今日の本。
2012年 05月 24日
『新 東京の仕事場』
木内 昇 著
平凡社
2400円+税
少し前の本なのですが、クリエイターやアーティスト等東京に暮らす35人の人たちの仕事場が紹介されています。この本を読むと(見ると)ヒトの仕事場ってステキだな、いいなあと思います。コゼバッグをはじめた時は、古美術屋の2階の倉庫スペースを間借りし、常に”片付けろ!”古美術屋にどやされながら極狭スペースを工夫して使っていました。そのときは、台東区の仕入れ屋さんが間近だったこともあり、必要ならば必要な時にモノを仕入れる、もしくは自宅に保管する仕方をしていましたが、京都に越してきて必要な時に必要な物がカンタンに手に入らなくなり、まとめて仕入れをくり返すうちに、モノが溢れんばかりになってきました。そのときにこの本を手に取り、”こういう風にステキにまとめたい”とか、”この人よりまだ私のほうがマシだ”などと参考にしてました。
来週末に東京にて展示受注会を開催します。
今、アトリエは、アカン事になってます。
受注会後に焦って注文しなくてもいいように取り寄せた大量の帆布が邪魔で、昨日洗い屋さんのおじさんに預けてきたのに、また別で生地が届きました。当初、”茶箱二箱まで”と決めた生地は、もういまや溢れ帰り、コロを底に付けた茶箱は二つとも入れた生地の重みで底が抜けてしまい、合板で補強してあります。サンプルバッグもたくさんありますし、プラスティックパーツもある意味東急ハンズのような品揃えですし、帆布とコーデュラは、京都のどの生地屋さんよりも数がそろってます。とまあ、自慢でもなんでもなく、本当にアカンのです。
改めて、この本を読んで、”この人よりマシだ”と思うページはすっとばし、こうありたいと思えるヒトのページを見てイメージトレーニングから実践に移したいとせつに思わせる本です。
コゼバッグは、明日は定休日です。
明日は、久々にゆっくりサイクリングと畑でも と思ったのですが、午後から雨の予報です。
by cosset-cosset
| 2012-05-24 16:39