オオタケ
2012年 05月 23日
ツレは、今年の春に、29インチのマウンテンバイクを買いました。
春前のブログにも書いたトレックのヤツの色違いです。
”二人で共用できるから!”と殺し文句を言いまくったにもかかわらず、まったくワタシが乗るような出番は回ってきません。ワタシが乗れるような仕様にもなっていません。それに、まだ自分のテクニックが未熟で怖いから新しいヤツに乗りたいとまだ思ったりもしません。
ワタシのマウンテンバイクは、オオタケのトレイルヘッドというヤツです。
ツレが、オオタケのトレイルヘッドをサイズ違いで2台持っていて、たまたま小さい方がワタシにピッタリのサイズだったので、ワタシが愛用しています。(この事に関しては、ツレは”これは運命に違いない”などとほざいています。)元々、トライアスロンという競技からスポーツバイクが始まったワタシは、マウンテンバイクには縁遠い自転車ライフを楽しんでいたのですが、3年前に京都に越してきてからボチボチと乗り始め、今や週2〜3はマウンテンバイクでいつものコースをパトロールするほどになりました。一人で行くときは危険を避け、同じコースばかりですが、誰かと一緒のときは多少の冒険もしたりします。担いだり、ガレバを避けずに突き進んだり。そういう時に、自分の乗っている自転車が”オオタケである”と実感したりもします。
そして、やっと”自転車は、地元にあったものであるべき”と理解するようになりました。
オオタケを作ったオオタケさんは、かつて外来ものばかりだったマウンテンバイクを日本の土地(それはオオタケさんのホーム秦野)に適したものを作ろうと言って作ったもの、らしいです。外国人に比べて小さい日本人にもサイズ感よく、そして、ワタシという156cmほどの人間でも自転車に操られることなく乗れるよう、うまいこと設計されています。と、やっと実感できるようになりました。
北山の巨匠VIGOREのカタオカさんもしかり。京都の土地に合い、片岡さんの理想とする乗りかた、乗り味を追求し、21世紀の今は、それをベースとした新しいVIGOREの形があらわれています。
空井戸サイクルの考えるボッカも、これまた京都の土地になかなか適したバイクで、ワタシは持っていないけれど、限りなく無駄を省き、カライドマスターの”これでしょう!”というのがグングンと伝わってくる一台です。
というのが、この3年でやっとわかった事です。自分のオオタケだけに関して言えば、タイヤを勝手に履き替えられて、峠を一つ越えた頃にやっとその事実に気づくくらい、まだまだ敏感ではありませんが、もっと前だったらタイヤを履き替えた事にすら気づかなかったと思うので、はやりこの辺もまた、乗っている時間に比例して成長した部分とも言えます。とはいえ、所詮その程度。まだまだマウンテンバイクのマの時に足をかけたくらいのワタシが、ツーナイナーに乗って京都のトレイルを走るなんてまだまだ早い。というより、156cmの身長でツーナイナーという事がまだ解せない。180cmのヒトが29インチに乗るのとははやりバランス面でおかしいと思ったりもします。
といいながらも、もしかするとワタシのテクニックがグングンと向上して、来年の今頃にはツーナイナーヤバい!とか、外来モンのこてこてのダウンヒルバイクがヤバい!なんて言ってるかもしれませんけれどね。
今後世の中のマウンテンバイクの傾向は29インチに変わるという噂がありますが、まあ、世の中には160cm以下でもマウンテンバイクに乗るんだという事を忘れないで欲しいなと思いながら走っていた今朝でした。そして、ワタシには、ああしたいこうしたいと思う前に、とにかくマウンテンバイクが好きで、勝手に適したバイクを用意してくれるツレがそばにいてくれて、本当によかったと思うのでした。
ツーナイナーを手に入れたときのようにおせっかいが過ぎる事も多々ありますが。
春前のブログにも書いたトレックのヤツの色違いです。
”二人で共用できるから!”と殺し文句を言いまくったにもかかわらず、まったくワタシが乗るような出番は回ってきません。ワタシが乗れるような仕様にもなっていません。それに、まだ自分のテクニックが未熟で怖いから新しいヤツに乗りたいとまだ思ったりもしません。
ワタシのマウンテンバイクは、オオタケのトレイルヘッドというヤツです。
ツレが、オオタケのトレイルヘッドをサイズ違いで2台持っていて、たまたま小さい方がワタシにピッタリのサイズだったので、ワタシが愛用しています。(この事に関しては、ツレは”これは運命に違いない”などとほざいています。)元々、トライアスロンという競技からスポーツバイクが始まったワタシは、マウンテンバイクには縁遠い自転車ライフを楽しんでいたのですが、3年前に京都に越してきてからボチボチと乗り始め、今や週2〜3はマウンテンバイクでいつものコースをパトロールするほどになりました。一人で行くときは危険を避け、同じコースばかりですが、誰かと一緒のときは多少の冒険もしたりします。担いだり、ガレバを避けずに突き進んだり。そういう時に、自分の乗っている自転車が”オオタケである”と実感したりもします。
そして、やっと”自転車は、地元にあったものであるべき”と理解するようになりました。
オオタケを作ったオオタケさんは、かつて外来ものばかりだったマウンテンバイクを日本の土地(それはオオタケさんのホーム秦野)に適したものを作ろうと言って作ったもの、らしいです。外国人に比べて小さい日本人にもサイズ感よく、そして、ワタシという156cmほどの人間でも自転車に操られることなく乗れるよう、うまいこと設計されています。と、やっと実感できるようになりました。
北山の巨匠VIGOREのカタオカさんもしかり。京都の土地に合い、片岡さんの理想とする乗りかた、乗り味を追求し、21世紀の今は、それをベースとした新しいVIGOREの形があらわれています。
空井戸サイクルの考えるボッカも、これまた京都の土地になかなか適したバイクで、ワタシは持っていないけれど、限りなく無駄を省き、カライドマスターの”これでしょう!”というのがグングンと伝わってくる一台です。
というのが、この3年でやっとわかった事です。自分のオオタケだけに関して言えば、タイヤを勝手に履き替えられて、峠を一つ越えた頃にやっとその事実に気づくくらい、まだまだ敏感ではありませんが、もっと前だったらタイヤを履き替えた事にすら気づかなかったと思うので、はやりこの辺もまた、乗っている時間に比例して成長した部分とも言えます。とはいえ、所詮その程度。まだまだマウンテンバイクのマの時に足をかけたくらいのワタシが、ツーナイナーに乗って京都のトレイルを走るなんてまだまだ早い。というより、156cmの身長でツーナイナーという事がまだ解せない。180cmのヒトが29インチに乗るのとははやりバランス面でおかしいと思ったりもします。
といいながらも、もしかするとワタシのテクニックがグングンと向上して、来年の今頃にはツーナイナーヤバい!とか、外来モンのこてこてのダウンヒルバイクがヤバい!なんて言ってるかもしれませんけれどね。
今後世の中のマウンテンバイクの傾向は29インチに変わるという噂がありますが、まあ、世の中には160cm以下でもマウンテンバイクに乗るんだという事を忘れないで欲しいなと思いながら走っていた今朝でした。そして、ワタシには、ああしたいこうしたいと思う前に、とにかくマウンテンバイクが好きで、勝手に適したバイクを用意してくれるツレがそばにいてくれて、本当によかったと思うのでした。
ツーナイナーを手に入れたときのようにおせっかいが過ぎる事も多々ありますが。
by cosset-cosset
| 2012-05-23 17:28