未来化電動化。
2019年 02月 25日
ロングテールバイク愛用歴11年目。
”持っていい自転車が一台だけって言われたら何を選ぶ?”と名古屋のC店のT社長に尋ねられた時に真っ先に”ロングテールバイク”と答え、”そんなに好き何かよ”と失笑されたことが忘れられないくらい、ワタシは最後の一台となったらロングテールバイクを選びます。
だって、街はもちろん、山も(かなり道は選ぶけれど)行けるから。

まっすぐなダブルトラックはもちろん、ワタシはシングルトラックはいけないけれど、その気になればいける気がする。

後ろが重量級なおかげで、体重移動が下手でもヒヤリハットすることなく下れちゃう魅惑の乗り物。
ただ、その”重量”がネックとなるのは登り。

下りを楽しむまでの登りの道のりが、正直地獄である。
土曜日、久しぶりにSURLY本国のサイトを見てみると、なんと!Big Easyと言う電動ロングテールバイクが登場したではないか!
ロングテールバイクにも色々あって、ワタシがこのオレンジ色を手に入れた時は、頑なに”1×1のフレームにフリーラディカルキット”にかなりこだわっていたものの、20kgの子供を毎日のせ、時に山に入る生活をしているとどうしても自分と後ろの”タイムラグ”(いわゆる”捩れ”)が気になるようになりました。その”タイムラグ”が遠くない将来フレームもしくはフリーラディカルキットとの接続部分に大きなダメージを与えるんだろうな、と思うのだけれど、まだ乗れるのでbigDummyに買い換える予定もない。(余談ですが、よくワタシの自転車もbigDummyと間違われますが違います。BigDummyはフレームとフリーラディカルキットが最初っから一つに溶接された状態なので、多分ワタシが重たいものを乗せて走る時に感じる”タイムラグ”は感じにくい構造になってるんだろうな、と推測されます)でも、遠くない将来今のオレンジ色がダメになった場合どうしようかね、と考えることは時々あります。それが電動になったら、もうワタシは無敵じゃないか!、と思うわけです。
40歳に手が届くようになり、体力の低下をしみじみ感じるこの頃。
でも今はまだ力の限り抵抗を試みています。
でもロングテールで峠は登れない。。。
そんな時に電動ロングテールの登場を知り、5000ドル、日本円に換算すると、、、、高い、とても高い。でも車を買うこと思ったら(だってオレンジ色のロングテールバイクの時も定価見て腰抜かしかけた)60万くらい安いかも。
なんて頭で算段。
そして、日本代理店であるモトクロスインターナショナルのサイトを見てみると、、、電動ロングテールバイクは日本では発売されないようです。。。なんてこった。(多分道路交通法に関する何かがあるのでしょうね)

電動アシストのママチャリが昔は高かったのに今はだいぶお手ごろになりました。
自分がそう言う世代だからだと思うのですが、”お母さん”の数だけ電動アシストママチャリが売れてると思うと、この10年くらいの電動アシストママチャリのマーケットというのは想像に易いものがあります。
ワタシも50歳位になったらロードにも電動アシストをつけたいと思ってますが、10年先は自転車業界もどうなってるのかわからない。今はアシストつけても時速30kmで制限がかかるとか聞きますが、ワタシは歳をとって動体視力も微妙になる頃には下りで時速30kmも出せば十分だろうと思ってるので、あと10年の電動アシスト自転車の発展に期待するばかり。

電動アシストをつけたロングテールバイクは間違いなく羽の生えた乗り物になるに決まってる。
そう思いながら日曜日の早朝は山を越え、畦を走り野菜を買い求めるのです。
23日土曜日の夕刊一面記事は”タンデム自転車 京滋を疾走”でした。
タンデム自転車が夕刊一面を飾る日が来るなんて10年前には絶対になかったし、誌面をみると公道をタンデム車が走ることができるのは全国でも23府県にとどまっています。ちなみに、タンデム自転車が公道を走れるようになったのは2008年7月から。兵庫県が始まりだそうです。京都は2015年11月から。その歩みを見ると、ワタシが50歳になる頃には電動ロングテールが公道を走ることができるようになっててもおかしくないかな、と思ったり。
by cosset-cosset
| 2019-02-25 04:38