足したり引いたり。
2022年 11月 17日
コゼパニアSスタイルを作らせてもらいました。
ワタシはずいぶん長いことフロントキャリアにバッグをつけることをしていないし、いつも写真を撮っているのはリアキャリアなので若干アレなのですが、特にこのお客さんのキャリアはフォークに取り付けるタイプなのでかなり重心低め。 ”パニア”というとキャンプに行くとかバイクパッキングの基本の基本、みたいなところがありますが、そんなアウトドアのためのバッグじゃなくて、たくさん入れるのが目的じゃなく、大袈裟にならず”さりげなく自転車に実はバッグが付いてます”みたいな生活に馴染んだパニアな方が、日々の生活にtoo muchになりすぎず、いい感じに使いこなせるんじゃないかな、と、パニアについては色々と考えてたりもします。
リアキャリアにつける方が多い中、こちらは、フロントキャリアに取り付ける予定で、サイズをあらかじめ測ってきてもらい、バッグ自体のサイズは変えぬまま取り付けるテープ類の場所を細々と変更しています。
あえて背面取り付け部分の取手はつけず、自転車からバッグを取り外したならこのように会社の中まで運ぶ、という前提です。(外ポケットの内側にDカンが忍ばせてあるので、後付けショルダーベルトで肩がけすることができます)
自転車のフレームに合わせて青系統でまとめています。
ワタシが心配だったのは、地面との距離の近さなのですが、それはLサイズでも楽々クリア。
それこそが、オーダーの良さかな、と。
自分の自転車に合わせてバッグをあつらえる。
多少大袈裟かもしれませんが、少しの違和感をずっと感じて自転車に乗り続けるより、カスタムして”専用”にしてしまった方がしっくりくるのは確かです。
特に、前のキャリアにつけるものですし、大切なお弁当を運ぶためのものですし。
もちろん、積載量を上げるためのパニアも嫌いじゃないですが、それだと、日々の暮らしからは少し離れてしまうし、何より、ワタシにはロングテールバイクというトラックみたいな自転車があるから、自分に必要なものを作るコゼバッグ基準、という点においては、コゼパニアみたいな立ち位置のパニアを作り続けたいと思います。
by cosset-cosset
| 2022-11-17 05:41