12年。

修理の話です。

この記事（コゼログ2012年3月21日の記事）によると、作ったのは2012年。

もう12年も前の話です。

コゼバッグとして作った２個目のフレームバッグ。

今でこそ普通にフレームバッグの注文を受けてますが、当時はまだ特別な（ある意味強引とも言える）お客さんからの特別な注文しか受けてませんでした。

うまく作る自信もなかったし。

それを、”ここをこうしたら作れるはずだから”と持ち込みのごつごつファスナーとともに寸法をとった段ボールと共に渡されたのです。12年前に。

スケボーがくくれるフレームバッグ。

そっちに注目しがちだけど、ごつごつのファスナーもなかなかでした。

そのファスナーが、限界の向こう側へ行ってしまったので、まさかの”交換”の事態です。

正直、12年前はファスナーの付け方を知らず、果たして過去のワタシはどうやってファスナーをつけたのかな？と。

ご丁寧に、再びごつごつのファスナーが修理依頼と共に手渡されたわけですが、、、なかなか、こう、ファスナーの歯が金属のって私自身が加工できないので難しい。とても難しい。

現在、コゼバッグがつけてるファスナーは樹脂製。

別のお客さんと仕入れ先さんがファスナーの加工の仕方を教えてくれたので、長さなど自在に操れるようになりました。

が。

金属は、難しい。

でも、ワタシ、12年前とは違いますから。

ここはきちんと新しいのをつけさせてもらいました。

そして、12年の間お客さんが感じてた”小さなストレスの元”をちょいちょいっと変更させてもらって、一丁あがり。

同じごつごつファスナーに交換してますから、多分12年後、また、戻ってくるかな？と思うとちょっとゾッとします。

そんな修理の話には続きがありますが、また来週。