固着した皆さんへ。
2022年 01月 13日
前々前々回(多分4回前、と思う)のブログの続きです。
元々つけていたロングテールバイクのバッグ。迷彩柄を超えて土色に変化したバッグは初代純正バッグの仕様を継承し、”キットの枠を外して通す”という実に面倒臭い(けど安定感抜群)ことをしていたワタシ。
固着してるんちゃうか?という期待を裏切ってくれることを期待しつつ、バイクをひっくり返しても、トンカチでどついても、案の定期待通り枠組みは外れませんでしたので、
枠組みに、ベルト類を通していきます。
固着したものはもう並大抵の力では外せないので、それでもつけられるようにしてあります。
ずっとロングテールバイクに乗ってて思ったのは、枠の上とサイドさえくっついていて、かつ、バッグのカチッとがしっかりハマってたら危ない思いはしない、と。
多すぎるプラスティックバックルは結局外しっぱなしになるし、止めるのが面倒臭いテープ類(特にホイル側)はバッグの取り外しを繰り返すうちにつけなくなる。
プロダクトとして多くの人に安全に使ってもらうためには、自分が使わないものでも安全のためにつけておかんと!となるけれど、自分で使うだけなら、自分に必要なものだけ、必要なところにあればいい、ということで、 何回もつけては外して、ミシンのところへ行って、つけてみて、を繰り返し、
ベルト類はプラスティックバックルで止まってるだけなのですが、このキットの素晴らしいところは、
天板を枠にしっかり装着すれば、ベルト類も必然的にぎゅっと挟み込まれる形になるので、絶対に取れない。ずれない。
これで18リットルの灯油を2つ、安定して運べます。
前の迷彩柄と比べてターポリンを貼り付け、雨水が貯まる部分には水抜き穴をしっかりと取り付け、かなりバージョンアップです。
生地自体は単純明快なのですが、取り付け部分がややこしく、”これはDIYで作る楽しさは十分あるけれど、手間賃を考えると買ったほうがはるかに安い”と結論。
確か、同じことを7年前にも思った記憶があります。
ですが、コゼバッグは今まだロングテールバイクのバッグ制作ブームが来てますので(一瞬で去る予定)もし気になる方はぜひバイク持参でお越しください。
どうしても、バイクと使い勝手に合わせもって作ったほうがいいところがたくさんありすぎる。
お値段は、純正品よりちょい高めかと。
でも、右だけ、左だけとかできますし、ごちゃついてない分壊れたり傷んだりするポイントは少なめかと思います。
特に、愛を持って長ーく乗り続けて固着してしまった同志の皆さん、外せない枠組みにこだわるより、その枠組みにこちらから合わせていく方向があってもいいような気がします。
by cosset-cosset
| 2022-01-13 05:50