Cosset-Bags


by cosset-cosset
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<   2018年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧

追加工を。

よくあるデイバック、というのでしょうか。最近よく目につくラップトップと身の回りのものを入れるためのバックパック。
ネットで買ったはいいけれど、胸のカチッとと腰のカチッとがなくて不便だからつけて欲しい、という依頼。
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デイバック。
なるべくバッグ自体に手を加えたくない。コンピュータを守るための機能は十分だけれど、ベルト類に脆弱さが見られるバッグなのでワタシの縫い目がいつか命取り(バッグの寿命を縮める、という意味で)になりかねない。
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荷物の容量や服の厚み(夏のTシャツと冬のダウンジャケットでは倍くらい体の厚みが変わりますからね)にも対応できるよう、さらにこの胸のカチッとがスライドされると予想されるのは見えてる位置より”下”に来ると思われるので、ショルダーベルトに取り付ける部分は縫い付けずにアジャスター機能を持たせて。
そして、腰のカチッとが問題。
依頼主には伝えたけれど、バッグに入る容量に対してベルトが弱すぎて一番ちぎれそうなポイント。針穴一つも開けたくなくて試行錯誤したけれど、”体へのフィット”を優先にすると、腰のカチッとを付けられる位置というのはもう”ここしかない”ポイントが一つだけ。
止むを得ず、腰のカチッとはいつかこのバッグの中で一番弱いポイントに縫いました。
それも、安定を考えると50mmをつけたかったけれど縫い付けるスペースがなかったので25mmで。

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これで、ラップトップと身の回りのものが重たくなっても大丈夫、でしょう。

せっかくここまで手の込んだデザインの外側を作れるのならば、力が加わる部分にもうちょっと配慮してくれる方が長く使えるバッグになるのに、と思うのですが、今の消費社会。買ってもらうペースを上げる秘策がここに埋め込まれてるような気がしないでもない。
ちなみに、コゼバッグのバックパックには腰のカチッとはついてません。
自転車に乗ることが前提のコゼバッグのバックパック。腰につけてないときにサドルに引っかかったり太ももあたりをブラブラするベルトが好きではないのでつけてませんが、もしご希望であれば問題なく取り付けられます。(取り付けるバッグ側のスペースもあります)

よそのバッグの加工も何でも全部できるわけではありませんが、街の洋服のお直し屋さんよりかは専門的ないい仕事ができると思ってます。敷居の高いコゼバッグの予約制ですが、お気軽にご相談を。



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by cosset-cosset | 2018-06-28 05:05

SUNDAY

梅雨にありがちな、早朝の雨降り。前夜は晴れていて、翌日も晴れ予報なのに、ワタシの起床時間には雨が降っているという悲しい朝。
ドラマを見て朝時間をやり過ごし、家事をし、家族をそそのかし、いざ
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野菜の買い出しへ。
数時間前まで雨降りだったとは思えない空。
無人販売めぐりのはずが、珍しく無人に有人で、10-8は農家のトイレを借り、売り物の飴をもらい、
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ワタシは地震で手に入れた路地のおばちゃんの電話番号に電話し、おばちゃんたちの分まで野菜を買い込みました。
(プリップリの朝取れトウモロコシ一本150円にはだいぶテンションが上がりました。でも、おばちゃんたちは歯が悪くてトウモロコシはいらん、とのこと。ワタシ、歯は大事にしようって思いました)

そして、
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農道を走り
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おたまじゃくし探し。
やっぱりワタシたちの住むエリアは街の方なんで、田んぼはなく家の近所でおたまじゃくしなんて見たことがない。
そして、京都郊外の田んぼは、獣除けの電気ピリピリ柵が張り巡らされてなかなかタモを突っ込めるポイントを探すのに一苦労しますが、100パーセントの柵はありませんから広いエリアを探せばちょっとぐらい田んぼに入ることはできます。
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苦手な方もいらっしゃるでしょうから写真は載せませんが、足の生えたオタマジャクシと尻尾のついたカエルを捕まえ、バッタを獲り、貝を獲り、エビを獲り
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めちゃくちゃ楽しいやんか。
ちなみに、こういう時盛り上がるのはワタシだけでツレはもっぱら”触りたくない”ので写真係。10-8は捕まえて!見せて!を連呼。以前に比べれば触れるようになったけれど、いかにも街の子っぽい。
ザリガニのような雑食は家で飼育できるけれど、おたまじゃくしは近い将来カエルになって肉食になっちゃうので、エサに困ること必死なので絶対家では飼いません。
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めちゃくちゃ楽しいやんか。
10-8もどんどん重くなり、いつまで後ろに乗っけて山野を駆けられるかだんだん怪しくなってきたこの頃。こちらの体力が根をあげるのが先か10-8が”一緒に行きたくない”というのが先か。一緒に遊べる時間には限りがあると思えばこそ、こういう日曜日の朝というのは貴重だなと思います。



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by cosset-cosset | 2018-06-25 05:00

住めば都。

いささか信じがたい話ですが月曜日に起きた大きな地震、ワタシの体は全く感知しませんでした。幸いにして同じく10-8も。
雨が降りそうだからと早めに家を出たのが功を奏し、携帯電話の地震アラートに気づいたのは御所の蛤御門をくぐったあたり。
10-8と、後ろの荷台からなんか賑やかな音がするな、と耳をすますと”地震です”とカバン奥底の携帯電話が教えてくれたのですが、遠くで起きた地震を知らせてくれてるとばかり思って、そのままやたら静かな(そう、鳥の声ひとつしなかったのです)御所を爆走してました。
ワタシの運転技術のおかげか御所の砂利のおかげか、はたまた御所という先人の知恵が”ここや”と決めた場所のおかげか全く揺れを感じることなく、本当に何にも知らないまま学校に到着。

エレベーターが止まってる事で事の重大さを感じ始め、地下駐輪場から3度乗り換えて換算するとトータル9階分の階段をゼエハア登り、ようやく、大きな地震が起きたことに気づいた始末。
次々知らされる地震の大きさに、”ああ、オンボロ我が家はもう終わった。多分土間も割れとるやろし屋根も落ちとるやろな。チャロ、大丈夫かな。”と不安ばかり。
そして、携帯電話を見ると、電池がなくなってました。
データ通信用に持ち歩くiPhoneのラインで近所の奥さんに我が家の無事とチャロの様子を玄関前からチェックしてもらい、午後に帰って自分の目で家の無事を確認して、ようやくホッとしたのです。

我が家はボロ屋で土間に暮らしています。基礎がなく、地面にコンクリート塗った土間の家です。(要所要所でリノベした部分には基礎を作ってもらってありますが、ボロ屋ゆえに壁の向こうがどうなってるのか怖くてみたことありません。基本、石の上に柱がちょこんと乗ってるのです。)土間だから多分、地面に近いからか地震の時は家の揺れより地鳴りのような遠くからの地面の下の音を感じます。嘘やん、て言われるけれど、本当です。
地盤の硬さを信じ、京都という土地の良さを信じ、かつて朱雀大路があった千本通と平安の都を信じ、ボロ屋に住んでいる以上リスクは背負わなくては行けないけれど、ビビりますね。

月曜日の帰宅後、まず本棚を解体。(倒れてきそうな大物は本棚と冷蔵庫くらい。狭い家屋内に積み上げた自転車はどうしようもない。)
そして、路地のおばちゃんたちと”もしも”に備えて電話番号交換。(80歳のおばちゃんと携帯電話の番号を交換し合うって、多分初めての経験です)
仲良くしてもらってるお家に鍵を預け、不在時にもしも何かあったらチャロを外に出してもらうよう依頼。
まさか水道が止まった時の近くの井戸を教えてもらって確認(でも、電気まで止まったらポンプも止まるし、、、)
でも、どちらにせよ、やっぱり路地に住んでる以上危機管理意識は低いかもしれないな、と思いました。
家の玄関出るまでが遠いし、玄関からおもての道に出るまでも遠い。もしおばちゃんたちに何かあったらワタシの体力で担ぐことができるだろうか、とか。。。

でも、いい事もある。
これから京都に暮らしたい、という人がいたら不動産屋さんが伝えないような色んなことを教えてあげたい。
路地暮らしは、もしもの時を考えたら不安ばかりですが、その分普段のコミュニケーションが発揮され住民同士の繋がりによって逆に安心を感じられます。マンションのような希薄さはなく、”隣の家の玄関前はホウキ3つ分だけ掃く”みたいな京都的ななんとも言えないモニャモニャした事もなく(これに関してはワタシたちの路地だけかも。みんな歳とって柔らかくなったのかもしれませんね)、住民の親戚兄弟がどこに住んでるかとかまで知ってる。おすそ分けはもちろんだし、チャイム鳴らすより(というかチャイムなんて鳴らさないな)玄関の扉を先に開ける。
京都のイケズなんて住み始めた最初はあったような気がしないでもないけれど、”今”がリアルと思えば”今”はすごく居心地がいい。
こんな時代だからこそ、まあ、遠くの親戚より近くのナントカです。本当に。

それにしても、余震が怖いですね。(先に言ったように揺れより地鳴りを感じるってまあまあ怖いです)
先週は梅雨らしくない平日に琵琶湖までフラッと昼ごはんと商品テストに出かけてました。
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いよいよ梅雨らしくなってきた6月下旬。
コゼバッグは今年の東京展示受注会の日程を強引に決め(今年もいつもの場所でいつもの相方とやります)、下半期の自分の計画を立て始めたところ。
地震は怖いですが、びびってばかりもいられない。
これ以上大きな災害が起こりませんように。
大阪北部のみなさんも、早く平穏な日々になりますように。


余談ですが、地震が起きた時ツレは震源地近くで電車に乗ってました。通勤もできず帰宅もできず。普段自転車ばかりの我が家ですが、こういう時、車があると迎えに行ってあげられるんやな、と思った次第。







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by cosset-cosset | 2018-06-21 04:27

修正修正。

父の日。”父の日ピクニックに行くから自転車行ったらアカン”と子からお達しが出た以上、奴の目が覚めるまでに帰宅しなくては行けなかった日曜日。
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極寒の峠道。
京都の梅雨らしい蒸し暑さなどどこにもない今年の梅雨。早朝の峠は13度。
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先日一人山の中を歩いていてこの上ない恐怖を味わってしまい、一人で山に入るのがめちゃくちゃ怖いのですが、
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限られた時間で、近くて遠い場所を目指すには山の中を走らなければせっかくの時間が勿体無い。
試作最終段階のハンドルバッグ。
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収まり良い。
口の部分の見た目も良い。
大きさも、大きすぎず小さすぎず。逆に手ブライド派のワタシは何を入れていいのかわからないので、無駄にいつものポーチをそっくりそのまま入れてますが、林道でも暴れることなくタイヤに干渉することもなく、程よい。
ハンドル幅広い人ならもっと幅を広げても良さそうですが、上りでハンドルの並行部分を握るのが難しくなりそうなので、ノーマルはこのくらいのサイズで行こう。
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走りながら食べた飴ちゃんのゴミも突っ込みやすいポケットがステム側についてるし、かなりいいところまできています。
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ただ一つ問題が。
ワタシのロードはディスクブレーキ。
これが、普通のブレーキの人だったら着くのだろうか。ヘッドとステムが短い自転車でも大丈夫なんだろうか。
考え出したらキリがないハンドルバッグ。
自転車に取り付ける系のバッグ類はこういうのが難しい。
どんな自転車にもあうバッグを作るべきか、それともオーダーの強みを生かしてある程度車種を絞るべきか。
”旅しない”がコンセプトのコゼパニアだって、いくらでも旅仕様にカスタマイズできるし、自転車自体から型を取って作るフレームバッグはきっちり自転車に装着できるという点ではオーダーの極みな気がします。
どこに焦点を当てるか。
試作のゴールがある程度見えてきた次のステップはココ。
独りよがりのコゼバッグですが、実は広く考えてたりします。


そして、家からそんなに遠くないそこら辺の山を遊び倒して帰宅してみると、帰宅と子の目覚めが同時だったようで何のお咎めもなく朝飯を作り、洗濯機を回し、梅雨の中休みの素晴らしき日曜日を堪能しました。


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by cosset-cosset | 2018-06-18 04:52

マジカルツール。

京都市内、爆発的にゲストハウスが増えていますが、我が町内も同様で、同時期にゲストハウスとほぼ外国人向けのキッチン付きホテルができました。ほぼ横並び。方や一泊2000円から。方や一泊6000円から。どちらも客層が異なって見てて面白いのですが、何より安い方のゲストハウスに泊りにくる人が、言葉が雑ですが、まあまあヤバイ。
先日、面白い自転車が表に止まってました。
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パッと見、リカンベント。
1日目は”リカンベントで来はったんやな”くらいで通り過ぎたのですが、次の日に良く見てみると、リカンベントにチャイルドシートがくっついているのです。子ども用ヘルメットも。で、リカンベントのパーツは全然高級でもなく、ワタシが言うのもなんですが、汚い。
まじか!と思ったのはいうまでもありません。
それから毎日このゲストハウスの前を通って”今日もまだ泊まってる!”と10-8と歓喜しては持ち主と接触のタイミングを図ったのですが、なかなか会えず。

焦りすぎてゲストハウスに突入し、オーナーさんに話を聞くと、
*ファミリーで来ている。
*ドイツ人である。
*延泊している。
この三つを聞くことができました。


ますます興味が。
そうこうしてる間に梅雨に入ってしまい、でも表に泊まるリカンベント。
小雨降る夕方、我々の帰宅時にようやく会えました。
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ワタシ:おお!どんな人がこの素晴らしい自転車に乗ってるのか会ってみたかったんだよ。ようやく会えて嬉しいよ。
ドイツ人:君達も似たような自転車だけれど、自分で作ったのかい?
ワタシ:まあ、そんなところだけれど。。。ところで、その自転車はどうやって日本に持って来たの?
ドイツ人:バラしてダンボール3箱に詰めて飛行機で持って来たよ。まず、沖縄の那覇に入って、それからフェリーで大分。九州を回ってまたフェリーに乗って大阪から京都に来たよ。これから境港に行って、フェリーでロシアに行く。
ワタシ:まじ?ロシア?もう夕方だけれど境港、まあまあ遠いよ。
ドイツ人:大丈夫。日本はいい国だね。
ワタシ:ところでお姉ちゃん、シートベルトしてないけど大丈夫?
ドイツ人:(お父さん以外英語喋れないからお父さん代弁)シートベルト嫌いだって。
ワタシ:気をつけてね。良い旅を!

出発のタイミングに見事出会えたことに感謝!
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お母さん、抱っこでリカンベント運転して境港へ出発しました。
ビニールがたくさん引っかかってるところに、赤ちゃんが乗るシートがあるけれど、ぐずってるから抱っこで出発。
二人乗りのリカンベントで3ヶ月の家族旅行。
”君達もせっかくいい自転車(オレンジ色のエクストラサイクル)があるんだから、旅をすべきだよ”

世界は広い。
自転車ってだけで拙い英語を駆使して話しかけたくなるこのマジカルツール。
調べてみると、本当に境港からロシアに定期的にフェリーが出てて日本から3日後にロシアに着くらしい。
一つ賢くなった。
そもそも、日本人てファミリーでゲストハウスに泊まるって概念がないけれど、このゲストハウスはまあまあ外国人の子どもも泊まりにきてて、子どもの姿をみるたびに自分の考えの狭さを痛感させられるのです。

このドイツ人家族、そろそろロシアについただろうか。
多分まだ日本の山陰におるやろな。山陰もいいところだから。




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by cosset-cosset | 2018-06-14 05:03

ワタシのヒラメキ。

コゼバッグはカバン屋ですが、”縫うてくれ”と言われれば、縫えるものなら何でも縫う縫製屋でもあります。
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京都と東京、親子でヤイヤイと話し合ってもらった末に決まった形を裁断して縫います。
アトリエが狭すぎるので作業の一つ一つを丁寧にやらないと、まっすぐ縫うのが難しい大きさ。待ち針とクリップ総出で出来上がったのは、ショーケースカバー。

そして、それを仕上げる最中に突如降りてきたハンドルバッグのアイデア。
忘れないうちにショーケースカバーを作り終えたらそのまま試作へ。
最後に試作したときに作った型紙に書かれた日付は8月5日。約一年寝かせてました。そして、寝かせてた時間が長い分、フと閃いてからの手は早く、小一時間で思った形が出来上がりました。
あとはテストテスト。

と思って日曜日の朝。
犬の散歩へ行き、家事を済ませ、ジャージに着替えさあ!というところで、雨。
梅雨っぽい湿った空。一日中雨がポツポツ降ったり曇ったり。
若ければ土砂降りじゃないし、と出かけるところですが、いまのワタシは風邪を引いたらなかなか治らない面倒な体なので、テストライドより健康と安全を選び、10-8とバスに乗り街へ浴衣を買いに行きました。言ってる間に祇園祭になります。4月以降毎月2cmずつ背が伸びてる驚異的な成長を見せる10-8。
ピンクちゃんを選ぶのかと思いきや、親の予想を(いい意味で)裏切る柄を選んでました。
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アイデアは、寝かせればいいものが降ってくることがある。(降ってこないこともあるし、降ってくるまで待てないこともあるけれど)
子どもは、寝かせれば大きくなる。(寝かせなくても大きくなるかもしれませんが、ワタシは成長ホルモンのゴールデンタイムを割と信じる派です)
寝るって大事。
そんなワタシは今日も四時起き。
なかなか自転車に満足に乗れないけれど、後になって”ああいい梅雨だった”と思えるような暮らしがしたいのです。

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by cosset-cosset | 2018-06-11 04:57

共色。

コゼバッグのバッグはオーダーで一つずつ作ります。
オーダーというと敷居が高いですが、形も大きさも全部自分で決める完全なフルオーダーというよりはパーツ毎に配色を変えたり生地を選んだり、糸色を選んだり、ポケットの大きさを選んだり、というセミオーダーに近い(でもかなり自由度の高い)オーダー形式です。
アウターに使う生地を帆布にするのかコーデュラにするのか、それともパーツ毎に両方使っちゃうのか、などなど生地選び色選びは無限なのでとても楽しい場面です。
同じように、糸も50色くらい用意しています。
みなさん、糸は独立した色か似たような感じになる色か選ばれるのですが、時々、”各パーツと同じ色で”と指定されます。

この、”同じ色”が難しい。
生地メーカーと糸メーカーが同じではないので、全く同じ色はなく、さらに糸はメーカーの出してる色を全部コゼバッグで扱うことは到底無理なのである程度選んでいます。(それもコゼバッグが始まって半年くらいの間にメーカーの出す糸色見本からお客さんの選んだ色、というなんとも言えないマーケティングの結果です)
そして、10年前にワタシの作ったパターンでは(これに関しては10年前であろうと今であろうと同じですが)、パーツ毎に糸色を変える事を念頭に置いてなかったので、なかなか糸色をそれぞれ変える、というのは難しいのです。
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コゼバッグのトート型メッセンジャー SサイズとMサイズの間のサイズ
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この辺を見ていただくとわかりますが、生地に似た色でボディのA面、B面 ポケット、ベルトを縫っています。
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なかなか市販のバッグではここまではやらないだろうなと。

有名なアパレル系バッグブランドを営む友人と昔”バッグ作るときに糸を変えるのんて、なんであんなに面倒臭いんやろうな”とカバン屋あるあるを笑いあった記憶がありますが、正直面倒臭い。別に全然大した手間じゃないのに糸を変えるあの面倒くささって何なんでしょうね。
”共色で”のオーダーは手の覚えた手順通り作れないとか、逆に手順通りじゃないから作る手順をきちんと段取りよく作らないと無駄な手間ばかり増えるとか全く油断ならないのですが、だからこそ、地味に美しく仕上がったときはガッツポーズです。

コゼバッグはあっさりした普段使いの自転車用バッグです。
肩肘張らず使えるよう、そしてバッグだけが大げさにならないよう、使う人らしさが出るようなシンプルなデザインです。
シンプルだからこそいいこともあるし、メーカーとしてどうかと思うこともある。
でも、使うのはオーダーしたお客さん。
作る人間はお客さんに喜んでガンガン使ってもらえることに全力を注ぐべし。
ガレージブランドとは言え一人でメーカー維持するのはなかなか厳しい昨今ですが、お客さんのために手間は惜しまない。それがコゼバッグの根底にあるポリシーです。




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by cosset-cosset | 2018-06-07 05:11

早起き。

日曜日の午後
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カラッと晴れた空の下、パークで遊ぶわんぱくたちを眺めてました。
スケートボードとかBMXとか、自分の幼少期に近くにあればもう少し変わった自転車人生だったかもな、なんて思いながら。なにせここはワタシがこの近くに暮らしてた高校生まではため池でした。

変わらなかった人生を悔やむより、まあ今あるがままを生きるしかない。
天気予報と自分の予定を照らし合わせた結果、土曜の朝一で走りに行くしかない!と決意して目が覚めた午前3時過ぎ。(目覚ましがなる前に起きたのでよかったものの、セットした時間は15時15分でした。間違いに全く気づかなかった。危なかった。)
パッと身支度を整えて
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真っ暗な中走ってても4時には山の端がはっきりとし始め、
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月の存在がだんだんなくなってきます。
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4時半にはライトなしでも走れるくらい明るくなって、
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5時半帰宅。
超早朝ライドはなるべく東の空が常に見られるコースどりがオススメです。少しずつ空が明るくなって太陽で空気が温まるのが体で実感できます。そして何より1日が恐ろしく長いです。朝ごはん食べ終わるくらいに強烈に眠くなるけれどそれを越すといい感じにエンジンがかかって順調な日中が過ごせます。
日頃毎日4時起きだというと驚かれることが多いのですが、もうこれを4年続けています。忙しかったらもうちょっと早く起きて朝のうちのやらなくちゃいけないことを終わらせてしまえば午後になって”!!!”と焦ることもなく穏やかな時間が過ごせます。元々の体質もあるかもしれませんが早起きはなんだかお得な気持ちになるので好きです。その代わり、夜のお出かけは滅多にしないので日暮れ後の楽しみを知らない分損してるかもしれませんが。。。


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by cosset-cosset | 2018-06-04 04:52