自然。
2015年 06月 19日
しばらく、御所ピクにレジャーシートを持って行っていない。というのも、お気に入りのポイントができたから。そこは、鳥の巣箱が真ん前に見える絶好のポイントで、なんと、テーブルとベンチ付き。週に2〜3回、そこで昼ご飯を食べています。
10-8の目を欺きつつ、しっかり鳥を観察するのは至難の技で(割といい確率で双眼鏡は奪われ、レンズは手垢で汚れてしまう。そして、ポケット図鑑はページが破られる。。。)、ご飯を食べながら肉眼で見られるこのポイントは、誰にも譲れない我々の指定席なのです。
巣箱に、シジュウカラのつがいがやってきて、せっせと巣の材料を運び入れ、そのうちに、オスだけがせっせと出入りするようになり(つまり、メスが卵を産んであっためてるのですね)、そして、オスとメスがせっせと虫を運び入れるようになり(このころから不思議と親が3匹になりましたが)、親が虫を運び入れると巣箱から”ピイピイピイ”と可愛らしい声が聞こえ、それはそれはヒナの成長を楽しみにしていたのです。
ある時、ふと見ると巣箱の下が壊れかけていて、ヒナが無事に巣立ったら公園管理事務所に言って直してもらおう、そう思った矢先、事件は起きたのです。
カラスが、その巣箱の壊れた隙間からヒナを引きずり出したのです。
一羽のカラスが3羽のヒナを。次のカラスがまた3羽。ヒナをさらって飛んで行きました。
一瞬でした。
ああ。なんてことを。
自然界では仕方のないことかもしれません。
親のシジュウカラはまた虫を運んできます。
ヒナが減ってることに気づいた様子。
むむむ。ワタシも子を持つ親なので、悲しい気持ちになります。
親のシジュウカラが飛び立った隙に、またカラスがやってきて、次は巣箱の隙間をこじ開け、巣を引きずり出しました。
そして、落ちるヒナ。
無情にも、またさらわれ。
でも、2羽、ヒナは地を這い逃げ惑います。
必死でカラスを追い払い、2羽のうち一羽を拾い上げました。
もう一羽のヒナは、最後巣箱に残ったヒナと一緒にカラスにさらわれて行きました。。。
ああ。
手にいるヒナを落ちた巣に入れ、早速御所の管理事務所に電話をすると鳥係がやってきてくれました。
シジュウカラの巣は思いの外大きく、周りは苔や木の枝で、産座は動物の毛でフカフカでした。そして、ヒナは割と巣立ち間近まで成長している様子。つまり、カラスもヒナが大きくなるのを毎日毎時間観察し、襲いどきを見計らっていたのでしょうね。
公園管理事務所の鳥係の方によって無事に巣箱も直され、巣とヒナは巣箱に帰り、シジュウカラのお父さんとお母さん、そして補佐は10羽弱のヒナに与えるはずの餌を一羽に減ってしまったヒナにせっせと運んでました。
自然なら、カラスの襲来も落ちた巣とヒナもほっとくんですけれどね、やっぱり囲われた公園で、それも子供たちが観察しやすいように設置された巣箱ですから、ついつい手を出してしまいました。
毎日とは言わないまでも、頻繁に観察し暖かく見守っていた一家がダメになる瞬間を見てしまうはとてもつらい。
残ったヒナは無事に巣立った様子です。
庭のない我が家は自転車で10分ほどの御所を庭代わりにしています。
シジュウカラが巣立った今はアオバズクが楽しみで仕方がない。今、アオバズクの奥さんは卵をあたためている様子。今年こそアオバズクのヒナを見てみたい。
御所の回しもんでもなんでもないですが、御所ってすばらしい。おすすめです。
10-8の目を欺きつつ、しっかり鳥を観察するのは至難の技で(割といい確率で双眼鏡は奪われ、レンズは手垢で汚れてしまう。そして、ポケット図鑑はページが破られる。。。)、ご飯を食べながら肉眼で見られるこのポイントは、誰にも譲れない我々の指定席なのです。
巣箱に、シジュウカラのつがいがやってきて、せっせと巣の材料を運び入れ、そのうちに、オスだけがせっせと出入りするようになり(つまり、メスが卵を産んであっためてるのですね)、そして、オスとメスがせっせと虫を運び入れるようになり(このころから不思議と親が3匹になりましたが)、親が虫を運び入れると巣箱から”ピイピイピイ”と可愛らしい声が聞こえ、それはそれはヒナの成長を楽しみにしていたのです。
ある時、ふと見ると巣箱の下が壊れかけていて、ヒナが無事に巣立ったら公園管理事務所に言って直してもらおう、そう思った矢先、事件は起きたのです。
カラスが、その巣箱の壊れた隙間からヒナを引きずり出したのです。
一羽のカラスが3羽のヒナを。次のカラスがまた3羽。ヒナをさらって飛んで行きました。
一瞬でした。
ああ。なんてことを。
自然界では仕方のないことかもしれません。
親のシジュウカラはまた虫を運んできます。
ヒナが減ってることに気づいた様子。
むむむ。ワタシも子を持つ親なので、悲しい気持ちになります。
親のシジュウカラが飛び立った隙に、またカラスがやってきて、次は巣箱の隙間をこじ開け、巣を引きずり出しました。
そして、落ちるヒナ。
無情にも、またさらわれ。
でも、2羽、ヒナは地を這い逃げ惑います。
必死でカラスを追い払い、2羽のうち一羽を拾い上げました。
もう一羽のヒナは、最後巣箱に残ったヒナと一緒にカラスにさらわれて行きました。。。
ああ。
シジュウカラの巣は思いの外大きく、周りは苔や木の枝で、産座は動物の毛でフカフカでした。そして、ヒナは割と巣立ち間近まで成長している様子。つまり、カラスもヒナが大きくなるのを毎日毎時間観察し、襲いどきを見計らっていたのでしょうね。
公園管理事務所の鳥係の方によって無事に巣箱も直され、巣とヒナは巣箱に帰り、シジュウカラのお父さんとお母さん、そして補佐は10羽弱のヒナに与えるはずの餌を一羽に減ってしまったヒナにせっせと運んでました。
毎日とは言わないまでも、頻繁に観察し暖かく見守っていた一家がダメになる瞬間を見てしまうはとてもつらい。
残ったヒナは無事に巣立った様子です。
庭のない我が家は自転車で10分ほどの御所を庭代わりにしています。
シジュウカラが巣立った今はアオバズクが楽しみで仕方がない。今、アオバズクの奥さんは卵をあたためている様子。今年こそアオバズクのヒナを見てみたい。
御所の回しもんでもなんでもないですが、御所ってすばらしい。おすすめです。
by cosset-cosset
| 2015-06-19 11:36