Hさん、連絡です。
2018年 08月 27日
レジャーシートのオーダーをいただきました。
重い腰がなかなか上がらないものの、スケジュール的にも材料的(帆布のハギレ)にも今しかない感じ。
どんなややこしいバッグを作るよりも体力を使うので、こんな夏にやる作業ではないのはわかってるものの、やっぱり今しかないと気合いを入れたアトリエの日土曜日。
ハギレの帆布の幅を揃え、揃った順につなぎ合わせ、アトリエで作れる最大の大きさ約190×150cmになるまでひたすら繋げて並べていきます。
繋げたら帆布を一枚のシートにして、裏地のターポリンと縫い合わせます。
”防水性もある”と謳うコゼバッグのレジャーシート。針穴はサイドの4辺のみ。真ん中も縫いたい気持ちはあるけれど針穴を開けると濡れた地面の上に置いて使うとジワリジワリと湿気が上がって来るので、無駄に縫うことはしません。(そして無駄に縫わない分サイドの4辺を縫い合わせるのはその大きさと重さゆえにめちゃくちゃ難しい。)
出来上がると、ヘロヘロの体とは裏腹に、爽快感があります。
何と言ってもハギレがすっからかんになるのと、これだけの大物を作りきったというやりがい。
そしてこのレジャーシートがあることで思ってる以上にレジャーが楽しくなるという実体験をもとにした想像力から湧き出るお客さんとその家族の笑顔。
今作れるのは約190×150cmのサイズが最大です。
例えばアトリエがもっと広かったらもっと大きいのが作れるか?と言われると、どんどんと体力は低下して行ってる(のを痛感してる)ので、やっぱりこの大きさが最大です。
作れば作るほどコツがわかって来て手際が良くなって来ているな、と思うものの、ミシンの椅子と作業エリアを何十回と行ったり来たりして、何キロかあるレジャーシートを左手一本で支えて(まあ、ミシンテーブルを改造すればいい話なんですが)まっすぐ縫うのはなかなか至難の技です。
畳めば見た目はコンパクト。
でも、重たくてその辺のエコバッグでは持ち運びは難しそうなので、
オマケの袋をささっと縫って。
おそらく次に制作できるのは春。
オーダーをいただいて気長に待っていただければ桜の花見に間に合うか間に合わないか。GWのレジャーに間に合う頃には出来上がると思うので大判レジャーシートを検討してる方はぜひコゼバッグまで予約をどうぞ。
重くて嵩張って、さらに値段も決して安くないレジャーシートですが、10年は余裕で持つでしょう。(ウチは八年目くらいのを使ってますがまだまだ現役です)ペラペラのシートではなくツギハギ合わせは作るタイミングで決まる一点モノ。テンション上がるシートで10年以上楽しめるなら、決して高いとは言わせない。
過去のレジャーシートのコゼログはコチラ。
西尾のHさん、出来上がりましたよ。
by cosset-cosset
| 2018-08-27 05:07