底に穴!
2020年 06月 08日
”直せますか?”とバッグの写真が送られてきて、一瞬、というか数分ポカンとしました。なぜなら、バッグの底部分に小さく穴があいていたから。
底のごく一部分に、穴があいていて、その周りは怪我で言うと擦過傷のようにザザーっと。
交通事故や転倒事故の際にバッグがクッションがわりになった場合はバッグのA面が擦過傷のようにザザーっとなった傷ができて、”修理できるか?”という問い合わせがあるのですが、今回は底面でした。
なぜか底面にあいた穴。
転んだり事故でもない。
そしてインナーターポリンも同じ場所に穴が空いています。
コナン君ばりの推理力で色々と想像したのですが、見当もつかず。
穴のあいた部分だけ当て布をするのもちょっと見た目がアレですし、元々角の補強をつけてなかったシンプルバッグなので、底と底角部分を全部覆うように黒のコーデュラをカポッとかぶせました。
格子ステッチも、ほつれが見られたので、ステッチにステッチを重ねておきました。
納めるときに、なぜ穴が空いたのか、わかりました。
毎日使っていただけてるこのバッグ。”入れるもの”と”入れるモノのポジション”は毎日同じ。そして毎日自転車のカゴに入れて毎日通勤。
原因は、これやな、と。
コゼバッグでは、普段使いと普段着に合う強度を持った”そこそこ”の強度のコーデュラ(めっちゃ強いモノではない)を使っています。
糸もそこそこ太くてしっかりと撚りをかけたほつれにくいものを使っています。
あまり、穴が大きくならないうちに修理させてもらえて良かったです。
あいた穴は塞がなくてはなりません。
外側はきれい塞いで、内側は張り替えて。
再び毎日のお供に。
もっと使いたいと思ってもらえてとても嬉しいです。
by cosset-cosset
| 2020-06-08 05:33
| バッグのこと