが東京で展示受注会する日を3年待ってた、とおっしゃってくださったお客さん。
お待たせした分、色々調べて調べて調べ尽くして、オーダーしてくださいました。
ワタシはマクドナルドのレジ前での注文の方がよっぽど難しいと思います。(アレね、本当に苦手。オーダーが難しすぎる。判断の瞬発力を試されてるような気がして、結局よくわからない注文してしまう自分が嫌で、もう2年はマクドナルド行ってないと思う)
コゼバッグは展示受注会でもゆっくり選んでいただけます。
会場がざわついてるけど、長い人は何時間も悩んではるし、色選びで悩みすぎたら細かいことを先に決めて色については後日メールでお知らせしてもらってもOKですし、そんなややこしいことはありません。
だけど、マジックテープは嫌。
でも、バッグのフラップの表面にカチッとがくるのも嫌。
本来ポケットにつくべきマジックテープがなくなると、えらいスッキリします。
それは、ターポリン側にも同じことが言えます。
底角だけはコーデュラで補強を。
好き嫌いだけはっきりしとけばそんなにオーダーは難しいことありません。
こんなことオーダーしてコゼバッグが嫌がるんじゃないか?なんて気遣いは無用です。
そもそも”こうじゃなきゃいけない”なんてことはなく、ワタシの方はお客さんからの”こうしたい”というオーダーによって新たな発見と技術向上のいいことづくし。
とはいえ。
わたし、この通常とは異なるカチッとの長さと付け位置に何時間も悩んだことは、まあ、ここだけの話ということで。
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by cosset-cosset
| 2024-02-22 05:43
今年こそは先頭ランナーから応援したい!と意気込んでいた京都マラソン。
いつもの応援場所への最短ルートは正月にカラスに襲われた魔のルートのため、少しだけ遠回り。
センサー発動により餅屋の前で急ブレーキです。
その前の日も”袋にピンクの大きな何かを入れてるな”と思っていたピンクの正体が姿を現してました。
まさかまさかの五大力さんの餅です。
山科の醍醐寺の餅を天神さんの横の餅屋が作ってるとは驚き、見てるとお店の人が”触っていいよ”と言ってくれたので、遠慮なく。
重たい。
で、持ち上げてみた。
まだ柔らかいからアレだけど、一個でも持ち上がらない。
これをエイやっ!と二個持ち上げる五大力さんの餅あげ。
憧れはあるものの、相当鍛えないとこの餅は持ち上がらないと思う。
興味のある方は23日の五大力さんを要チェック。
で。
餅に気を逸らしてしまい、とうの昔にトップランナー過ぎ去った京都マラソン。
毎年、鹿児島の辻さんと一年に一度の再会は京都マラソンのコース上。
1万5千人をこえるランナーの中からたった一人の辻さんを見つけるのは難しいので、あらかじめ応援の場所を決め、辻さんからは大体の通過時刻予想を聞いておいて、スタンバイ。
良かった。
今年も会えた。
ワタシのささやかな楽しみの一つに、ランナー応援があります。
京都で行われる駅伝は、ほぼ、見に行く。
今年の女子駅伝は、何気に先頭ランナーが石川の選手で、涙してしまった。。。
京都マラソンは、辻さん通過後最後尾のランナーまで応援させてもらいました。
ゼッケンに名前が書いてある人は名前を呼ぶようにしてるのですが、大体みなさん笑顔でありがとう!と返してくれます。13km地点はまだまだ元気。
一人ゼッケン名が”終わったら仕事”さんがいました。”終わったら仕事さん、頑張って!”というと、”代わって!”と返されました。まだまだ元気だ。
フルマラソンは自分が走る気にはなれないけど、なかなか、なかなか良かった。
また来年、いつものところで、辻さん、待ってるよ!
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by cosset-cosset
| 2024-02-20 05:47