鴨川ハイウェイ。
2021年 03月 01日
ここのところ、一人の移動がとても増えました。
去年までのロングテールバイク市中爆走生活が、すでに遠い昔のように思います。
街を走ってもいいのですが、京都市内の車道は自転車レーンの設置(が十分ではないにもかかわらず)のおかげで路面がとても賑やかで目が正直チカチカします。
御所って、とっても空が広い。
そしてディズニーランドと同じで、中に入ると外側が見えない(正直にいうと見えなくはない。見えてたりするけど見ないようにすれば、見えない)。
そして、御所を抜けてちょっと行くと、鴨川に出ます。
用事に合わせて南へ南下するか、北へ北上するか。
右岸を走るか左岸を走るか。(正確に、右岸がどっちかわかってないですので、文章には西側東側と書きます。どっちなんでしょうね。右京区と左京区と同じ法則で行くなら右岸は西側です。川の流れを見ていうなら、、、正確にはわからないです)
北上するなら、西側がおすすめです。
なぜなら、出町柳で加茂川(出町柳で表記が”鴨川”じゃなくなります)と高野川に別れます。東側を走ってると、勝手に高野川の方に行ってしまいます。
南下するなら、それもずっとずーっと南下するなら、絶対東側がおすすめです。
ちょっと前まで塩小路で終わってた土手の道が、今はずっと続いています。
逆に西側は五条通で道が終わってしまうけれど、道幅は十分に取られています。(夏の風物詩である川床は常設ではなくて、夏前になるとはじまる工事が実は”店側”から行われるんじゃなくて鴨川の土手から車が入って足場立てて川床を組み立てることを前の夏に初めて知りました。そのためにも、道幅はたっぷり。)
自転車専用道ではないので、歩行者優先の鴨川の土手ですが、勝手に”鴨川ハイウェイ”と名付けています。
自転車も通らせてもらってる、くらいの方が歩く人も自転車も優しい気持ちで気持ちよく走れる鴨川ハイウェイ。
ただし、注意点が。
ロングテールバイクなどの自転車だと、目的地付近のスロープ(それも車止めの緩いやつ!)をしっかり確認しておかないと、ものすごく遠回りすることになります。
もう一つ。
やっぱり、スロープの有無を確認していても、最短ルートを望む場合、かなりの確率で車道に上がるには”担ぎ”の場面が出てきます。
軽い自転車なら問題ないけれど、重たい電動アシスト付きママチャリは、難しいかも。
スロープは、南下すればするほど少なくなるような、気がします。
時間と心の余裕のある時は、かなり遠回りになっても、御所をぬけ、鴨川へ。
京都市内中心部の多くの道路は縦と横。
御所も綺麗な長方形(鬼門の部分は凹んでるけど)。
鴨川ハイウェイは、湾曲して南北へ。
44×16というNJS最低ギア比で十分に楽しめる京都市内。
まずは御所の砂利でタイヤをとられヒヤリハットを楽しんだなら、草地のダートを楽しんで、鴨川ハイウェイではツールドフランスを思わせるような石畳のガタガタを楽しんで。
移動を楽しめたら、最高ですよね。
コロナが去り、遠方から京都へ自転車で来られるようになったら、ぜひ鴨川ハイウェイと御所さんをセットで走ってもらいたい。
そんな3月の始まりです。
by cosset-cosset
| 2021-03-01 05:43