全部きた。その1。
2022年 01月 20日
お客さんから”自転車を買い替えた”と聞くと、”ああいいなあ〜”というのが単純な気持ちですが、続いて”買い替えた自転車に合わせてフレームバッグを小さくしてほしい”と言われると、純粋な気持ちからちょっと”ややこしいな”という気持ちになります。 ”シートチューブ側を5cmほど切ってもらえれば”、と。。。 跨って右と左で色を変えた完全オリジナルなフレームバッグ。
というか、そもそもフレームバッグはその車種とその方の乗り方持ち運ぶものの量に合わせて一から全部作ってるので、完全なオリジナルです。
1枚目の写真の紙は、新たに入れるサインの型紙です。
その型紙の位置に注目です。
縮める、と言っても正直ややこしいことは何にもなく、バラして、5cm縮めて、フレームに装着するマジックテープを取り付けるだけ。
横幅が短くなって、縦寸が短くなったので、シートチューブ側のマジックテープは一つ減りました。
今回、一番問題だったのは、バッグの中に入れていていつも持ち歩いている、というポンプ。
トップチューブに沿わせてポンプを持ち運べるようにバッグ内側にループをつけてます。
”横幅が5cm短くなったので、ポンプが入らないかもしれない”と事前に伺っていたので、ポンプも一緒にお預かりして、
ポンプくらい新しくしたら、と思わなくもないのですが、滅多にしないパンクのためのポンプを新しくするのもナンセンス。
バッグ側から合わせていけば。
自転車を買い替えたからそれに合わせてバッグも新調するのはもちろん喜んで!ですが、同じ人が同じような車種に乗るのであれば、そこまで自転車のサイズは変わるものではありません。
もちろん、アルミ、クロモリ、カーボンでチューブの厚みが変わるから内寸は変わるでしょう。
でも、まあ、そこはコゼバッグですから、ご相談いただければ。
長く作ってると、いつか来るであろう、と想像していた”フレームバッグのサイズ直し”。
とうとうやってきた!という気分です。
合わせて。
フレームバッグも、トートも、お色直し。
今回の10年に一度の大修理(お買い上げ時期は色々ですが)は、実はまだまだ続きます。
長くなるので、その2に続きます。
by cosset-cosset
| 2022-01-20 05:03