遠く遠くへ。
2019年 12月 05日
昨日はとある雑誌の取材でした。
ライターさんは11年前の東京時代にお会いした人。カメラマンさんは6年前に10-8がお腹にいるときにお会いした人。
長く時を経て。
カラカラと笑って老眼鏡の話で花が咲き、ちょいちょい登場する10-8のチャチャ入れに相槌を打ちつつ、しっかり閉めるところは閉めて。
どうしようもなく散らかったアトリエを映えるようにスタイリングしつつ、パパッと手際のいいプロの仕事を見せてもらいました。
東京時代とか10-8が生まれる前のこととか遠い話すぎて”その頃自分はどんなだったか”全く覚えてないけれど、最後ライターさんが”全く変わっておられですね”と(ある意味いい意味でも悪い意味でもとれるような、、、)セリフを残して帰られたのが印象的でした。
取材前も取材後も、結局なんの取材なのかあんまりわからなかったけれど、畏まらず作らず嘘つかず自然でまっすぐいればいつでもそのままの自分でいられる気がします。
どんな誌面になるのかは、お楽しみです。
話変わって。
とてもシンプルであっさりと。
最近難しいのばっかり(というとお客さんにごめんなさいですが)作ってるので、こういうあっさりしたシンプルなトートは潔くて気持ちいい。
多分自分もちょっと余裕ができてきちんと自分仕様のバッグを作ることができるようになったら、こういうの作るだろうな、と思ったバッグ。
遠く遠くへ旅立ちました。
梱包前にじっくり見ていると、なんと、ワタシのお気に入りの地”水尾”へ自転車へ行くプチ旅行が特集されています。
水尾では柚子を購入するだけじゃなくて、実は鳥の水炊きやすき焼き、柚子風呂をちょっと変わったシステムでお楽しみすることができます。お友達の少ない我が家は最小催行人数に達することが難しいのでその”お楽しみ”を楽しんだことはないのですが、旅行に来られる方やお友達の多い方はぜひお楽しみいただきたい。
そして水尾へのアクセス方法(と言っても水尾へは道が一本しかありません)が載っています。
今回のcycleは表紙のタイトルの字体もいつもと違いますし、何よりこの時期からオススメの水尾が載ってますし、ぜひお手にとって見ていただきたい内容です。
遠く遠くへ気持ちと思いと美味しさと。
この二つの写真は本当は外で撮りたかったけれど、工事の前哨戦であるコンクリートカッターで掘り返すところをカットしている最中で、せっかく曇りのいい日だったのに外で撮影できず残念な限りです。
音が写真と共に載せられたら、ミシンの50cm向こうから聞こえるあまりの爆音に遠く無の境地に陥ること間違いなしです。
by cosset-cosset
| 2019-12-05 04:58
| 日々のこと