コーデュラは実は2種類。
2020年 08月 17日
ちょっと前におさめさせてもらったフレームバッグ。
フレームバッグは、なかなかニッチな展開ですが、これこそ、”ザ!オーダー”という感じで実は一番作りがいがあります。
フレームバッグの厚みは、大体フレームの直径ぐらいをお勧めしていますが、その具体的な寸法をどうするか。
中にポンプやレインジャケット、工具袋をくくりつけるマジックテープのループをつけるのですが、それらの位置をどうするか。
ポケットもつけられるけれど、どのくらい必要か?
などなど。
ちょっとハードル高めに思うかもしれませんが、極々シンプルに、フレームの装着はマジックテープですし、その位置はダボやステッカーなど大切な部分を除くと必然的に”ココしかつかない”という場所が出てくるので、そこに装着のためのマジックテープを縫い付けます。
しかしやはり、ハードルは高めかと思います。
それに、ワタシは乗るのは得意ですが、自転車の車種や細かな仕様については全然詳しくありません。
なので、対面でのオーダー受注が望ましいかと思いますが、遠方でもご希望の方はご連絡をお待ちしています。
フレームバッグが1つついていると、サコッシュ1個分くらいは荷物が減ります。
厚みやフレームバッグの大きさによってはもっとの容量になります。
ワタシのロードバイクについているものは、小さなフレームの三角に小さなフレームバッグですが、中に何が入っているか?というと、 いつ何を拾ってもいいように、ピンセットとジップロック、そして無人販売用にお金。そして、いつから入ってるかわからないマツボックリ数個。。。
マメな人ならおそらくライドのたびにモノを出し入れするでしょうが、ワタシは入れっぱなし、出しっぱなし、走りっぱなしです。
そして、表題にもあるように、コーデュラの話です。
コゼバッグのコーデュラは、軽くて丈夫な厚みのコーデュラです。
分厚くごっついのも嫌いではないのですが、日常使いがコンセプトのコゼバッグなので、厚みのあるとても丈夫なコーデュラは着ている洋服を痛めてしまうため、敢えて繊維細めの軽い生地を使っています。
破れやすい?
どうでしょう。摩擦による破れは、おそらく厚いコーデュラでもいつかは起こりますし、厚くてゴツいコーデュラを用いたバッグは他所でもやってますし、ゴツさゆえに出番が減ってしまうようでは本末転倒。
あくまでも、日常使いを狙った厚みと丈夫さで揃えています。
が、先に出てきたカモと黒だけは、ごっついのを実は用意しています。
もうおそらく時代的にリアルメッセンジャーのためにバッグを作ることはなさそうですが、メッセンジャーの業務に耐えるにはコゼバッグのコンセプト的厚みでは足りず、黒と、そして柄的にもコンセプトから外れるカモだけ、ごっついのを用意しています。
通常のバッグにも、差額なしで使用することができますし、傷みやすい角の補強だけより強固なごっつい方を指定していただくことができます。
カバンが痛む方がいいか、着ているいつもの洋服が痛む方がいいか、天秤にかけてみたら、コゼバッグは、そしてワタシは、そこそこのバランスが取れる方がいいな、と思ったのがことの始まりです。
それでも、黒とカモだけはカバン優位に作ることも喜んで!です。
by cosset-cosset
| 2020-08-17 05:47
| バッグのこと