足跡。
2012年 12月 13日
寒くなって雪が降って路面が凍ったらもう自転車の季節は終わりと思っていたけれど、(それも先週までは本気で思っていたけれど)いざその状況に置かれてみると、案外のこのこと山の方へ足が向いてしまって、結果3日も連続で同じ所を走ってしまった。。。
こんなことしてる場合じゃないのに、空が晴れているからとか、山の向こう側が気になるからとか調子のいい言い訳を作って家事をないがしろにしてる訳です。
一日目は、雪の上を走ることに夢中になり、2日目はちょっと興奮も冷めて落ち着いて雪の上を見られるようになりました。すると、気づくのが足跡。
シカ。
シカは分かりやすいけれど、道を縦横無尽に歩く跡が至る所に残っていて、シカの気配を感じられて嬉しいのです。
橋の上から道の隅っこを歩く足跡。もしかして熊か?とドキドキして、
大きさを比べるものと一緒に移さなきゃと一円玉を並べてパシャリ。
家に帰ってきて足跡を調べるまで小熊の足跡か?と鈴無しで走ってることを後悔してたのですが、なんのことはない、タヌキの足跡でした。
この秋は車にぶつかったタヌキを二匹見つけ、しげしげと観察したのに、こんなに足がおっきかったかな?と。
同じように雪の上にはワタシのタイヤ痕も残り、友人のタイヤ痕も残り、”ああ、あいつまた通ったな”と行動がバレバレです。
話は変わって。
受注会の時にお客様からお預かりしたバッグを修理しています。
全部ひとりで作ってるので当たり前ですが、その時代によって(といってもコゼバッグ4年ですが)ワタシなりに縫い方などが違って、お客様から”いつ買った”とお聞きしなくても、修理でバッグを触って細かな所を見ると、”ああ、いつごろ作ったヤツだ”と分かります。(他の人には分からないサインみたいなモノがあるのです)一度ワタシの手の中で何時間か時間をかけて形になったものがお客様の手に渡って、何年もカラダの一部のように愛してもらってまたワタシの所に帰ってきて少しお色直しをしてまたお客様の手元に戻って行くというのは、ものすごくロマンチックな話だと思います。
ワタシの足跡はなるべく見えない所に残して。
こんなことしてる場合じゃないのに、空が晴れているからとか、山の向こう側が気になるからとか調子のいい言い訳を作って家事をないがしろにしてる訳です。
一日目は、雪の上を走ることに夢中になり、2日目はちょっと興奮も冷めて落ち着いて雪の上を見られるようになりました。すると、気づくのが足跡。
シカ。
シカは分かりやすいけれど、道を縦横無尽に歩く跡が至る所に残っていて、シカの気配を感じられて嬉しいのです。
橋の上から道の隅っこを歩く足跡。もしかして熊か?とドキドキして、
大きさを比べるものと一緒に移さなきゃと一円玉を並べてパシャリ。
家に帰ってきて足跡を調べるまで小熊の足跡か?と鈴無しで走ってることを後悔してたのですが、なんのことはない、タヌキの足跡でした。
この秋は車にぶつかったタヌキを二匹見つけ、しげしげと観察したのに、こんなに足がおっきかったかな?と。
同じように雪の上にはワタシのタイヤ痕も残り、友人のタイヤ痕も残り、”ああ、あいつまた通ったな”と行動がバレバレです。
話は変わって。
受注会の時にお客様からお預かりしたバッグを修理しています。
全部ひとりで作ってるので当たり前ですが、その時代によって(といってもコゼバッグ4年ですが)ワタシなりに縫い方などが違って、お客様から”いつ買った”とお聞きしなくても、修理でバッグを触って細かな所を見ると、”ああ、いつごろ作ったヤツだ”と分かります。(他の人には分からないサインみたいなモノがあるのです)一度ワタシの手の中で何時間か時間をかけて形になったものがお客様の手に渡って、何年もカラダの一部のように愛してもらってまたワタシの所に帰ってきて少しお色直しをしてまたお客様の手元に戻って行くというのは、ものすごくロマンチックな話だと思います。
ワタシの足跡はなるべく見えない所に残して。
by cosset-cosset
| 2012-12-13 15:58