Cosset-Bags


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ススキトリ。

台風が過ぎて20日ほどですが、結局自転車に乗って自分のテリトリーをパトロールできるのは週末だけなので、再びパトロールへ。
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フカフカに積もった杉の葉っぱを踏みしめて峠を登ったなら、
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案外なんてことなかったかのような表情の林道へ。
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でも、地面に積もる細かな枝でビブ一丁で来たことを後悔するほどの繁っぷりでした。足が擦り傷だらけでヒリヒリする。
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ロードバイクで走るべきところじゃないかもしれない、けれどマウンテンバイクで走るにはちょっとアレな林道。
おおきな木が倒れていたらどちらにせよ降車して持ち上げなきゃ越えられないので、別に何に乗ってようが同じかな、と思うこの頃です。逆にロードの方が軽量なので、非力なワタシにはまだマシかもしれません。
危ないところを攻める走りもできない性格なので、危なければ降りる。歩く。
ロードに乗るクセに靴裏とクリートの減りが早いのが目下の悩みです。

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そして北から南へ大急ぎで下って(まだ南から北へは通行止なので、恐ろしく道が空いているのです。)待ち合わせの家族と合流。
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台風で行くことができなかった幼稚園の稲刈り遠足の目的地の田んぼへ。
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もちろんもう稲は刈られていますけれど、もう一度田んぼへ来たかったらしい。

そして、アレですね。
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子どもが隣に居てくれなかったら完全に怪しいワタシが居ますが、
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グローブをはめてて良かった。
中秋の名月。昨日はお月見。ススキ取り。
思った以上にススキはちぎれなかった。全力で引っこ抜きました。

服選びが面倒なので毎度同じジャージのセットを着てますが、子どもがいなかったら上下ピチピチの格好で路肩をウロウロする姿は良くないな、と改めて。一人で山の中にいるには最適ですが、ちょっと家族単位で行動するときは考えなくちゃな、と思った次第です。






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by cosset-cosset | 2018-09-25 04:55

長いおつきあい。

今日明日という短い時間では出せない”色”があります。
今夏お客さんから預かったバッグ。
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そこ角に穴が空いたから直して欲しい、とのこと。
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確かに。
コゼバッグがまだ東京で営業していた頃、はるばる兵庫県より青春18切符でオーダーしに来てくれた、らしい。そう言われるとそんな記憶がある様な、でも不確かなのは確か。覚えてなくてごめんなさい。

コゼバッグが東京にいたのは2009年のたった一年間だけ。2009年の1月11日に谷中ではじめました。そしてその年が明けてすぐに引っ越したので、始めた翌年である2010年1月11日には京都にいましたから、”東京でのバッグ”ということは10年も使ってくれてることになります。
10年、色々とあったそうです。
国内外問わず、治安の良し悪しも問わず、いろんな所へこのバッグと共に出かけ、処分することは到底できない。修理でもう一度使いたい、とのこと。
嬉しい。
10年の使用感は底角の穴だけではなく、
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このポケットのなんともいえないアセ感。外ポケットの内側を見ると本来の色がありますが、外側の褪せた感じは、絶対に人工的なダメージ加工では出せない”深み”があります。

それを残しつつ、
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角に彩色を。
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インナーには明るさを。
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お客さんに馴染みまくった”取手”や”ショルダーベルト”はそのまま再利用。くったり柔らかく育てるのにも時間がかかります。新品にするのは簡単だけれど、育てるのは”時間”がかかりますから。

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お預かりした1ヶ月ちょっとの間に、オーダーした時には学生だった彼もお父さんになりました。
預かる時には生まれる不安の話を、お渡しする時には誕生の感動とこれからの楽しみの話を。10年前にはどんな話をしたのか覚えてないですが、10年後に再び来てくれたなら、修理で預かった1ヶ月の間に家族が増えたことは絶対に覚えてます。

単にバッグを売買するだけじゃなくて、そこにある時間もバッグと一緒に。
長いおつきあい、本当にありがとう。



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by cosset-cosset | 2018-09-20 04:57

本当のパトロール。

台風と長雨がようやく過ぎた9月中旬。
早く起きてコンピュータでドラマの最終回を見てコメを炊き、洗濯をしておにぎりを握り、犬の散歩へ行ってから久しぶりに早朝パトロールへ出発。
台風でいつもの峠がどんな風になってしまったのかパトロールです。
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ひどく荒れるでもない1個目の峠。
台風で倒れた木のおかげでむしろ明るくなった様な気さえする峠道。

そして愛すべき旧道は、
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肩透かしを食らったかの様に穏やかでした。
風の流れでしょうね。細く狭い谷間には風が流れ込みにくかったのか全く穏やか。
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静かすぎて逆に心ウチがざわつくぐらい静かで、雨上がりのしっとり感と靄がかる感じがたまらない。
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けれど、旧道終わりらへんで倒木が道を塞いでました。
装備が未熟すぎて(グローブしてないし、シューズも歩くには微妙だし、手足むき出しなので、、、)Uターンです。

電気の通ってない道は折れる電柱も切れる電線もないけれど、それだけ人が通らない、ということなので、この木は恐らく退かされることなくずっとここに倒れ続けるのかな、と思ったけれど、もうすぐ猟期がくるので猟師さんに期待です。(自分でやればいい話ですが、、、うん、次はノコギリ持ってこよう。)

そして、もう一個の峠を越えた向こうは、
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辛うじて人も車も通れますが、電柱は折れ、電線は地面を這い、無残な山肌が露わになってました。
台風おそるべし。

本当に、風の向きでしょうね。それと向いた風がたまって滞留しやすいところほど木が折れてる。
いつかもう少し山手に住みたいと思ってますが、台風に地震に大雨。自然災害を目の当たりにするといまの家(築100年を超えてますが案外丈夫だと最近つくづく思うのです)から移るなんて恐れ多い。

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畑もしかり。
田んぼの真ん中に立ってた無人販売。台風で全部吹っ飛んだんでしょうね。新しくヨシズで作ってありました。作物もあらかたダメになってしまった様で、芋づるが1束100円。この無人販売の手作り感(前のも大概でしたが)と芋づるに胸を打たれ2束購入。スジを取って炒めて甘辛く味付けしたら美味しい芋づる。高齢の方には戦中戦後の苦労の味らしいのですが、我々には新鮮な芋づる。


秋も深まりワタシのロードシーズンは終わりに近づきつつあります。
今年のマウンテンバイクは”マウンテンバイキング”できるのか、非常に微妙な京都の山。
引き続きパトロールを続けるつもりです。



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by cosset-cosset | 2018-09-18 04:40

友達も。

ワタシには小学校一年の頃から誕生日カードを送り合う同い年の友達がいます。
毎年11月が近づくと”今年はどんなカードにしようか”と雑貨店を除くのが、もう30年越え!(!!!!)
お互い誕生日も近く家も近かったら友達にならない理由はいらないのが小学生。
今は近くにも住んでいないし電話もしないけれどカードだけは送り合う。で、数年ぶりに”久しぶり!”と会えば家族構成は変わっています。
そんな彼女。
自転車に(多分絶対)乗らないけれどコゼバッグを使ってくれています。
夏休みに京都に遊びにきてくれた時に相談を受けました。

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”あのさあ、バッグ10年使ってて、ちょっと内側のピンクが恥ずかしくなってきたんだよ。ペロンだけって変えられる?”
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”もちろん!”
”この歳になると(同じ歳なので今年38です)ピンクが前面に出るのは恥ずかしくなってきたんだよ”
”まあ、わからんでもないな”
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ワタシなんかとずっと友達でいてくれるくらいなので、さっぱりとした性格の彼女。
確かに、もうピンクってキャラではないな。
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ということで、ペロンを
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黒へ。
インナーも変えるとおおごとですが、ペロンだけなら簡単です。
外ポケットの紺色が使った年月を物語ってますが、車生活なのでショルダーベルトのヘタリも少なく、とても丁寧に使ってくれているのでなおさらペロンだけサクッと交換。
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また長く使ってもらえたら。
そしてそれ以上に長く友達でいてくれたら。

幾つになってもピンクは魅力的な色ですが、もし長く使ううちに最初に選んだ色に疑問を感じる様になったら、一度相談して見るのも手かもしれません。
自転車のオーバーホールの様にそう取っ替えするのもよし(でも新品バッグの半分ほどのコストがかかってしまいます)ですが、気になる一部分を取り替えるだけで新しい気持ちになったりします。
あのピンクちゃんだった10-8もこの頃はムラサキちゃんになってきました。
好きな”色の系統”は同じでも、純粋な”好きな色”のドストライクって年齢で変化するのかもしれませんね。



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by cosset-cosset | 2018-09-13 04:59

お野菜。

ちょっと前に焼き鳥屋さんへ行きました。焼き場の前の席に案内されしばらくしたところで、隣の女性が焼きナスを頼みました。目の前でナスが焼かれて皮が向かれて醤油と生姜が添えられてお隣の席に出てきました。
美味しそうなあ、と思いつつ、その日はなぜか焼きナスを頼むタイミングがなくて。

でもやっぱり美味しそうな焼きナスが忘れられず、でもスーパーは野菜が高騰して贅沢にモリモリ焼きナスが食べられる様なお値段ではないのとプリってしてないのが理由で焼きナスが食べられずにいたのですが。。。

先週走りに行った帰り、ちょろっと無人販売を回りました。(回れるほどたくさんあるってのも面白いですよね)
サコッシュは、持っていない。
野菜を入れられるのはジャージの背中ポケットと、ほぼ空っぽのハンドルバッグと工具だけが入ったシートバッグのみ。
お金はフレームバッグに少々乱暴に突っ込まれてる(というよりずっと入ってる)。
計画的な買い物を心がけなくては。

千円札を有人販売での買い物によって小銭化し、無人販売をいくつか。
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キュウリがどこも売り切れで(というより多分キュウリが育たへんのやろな、と思う)、もう一周エリアを回ってキュウリを買いました。ナスは、見かけるたびに買ってしまった。
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ハンドルバッグも、シートバッグもこの上なくパンパンに。
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ハンドルバッグには
*プチトマト
*ピーマン
*モロヘイヤ
*万願寺とうがらし
*オクラ

シートバッグには
*ナス3袋(一袋3〜4本なので10本は確保)
*キュウリ2袋(お徳用の小さいのが4本と大きいの2本)
*三度豆

そしてジャージの背面ポケットには葉つきニンジン。

大満足のお買い物です。
旅するわけじゃないのにゴチャゴチャとついてる自転車は好みじゃないのですが、とっさの応用力を持つものは大好きです。
コゼバッグから今秋出る予定のハンドルバッグとシートバッグはそんな感じ。
見た目は小さく頼りない感じですが、軽くてフラフラ揺れなくて、でもいざという時はしっかり入る。
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秋です。
こんな買い物を台風の日の朝まで1週間で二回もしました。
おかげで冷蔵庫は潤い、焼きナスは今週2回もモリモリ食べられました。
焼きナスは、250度のオーブンで8分くらい焼くと皮がめくれやすいことを発見。高温で短時間がポイントな様。

この土日は雨で自転車に乗ることもできず、あの台風の被害で畑の野菜がどうなってるのか、また、畑へ遠回りしていける自分的秘密のルート(秘密って言いながらもGoogleマップに載ってる道なんで全然秘密じゃない)は通れるのか?多分林道に至っては壊滅的でしょう。
台風に地震に大雨。
ざわざわしてあんまりしっかり寝られていない。
早く落ち着きたい。
せっかくの秋を楽しみたい。
9月はまだ始まったばかり。






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by cosset-cosset | 2018-09-10 04:49

パン。

みなさんは朝ごはんはパン派ですか?それともご飯派ですか?
ワタシは朝からモリモリ食べられる方なので、俄然ご飯派です。
平日はご飯に味噌汁。
土曜日はパン。
日曜日は、麺類だったりパンケーキだったりその時の気分や子どもの希望で。

もう10年も前の話になりますが、ママチャリのカゴにぴったりのバッグを作って欲しいとオーダーをいただいて作ったバッグがあります。買った食パンを潰さずに持って帰られる様にしっかりしたバッグ。そのバッグも10年間お客さん一家のパンを運び続け、2代目をオーダーいただきました。

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カゴにぴったりサイズ。トート型のSとかMとかではなく、完全オリジナルのカゴサイズ。
10年前に図らせてもらったサイズが控えてあるので、色味だけオーダーです。(逆に言うと自転車も10年同じのに乗ってらっしゃるってことですよね。)

確かに、焼きたての食パンを買うと袋の中で潰れやすい。ワタシはいつも1斤だとパンが潰れるので二斤買って紙袋に入れてもらいます。
その紙袋が紙ゴミを処分するのにちょうどいいいので月に二回ほど二斤のパンを買うたびに紙袋をもらうのですが(紙ゴミは月に一回町内の回収日に出すルールなのです。雑紙は紙袋に入れて出すのです)、紙袋って勿体無いですよね。ただ先述した通り紙ゴミを出すルールに則る為には紙袋をどこかしらで手に入れなくてはならず、悪循環。。。

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パンが潰れない様に、両サイドはベルトでこれ以上広がらず、かつカゴに止めればカバンが内側にたわむこともなく。
そして底はパンの重みでカゴに食い込まない様にしっかりした板がターポリンの下にあります。


ただのエコバッグと違ってパン用。美味しいパンを形良く運ぶバッグ。
また10年、しっかりお役目を果たしてもらえれば。


環境配慮でエコバッグなどが声高になる前から作らせてもらってるパンバッグ。
10年使えるならば2万円ほどの出費も高くないかもしれません。
”それ専用”って気持ちが入りすぎる様な気がしなくもないですが、生活スタイルが決まってるなら決めてしまった方が楽かもしれませんね。


話変わって。
台風。
えげつなかったですね。室戸台風以来とか言われても室戸台風を知らない世代。
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御所も、見たことない御所になってました。(倒木が多すぎて緑の匂いがもわんもわんとしてます。)
10-8の登校時に見た下鴨神社の参道も倒木で見たことない参道になってたし、多分、ワタシのパトロールコースはワタシ一人がノコギリ持って入ったところでどうにかなる問題じゃなさそう。今の所二次災害を懸念して山に行くのは控えてますが(親なんで一人のこのこ出かけて行って怪我して帰って来られなくなったら生活が壊滅するって考えが最近自分に定着しました)なんか想像するだけで悲しくなる。
うちから100メートルくらい上がったところにある有名映画館も屋根が吹き飛んで(本当にその言葉通り見事に吹き飛びました)、”修繕中”と張り紙が出ましたが、修繕だけで映画館が復活できるんだろうか、と思ってしまいます。
でも、元どおりの暮らしがすぐには始まらなさそうだけれど怪我がなくて何よりでした。





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by cosset-cosset | 2018-09-06 05:00
結局今年の夏は全然自転車で山へ出かけなかったなあ、と峠を登りながら思い出した昨日。
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去年は9月にレースに出るつもりだったので8月はレース対策でせっせと自転車に乗っていたような。でも結局台風でレースが流れ、自分的に”レースとは縁がない”ことを悟ったのです。
雨も多いし暑すぎるし、なんだかんだと目的もなしに自転車に乗って山に出かける、と言うのは割と難しい。
チャッチャとアスファルトの上を走るのも、へっぽこローディのワタシには恥ずかしく、一人コソコソ山の中へ。

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昨日は山の水場であった人(原付で給水中の人)に”なんでこんな朝早くに峠を自転車で登るんや?家でゆっくりしといた方がええやろう”と諭されてしまいました。
まあ、朝早くに乗ってる人はおうちの事情(例えば家族をどっかに連れてかなきゃいけないとか)や遠くに行くために朝早く出発しなきゃいけないとかあるでしょうし、ゆっくりするより峠登った方がスッキリすることもある。

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まあ、自転車に乗る理由は人それぞれなので、なんとも説明し難い質問でした。

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ワタシは今夏自転車に乗ってて一番嬉しかったのは”ムササビを見た”こと。
なんやあのイタチよりでかいのは!と思って見てると、木に登って、、、飛んだ!

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”君はムササビを見たことがあるかい?”

夜行性の動物を見るためには夜に自転車に乗らなくちゃいけないけれど、夜の山って怖すぎるから朝の早い時間がオススメ。
毎回何かを見つけてるわけじゃないけれど、朝早く自転車に乗るといいこともある。
でも最近は日の出が遅くなったので朝早くと言ってもあんまり早すぎると山の中でゾワッとする体験をするかもしれない。

ムササビはリスに似てるけれどリスよりはるかにデカイ。
イタチっぽい長さだけれど、イタチより太くてデカイ。
そして、木の上から飛ぶ。




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by cosset-cosset | 2018-09-03 04:56

コゼエプロン。

コゼバッグの新しいウェブサイトをくまなくチェックされた方はお気づきになったかもしれませんが、コゼバッグからエプロンが出ました。
今回はそのお話を。

コゼバッグは普段使いの自転車用バッグを作るカバン屋ですが、カバン一個を作るのにはものすごくたくさんの”不要なもの”が出ます。特に防水性を意識したパターンどりをするので、一枚仕立てが多く、無駄のないパターンを取ることが難しい。生地には”方向
”というものがありますから、それを無視することはできない。
で、余ったハギレはストックしておいて何かしらの製品に仕立て上げるのですが、それでもまあまあ”使えない部分”というのは残ります。
以前から”働く人のためのモノを作りたい”と思っていて、エプロンを作ってみることに。

*自分が使う場合、ミシンのフットコントローラーと押さえのレバーの上げ下げがしやすいよう、股は割れてる方がいい。
*コーデュラに勢力を押され気味の8号帆布を使いたい。
*なるべく無駄の出ないパターンどりを意識したい。よって不要なものが減らせる。
*コゼバッグらしさ。

これらを踏まえ、唸ること数十ヶ月。そして試作すること数ヶ月。出来上がってウェブサイトを刷新するまで数ヶ月。
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なぜ世間では股の割れたエプロンが少ないのか、作ってみてわかりました。
値段を抑えるために手数を減らそうとすると裁断する数は少ないほうがいいに決まってます。(多分それによって”無駄部分”は多量に出るはずです)股を割るためには割れた部分の裁断と縫製、その継ぎ目の工夫が必要。工場で縫製となると、多分色々と制約があるのでしょう。なるほど、かなり面倒です。ただ、ワタシはエプロン屋さんではなくカバン屋さん。それもオーダーの。手数を踏んでナンボですので、まあ、”ここは硬くて縫いにくいなあ”と思うポイントはあるけれど、カバンを作ることに比べたらなんてことはないです。
そして、8号帆布。
コゼバッグではアトリエの都合上これ以上新しい生地をストックできないので、必然的に帆布でのプロダクトになります。8号帆布でエプロン。最初は正直硬くてゴワゴワです。ものすごく使いまくるか、洗濯機への投入(もちろんネットに入れて単独洗いをオススメ)をしまくるか、柔らかく馴染ませるのに相当な時間はかかりますが、次第に体に馴染んでいくエプロン、というのも悪くない。いわば”育てるエプロン”です。育て上げるのに数年はかかると思います。


エプロンは手軽に使ってもらいたいのでウェブショップによる通販を目指していますが、基本コゼバッグはオーダー製。アトリエに来ていただければオーダーももちろん喜んで。
試着してもらって”もうちょっと首のベルトは長いほうがいい”とか、”ちょうちょ結びは面倒だからカチッとに変えて欲しい”とか”大きなポケットも嬉しいけれど仕切って欲しい”とか。色々言ってもらってOKなエプロン。
バッグと同じように自分仕様にオーダーできるエプロンって悪くないと思います。
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使いまくって、洗いまくって、じわじわ自分になじませていくエプロン。
お台所でもキャンプでも、自転車整備の時でも働く時でも。

ちょっと女性が使うには男勝りなコゼエプロン。
このパターンで作った”リネン”のエプロンも最高の使い心地なのです。軽くて柔らかくてそれこそ女性向け。
リネンバージョンはまたの時に。




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by cosset-cosset | 2018-08-30 05:23

Hさん、連絡です。

レジャーシートのオーダーをいただきました。
重い腰がなかなか上がらないものの、スケジュール的にも材料的(帆布のハギレ)にも今しかない感じ。
どんなややこしいバッグを作るよりも体力を使うので、こんな夏にやる作業ではないのはわかってるものの、やっぱり今しかないと気合いを入れたアトリエの日土曜日。
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ハギレの帆布の幅を揃え、揃った順につなぎ合わせ、アトリエで作れる最大の大きさ約190×150cmになるまでひたすら繋げて並べていきます。
繋げたら帆布を一枚のシートにして、裏地のターポリンと縫い合わせます。
”防水性もある”と謳うコゼバッグのレジャーシート。針穴はサイドの4辺のみ。真ん中も縫いたい気持ちはあるけれど針穴を開けると濡れた地面の上に置いて使うとジワリジワリと湿気が上がって来るので、無駄に縫うことはしません。(そして無駄に縫わない分サイドの4辺を縫い合わせるのはその大きさと重さゆえにめちゃくちゃ難しい。)
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出来上がると、ヘロヘロの体とは裏腹に、爽快感があります。
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何と言ってもハギレがすっからかんになるのと、これだけの大物を作りきったというやりがい。
そしてこのレジャーシートがあることで思ってる以上にレジャーが楽しくなるという実体験をもとにした想像力から湧き出るお客さんとその家族の笑顔。

今作れるのは約190×150cmのサイズが最大です。
例えばアトリエがもっと広かったらもっと大きいのが作れるか?と言われると、どんどんと体力は低下して行ってる(のを痛感してる)ので、やっぱりこの大きさが最大です。
作れば作るほどコツがわかって来て手際が良くなって来ているな、と思うものの、ミシンの椅子と作業エリアを何十回と行ったり来たりして、何キロかあるレジャーシートを左手一本で支えて(まあ、ミシンテーブルを改造すればいい話なんですが)まっすぐ縫うのはなかなか至難の技です。

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畳めば見た目はコンパクト。
でも、重たくてその辺のエコバッグでは持ち運びは難しそうなので、
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オマケの袋をささっと縫って。
おそらく次に制作できるのは春。
オーダーをいただいて気長に待っていただければ桜の花見に間に合うか間に合わないか。GWのレジャーに間に合う頃には出来上がると思うので大判レジャーシートを検討してる方はぜひコゼバッグまで予約をどうぞ。
重くて嵩張って、さらに値段も決して安くないレジャーシートですが、10年は余裕で持つでしょう。(ウチは八年目くらいのを使ってますがまだまだ現役です)ペラペラのシートではなくツギハギ合わせは作るタイミングで決まる一点モノ。テンション上がるシートで10年以上楽しめるなら、決して高いとは言わせない。
過去のレジャーシートのコゼログはコチラ。

西尾のHさん、出来上がりましたよ。




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by cosset-cosset | 2018-08-27 05:07

合わせる。

先日納めさせてもらったパニアの話。
コゼバッグの作るパニア/コゼパニアは旅をしないがコンセプト。
コゼバッグ自体のコンセプトも”日常使い”ですからパニアも旅行や特別な時用、というよりかは日常使いでガンガン使ってもらいたい。
生活になじみやすいような見た目や使い心地を目指しています。

対面のオーダーなので、”じゃあ、ここはこうした方が”とか”こういう風にもできますよ”とか、定型からそのお客さんにあった仕様にカスタマイズして行くのがコゼバッグの醍醐味だと思います。
はるばる東京からキャリアを持参してくださったお客さん。
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せっかくのキャリアに合わせてサイズを変更。そして定型はサイドはスナップボタンですが、使い勝手に合わせてアジャスター機能を持たせたテープ型に。
こうすると、
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中の容量に合わせてアジャスターするだけじゃなく長尺物もしっかり納められます。
このパニアが、
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小径車のフロントキャリアに付き、
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BikeEのシート背面に装着できるように。
もちろん、大きさも通常サイズからカスタマイズ。キャリア取り付けに向けて装着部分もカスタマイズ。キャリアを持ってきていただいたからこそ合わせられます。

そして、一緒にきていただいた奥さまも、
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フラップタイプのバックパックをオーダーしてくださいました。
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ようやく改良が終了し自信を持ってオーダーを受けられるようになったフラップタイプのバックパック。ロールタイプより荷室にアクセスしやすく形もコロンと可愛らしい。そしてポケットもフラップに覆われるのでワタシもこの夏ロールタイプのバックパックばかりを使っています。

吊るしのバッグが少なく、ほぼオーダーで作るコゼバッグ。
正直敷居はとても高いと思います。
コゼバッグは巷に出回る情報も少なく、お客さんはアトリエでのオーダーに際し即決力と判断力が試されてるような気がします。
でもそれはどんなお買い物でも規模の違いはあれど同じこと。
絶対損はしないはず、と大声では言えませんが、オーダーなりのお得感はかなり感じていただけるはずです。
特にパニアやフレームバッグ、合わせたいものがある場合。トートやメッセンジャーバッグも体に合わせたい場合。色や形、自分の好みやスタイルに合わせたい場合。
自分をモノに合わせるか、モノを自分に合わせるか。
選択肢は広い方がいい、自分には無理のない方がいい。
ワタシはそう思ってコゼバッグを続けています。



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by cosset-cosset | 2018-08-23 05:00