オンデン。
2020年 09月 03日
8月の最後の日曜日。勢いを失った晩夏の朝日を浴びながら、夏の名残を探しに出掛けた我々。 今年最後になるであろう、いつもの川は、今までで一番水温が温かく、 芋洗いのように、晩夏を楽しむ人たちで盛り上がっていました。
そして、帰り道。 もう一つの目的が。 旧カライドサイクル新プロジェクト。なのかな? ”新しい場ができたから、よければ見に来い”と情報が方々より入ったので、素直にアジトへ行ってきました。 ワタシが一時3階を間借りしていた堀川下立売の店よりもよほど店らしい面構えのアジトです。 自転車店ではないと言いますが、よほど自転車店のよう。 内容は、ワタシは本人友人いろいろ聞いて10回目くらいでようやく理解したようなしていないような。 詳しくはこちら。
彼がSNSをやるような性分ではないことは本人も周りも重々承知です。
あの太い指でスマホで更新してるかと思うと、その後ろ姿を想像するだけでちょっと笑えます。
京都の洛北にあがる狼煙を確認できるか否か、その煙の臭いをキャッチできるか、そしてその臭いの成分まで理解できるかはあなた次第。
霧中の中でアジトをどう利用するか、そしてお布施をについてどう思うか、そしてお布施したら、どうなるのか。
それは本人にも、お布施をする人にも先は見えない、だからこそ、形あるものに支払うのではなく”お布施”に近いような気がします。
やってることがものすごく京都っぽいな、と遠巻きに思うコゼバッグ。
まあ、何より、彼が輪界の隅っこにでもいてくれる、という安心感があります。
いまだに堀川のビルの前を通るたび(週4くらいは通りかかります)ちょっと寂しい思いにはなっていますが、それでも、洛北のあの辺に狼煙を上げる彼を感じられるってのは、嬉しいことです。
by cosset-cosset
| 2020-09-03 05:41
| 日々のこと