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続きの話。②

続きの話。①の続き。
1軍引退後もせめて2軍で活躍してほしい、そう思ってコゼバッグでは修理はもちろん喜んでお受けしていますが、本来二軍落ちすべきところを見事エースに返り咲くパターンもあります。
続きの話。②_e0149587_04341245.jpg
こちらが長年使い込んだバッグ。
コレをまずはインディゴ色に染変えです。
続きの話。②_e0149587_04342657.jpg
アタリという部分(うまいこと説明出来ないですが、デニムの裾の部分ははくことで紺色の濃い薄いがはっきりしてきますね。新品だとアタリはありませんが、経年変化で濃い薄いがはっきりする、こういうのをアタリというんだと思います)はサラのコゼバッグでは絶対に出ませんが、使い込むことで帆布が柔らかくなり、使った癖が表面に現れます。帆布は綿なのでどうしても紫外線や水に濡れたりで色落ちしてしまいますが、こういうのを味というのかもしれません。
くたびれたバッグは、一度取っ手やショルダーベルト、インナーを取っ払い、アウターだけにして染変え。そして染め上がったバッグを再びバッグに仕立て上げます。(取っ払ったパーツ類は新品に交換です)

続きの話。②_e0149587_04383331.jpg
そして、ドットペイントを。
京都の街の方にある”チキンノット”というスケボー スノボー 自転車のウェア類を扱うお店。カスタムドットペイントでも有名です。

ここまでくると、1軍どころか、エースで4番です。
もちろん、それなりのコストもかかっていますし、時間もたくさんかかっています。
でも、すごくいい。

傷んできたらポイッとほかしてしまうのは簡単です。
新しいのを探して買って使う楽しみもすごーくわかります。
でも、こういう選択肢もあるってのが、オーダーでバッグを作る大切なことの一つかもしれませんよね。








by cosset-cosset | 2015-08-22 10:11