余すとこなく芋を掘る。
2022年 10月 24日
秋深まり。
畑よりはみ出る芋蔓で他の利用者さんに迷惑をかけたらあかんと思って立体栽培を心掛けたさつまいもは、ワタシの背丈ほどにツルがぐんぐん伸びました。(その右側の里芋も気になりますよね。夏には盛大に花が咲き、今やワタシより遥かに大きく成長しています。収穫は11月を予定)
5月に植えたさつまいも2種(鳴門金時と安納芋)。
もうそろそろやろか、いや、まだ他の皆さんが掘ってないのに先走ったら先輩に叱られるし、、、と思ってると、先輩たちが芋掘りを開始している様子。

で、芋を掘る前に、このツルを支柱とネットから外さなくてはいけません。
そして、”ツルで籠を編む”という最終目標のある我々。
ツルをむやみやたらと切り刻むわけにもいかず、一本ずつ、知恵の輪を解くように解いていきます。
ネットと支柱を片付け、芋掘りはまた次回にしようか、というところで畑の長老登場。
ここからが問題です。
収穫した芋は3kgほどですが、その5~6倍ほどの重量となかなかのかさばりを見せるツルのお持ち帰り。
持って帰れるか?といろんな人に聞かれたけど(でも誰も家まで車で持ってってやるって言ってくれなかった、、、)、案外普通に積載できた芋のツル。
これから、帰宅して芋のつるから茎と葉っぱを取り除いて。
茎は筋をとって下茹でしたら美味しく食べられます。
ツルは、一週間ほど干したら、籠編みです。
芋は、しばらく寝かせたら美味しく食べられる。
葉っぱだけ、食べられへんわな。(しばらく干して量を減らして畑に持ち帰って畝の通路に巻いて土に返しました)
立体栽培すると狭い敷地から溢れる心配しなくていいし、ツル返ししなくていいし、葉っぱが光合成しやすいので全体の成長が促されるし、そしてその後のことを考えると、ツルも葉っぱも茎も地面に一切ついてないので泥汚れがなく、洗う手間が省けるのがすごくいいです。
同時に、さつまいもの隣に植えた、あの、巨大里芋を掘らなくてはいけません。
あれは、また長老に”ワシが掘ったるさかい”と言われる前に、自分で掘りたいところですが、、、上がアレだけ大きいということは、下を掘るのはめっちゃ大変そうです。
後日談。
カゴは、あめば編むほど上達するらしいので、来年再来年とさらに上達する、予定です。
さつまいも栽培、なかなか余すとこなく利用できて楽しいです。
by cosset-cosset
| 2022-10-24 05:46