雨の日には。
2019年 03月 07日
三寒四温で雨が降っては少しずつ暖かくなる3月上旬。
今日はターポリンのお話を。
コゼバッグは自転車に乗るためのバッグを作るバッグ屋です。
自転車に乗って出かけた先では雨が降ることも当然可能性としてはある訳です。もちろん、メッセンジャーバッグを使うメッセンジャーの仕事は雨でも晴れでも雪でもデリバリーの仕事があれば当然メッセンジャーバッグに荷物を入れてデリバリーするのが仕事です。
メッセンジャーバッグから始まったコゼバッグですから、ターポリンも扱います。
今回はバッグに使わないターポリンの事例です。
ターポリンは主にトラックの幌であるとか店舗の軒などのオーニング材として使われます。もちろん防水で丈夫。繊維を樹脂で挟んであるようなイメージです。
コゼバッグでは現にメーカーからコゼバッグ的規模でも仕入れさせてもらえるような仕入先を紹介してもらってターポリンを仕入れてますが、そこは店舗のオーニングも作っている会社です。
最近。
ハトメの加工は現場合わせで。
(それも(多分)水道管に留めてるあたりの雑さがチャーミング)
我が家の外置きSURLYたちは軒下にありますが、バイクタワーの上のSURLYはなんとか雨から守られてますが、下のロングテールは軒だけでは雨を避けきれず(できれば軒をもう50cm伸ばせたら、と思うけれど、路地は共用部分なのでできない。。。)うちもこういうカバーをつけたい、と思いながらも早数年経ってますが、こういう雨避けもいいですよね。
ターポリンをカットして四辺を縫うだけなので値段もお手頃。ブルーシートをかけるよりかはマシなものが出来上がります。
もう一つ。
一昨年だったか、東京でヒョウが降ったらしいあくる日。
コゼバッグが東京で展示受注会をさせてもらってる古美術上田の社長から、”路地の入り口のマロの表のテントがヒョウで穴が空いたからターポリンを送ってくれ”と電話がありました。
展示受注会の時には路地の入り口をざわつかせて、毎年看板もマロの大将の好意で置かせてもらってるので、ターポリンを裁断して送りました。
この看板の下に立って上を見上げると、みなさんのバッグにも使われている見慣れたターポリンの色が現れるはずです。
ヒョウで穴のあいた生地の上にウチから送ったターポリンが貼ってあります。
ターポリンのバッグ以外の使い道。というか、もしかすると本来の使い方。
そんなこともできますよ、ということで。
by cosset-cosset
| 2019-03-07 04:52