愛するモノのために。
2018年 04月 19日
バッグを作る際にどうしても出てしまうハギレはなるべくとっておく様にしています。
なるべく無駄のないパターンどりを意識しているものの、防水性とシンプルさを優先したパターンで生地幅に対し一方方向でしか取れないので使えない部分が多い。そして、コゼバッグのバッグはほとんどが大きいので(一般的なショルダーバッグなどに比べ)ハギレが出てしまいます。
正直、もったいない。
なので、八年ほど前から帆布は貯めてはつなぎ合わせて、地面と接地する部分には防水ターポリンを用いてレジャーシートにしています。
コスト面より手間賃が8割のレジャーシート。決してお安くないのですが、オーダーが途切れることはありません。(というのも、ある程度ハギレが貯まるのを待ってもらうので、完成まで時間がかかるのです。さらに、近年のコゼバッグのオーダーは帆布よりコーデュラに軍配が上がるので帆布のハギレが貯まるのにさらに時間がかかるのです)
手間賃がほとんど、と言いましたが、本当に手間がかかる。
ハギレの選別、大きさもある程度揃えないと一枚にはまとまらない。ハギレもつなぎ合わせると縫い代分使える面積が小さくなるので、大きなレジャーシート一枚作るのに恐ろしくハギレが必要で、たくさんのハギレをつなぎ合わせると手間がかかり、その分お値段が上がる、という悪循環。。。
お一人さまシートという60cm×60cmで4000円(税抜き)。それ以上はオーダーになりますが、大きくなればなるほど先の値段の倍数ではいかなくなります。
でも、需要はあるのです。
だって、ステキだから。
自分でいうのもなんですが、ステキです。
先日作ったのはコチラ。
愛犬と座る用。
リピーターさんです。
犬は人間に寿命が短い。いろんなところへ連れて行ってたくさん写真をとる。その思い出写真にブルーシートやペラペラのシートが映り込むより、ステキなものに囲まれてる方が良いに決まってる。(コゼバッグとそのお客さんとの出会いも”犬の散歩用バッグ”としてトート型メッセンジャーをオーダーしていただいたのが最初でした)
お花見もそう。地面に敷かれたシートが”より気分の上がる”モノの方がいい。
我が家もその考えです。その場しのぎで手に入るものより、長く愛せるモノ、そして写真や記録に残ったものを見返して後から”ああ、これよかったな”と確実に思えるもの、そんなものに囲まれて暮らしたい、そう思っています。
コゼバッグのレジャーシート、お値段が高い上にツギハギとターポリンでめちゃくちゃ重たいですが、気分を上げる、そして雰囲気をよくするアイテムです。
このシートを作ってる時、”愛のある仕事や”とポツリと口から出ました。
土足で歩く愛犬のために市販品のシートよりはるかに値段の張るシートをオーダーするなんて、なんて愛があるんだろう、と。
特に犬は人より寿命が短いですから、いい思い出をたくさん作りたいという気持ちはすごくよくわかる。犬に限らず、人間の一生なんて刹那ですから、子どもと生活を共にしていると、この人と暮らすのは後何年しかない、とかよく思いますから。
その辺の気持ちを加味すると、手間賃8割のレジャーシートもそんなに高くないんだろうな、と思います。
愛のある仕事、コゼバッグのテーマです。
なるべく無駄のないパターンどりを意識しているものの、防水性とシンプルさを優先したパターンで生地幅に対し一方方向でしか取れないので使えない部分が多い。そして、コゼバッグのバッグはほとんどが大きいので(一般的なショルダーバッグなどに比べ)ハギレが出てしまいます。
正直、もったいない。
なので、八年ほど前から帆布は貯めてはつなぎ合わせて、地面と接地する部分には防水ターポリンを用いてレジャーシートにしています。
コスト面より手間賃が8割のレジャーシート。決してお安くないのですが、オーダーが途切れることはありません。(というのも、ある程度ハギレが貯まるのを待ってもらうので、完成まで時間がかかるのです。さらに、近年のコゼバッグのオーダーは帆布よりコーデュラに軍配が上がるので帆布のハギレが貯まるのにさらに時間がかかるのです)
ハギレの選別、大きさもある程度揃えないと一枚にはまとまらない。ハギレもつなぎ合わせると縫い代分使える面積が小さくなるので、大きなレジャーシート一枚作るのに恐ろしくハギレが必要で、たくさんのハギレをつなぎ合わせると手間がかかり、その分お値段が上がる、という悪循環。。。
お一人さまシートという60cm×60cmで4000円(税抜き)。それ以上はオーダーになりますが、大きくなればなるほど先の値段の倍数ではいかなくなります。
でも、需要はあるのです。
だって、ステキだから。
自分でいうのもなんですが、ステキです。
愛犬と座る用。
リピーターさんです。
犬は人間に寿命が短い。いろんなところへ連れて行ってたくさん写真をとる。その思い出写真にブルーシートやペラペラのシートが映り込むより、ステキなものに囲まれてる方が良いに決まってる。(コゼバッグとそのお客さんとの出会いも”犬の散歩用バッグ”としてトート型メッセンジャーをオーダーしていただいたのが最初でした)
お花見もそう。地面に敷かれたシートが”より気分の上がる”モノの方がいい。
我が家もその考えです。その場しのぎで手に入るものより、長く愛せるモノ、そして写真や記録に残ったものを見返して後から”ああ、これよかったな”と確実に思えるもの、そんなものに囲まれて暮らしたい、そう思っています。
コゼバッグのレジャーシート、お値段が高い上にツギハギとターポリンでめちゃくちゃ重たいですが、気分を上げる、そして雰囲気をよくするアイテムです。
このシートを作ってる時、”愛のある仕事や”とポツリと口から出ました。
土足で歩く愛犬のために市販品のシートよりはるかに値段の張るシートをオーダーするなんて、なんて愛があるんだろう、と。
特に犬は人より寿命が短いですから、いい思い出をたくさん作りたいという気持ちはすごくよくわかる。犬に限らず、人間の一生なんて刹那ですから、子どもと生活を共にしていると、この人と暮らすのは後何年しかない、とかよく思いますから。
その辺の気持ちを加味すると、手間賃8割のレジャーシートもそんなに高くないんだろうな、と思います。
愛のある仕事、コゼバッグのテーマです。
by cosset-cosset
| 2018-04-19 04:41