HB101
2021年 11月 29日
今月から借りた畑。
せっせと大急ぎで耕し種を蒔き、家に既にあったセロリやイチゴを株ごと引っ越しし、とできることを終えた今、すべきことは水やりのみ。
まだ草すらワイワイと生えてきていません。
3年前に亡くなった叔父は家庭菜園以上農業以下の野菜作りをしていて、HB101の帽子を棺桶に入れてもらうくらいHB101を愛用していたよう。
今、ワタシもその値段で数日迷ったもののHB101を購入し(帽子ではない)、ジョウロに2滴加えて畝に水やりをしています。 いつもの峠へ行く時も、ハンドルバッグにHB101を入れて(HB101があんなに小さいボトルだとは今まで知りませんでした。小さいのに、高い!)少しだけ遠回りして水やりを。
それから挑む峠道。
今の時期しか楽しめない落ち葉の旧道。
カサカサカサカサと小気味のいい音が楽しく、
今年は、多分、もう来ない。
山が随分と色づき、秋っぽい光で溢れています。
あと1〜2週間もすれば、ワタシのロードバイクシーズンは終了です。
峠の下で震え始めたら、終わり。
寒いの嫌だし、ようやくマウンテンバイクが登場します。
山の緑とのコントラストが、すごく綺麗。
でも、紅葉って近づくとあんまり綺麗じゃない。
もっというと、自然の紅葉って、そこまで綺麗じゃない。
やっぱり、しっかりとお金をかけて庭屋さんが日当たりやいろんなことを計算して出来上がった庭をもつお寺の紅葉って、特別綺麗です。
見るのにお金が必要な理由もすごく良くわかります。
でも、山の誰にも見られることもないようなところで、偶然必然が重なってタイミング良く素晴らしく色づく木々を見ると、ハッとします。
こういうハッとするのは、”見るぞ”と気合い入れて出かけるお寺では難しく、やっぱり自然の中で奇遇にも出会えることにこそ、意味があるのかな、と思ったり。
そんなこの頃です。
by cosset-cosset
| 2021-11-29 05:39