行ける時に行っておこう。
2022年 06月 13日
これは、
路肩の奥にある野いちごを採る親子の写真。
正直いうと、ワタシが食べるため、というよりは10-8に採取の喜びを感じてもらうため。
だんだん10-8も大きくなってきて親の遊びについてきてくれなくなってもいい頃だけれど、”野いちご”という子供の感情に大きな魅力を感じさせる言葉に敏感に反応しつつも、”自転車で行くのはしんどいから”という理由でトレーラーに乗り、子供の成長と反比例して衰えゆく男親のしょぼい登りに付き合い、やいやいやいやい言いながら水場で合流できた我々。



1週ごとに旬の野いちごが変わるらしく、このときは一番甘味の強い”黄色”が採り頃を迎えてました。
枝に棘があるので、軍手が無難。
枝に引っかかるので、長袖が無難。
ブヨが狙ってくるので長ズボン必須。
なぜ、パンクするのか?
パンクしにくいという謳い文句のなんとかっていう青い汁をタイヤに詰めたちょっと上等な雰囲気のを履いているにもかかわらず、なぜパンクをし(トレーラーに乗ってる10-8が謎の青い汁が後輪から自分に吹き飛んでくることでパンクに気づいた、らしい)、その汁がタイヤに開いた穴を内側から塞ぐという謳い文句と相反して塞がるスピードより空気が抜けるスピードが早くて、なぜか結局ボンベを使い空気を入れる、という全くもって謎な事態。
結局家族総動員で出かけると、大抵、待つ。
ワタシはせっかちなので、何事も早め早めで準備をしているので、出発時に玄関で待ち、峠の入り口で待ち、峠の向こうの水場で待ち、パンクしないはずのタイヤのパンク修理で待つ。(下だけは二人分の重みを携えた人たちの方が数倍早い)
多分、来年は10-8も大きくなっていて野イチゴという甘美な言葉に惹かれることも無くなるだろうし、ツレはもっと対パンク(とワタシに散々なじられる事態)に備えた投資をするだろう、ということで、こんなに待つばかりの野いちご狩りは多分今年がさいご、と思う。
6月に、天気が良い日曜日が来たならば、行ける時行けるうちに野いちご狩りを。
by cosset-cosset
| 2022-06-13 05:42