リベンジ透明。
2021年 04月 01日
昨夏、透明のメッセンジャーバッグを作ったことを覚えてらっしゃる方がどのくらいおられるのかわかりませんが、3つだけ透明素材でメッセンジャーバッグを作ったコゼバッグ。
その様子はこちらをどうぞ。
オンラインショップは即完売。
その後の問合せ多々でした。
たった3つ作っただけなのですが、そのうち2つのB品(仕上げ段階で素材に傷をつけてしまった!)を出したスカタンぶりに、いささか以上凹んだワタシ。
作る大変さと、B品を6割強も(3分の2です)出したショックで、”もう次はやらん”と心に決めた直後から、実はリベンジ欲が出てきたのです。
作り手の矜恃です。
もし次に作るなら、とずっと考えてました。
しかしB品率が高すぎるのと、それ以上に諸々問題が山積みです。
来年と言わず、通年作ればいいのでしょうが、素材的に夏に縫うのは体力的に厳しく、冬も素材的にカチカチになるので余計に傷を作る恐れあり。ならば、春ごろ集中して作れたらいいな、と思ってたところ、コゼバッグが使用するオンラインショップのサービスに”予約販売”というアプリケーションを発見。
これを利用して、あらかじめ予約を受けて、決まった数を作れば材料の仕入れと管理がしやすいのかな、と。
で、リベンジの試作を開始です。
コゼバッグといえば、トート型メッセンジャー。
ワタシも使うのはトート型ばかり。
自分が使うものを作ろうと、今年はトートも登場です。
重たいけどしっとりと。
底面には黒のコーデュラで補強と目隠しを兼ねたものを施してあるので、まるっと全部丸見えではありませんが、
そして、去年の悔しさの残るメッセンジャーバッグは、
、
、
今のところ惨敗中です。
どうして傷がついてしまうのか?(原因は”あそこ”だろなと目星はあるのですが、、、)
次の手を考えてあるので、その作戦で試作して、成功が確認できてら、それからですね。販売するか否かを決めるのは。
お値段とのバランスも大切ですが、どうせ一人親方のコゼバッグとしては”作る楽しさ”と”使う楽しさ”のバランスも重視したい。
買っていただいた方の使う楽しさがあるのは当然ですが、ワタシの方の”作る楽しさ”が”苦痛しかないものづくり”に変わっては本末転倒です。
本当は4月の最初で予約受付を予定してましたが、遅れそうです。
でも、気になる方はぜひアンテナを貼っておいてください。
予約販売としておきながらも、どう転がるかわかりませんので。
by cosset-cosset
| 2021-04-01 05:40