古墳を歩く。
2021年 07月 05日
震えが来る、という以上に気を失いそうになったくらいの激しい食当たりを経験した先週。心身ともに相当にダメージが大きく、また梅雨らしい空模様も相まって、ようやく元気を取り戻してふと”今週は自転車に乗っていない”と気づいたのは木曜日の夕方のこと。
明日は雨の合間を縫ってちょっと行こうか、なんて思っていると、授業参観だった。。。
授業参観も、分散型、というかまあ言葉通り分散型で、10-8は好きな図工の授業(3時間目)を見に来て欲しいというので、ますます自転車で山に行くのは難しくなり。。。
最近最も気になっている双ヶ丘を歩いてみよう!ということで。
家から10分ほど西へ。
GWに偶然うろうろしていたら登り口を発見した双ヶ丘。
幾多もある遊歩道。
6~7世紀にできた古墳群だ、ということで、人の墓を土足で歩きまくるということはさておいて、実際は現代的リラクゼーションスポットand老人たちのヘルスケアスポットとして地域のオアシスになってました。
10分もあれば登頂できる小高い丘に3つの古墳群がある、らしい。
そりゃ、これだけ四方に見晴らし良い丘には有力者を埋めたくなるだろうな、と。
よくわかんないけど。。。
まあまあ歩き尽くしました。
そして気づきました。
ワタシの故郷の小牧城のある小牧山に非常に似ている、と。
小牧山も濃尾平野にお臍のようにある小さな山で、その山に城があるだけなのですが、ネクラ引きこもりの受験期間は随分とそこを歩くことで救われてたことを、久しぶりに思い出した次第。
右京区は、古墳が多い。
この池の向こう側の田んぼや畑の間には、丁寧に祀られた古墳(なんとか天皇稜)と、ただの土の盛り上がりになってる古墳(地元の方は”塚”と呼んでる)がいくつもあります。
気づかなければただのこんもりした緑ですが、やっぱり不自然に盛り上がった塊が、ああこれは古墳だな、とわかる塊が点在するってのは、なかなか京都っぽい、というか妙な感じです。
まあ、右京区ですし(というと叱られそうですが)、なんでこの辺に古墳が多いのかは、調べてみたら奥が深ーい話になるような、気がします。
腹を壊して鬱々とし、梅雨空に打ちのめされていた割には、非常に満ち満ちた時間を過ごした授業参観前の時間でした。
by cosset-cosset
| 2021-07-05 05:51