今日の本。
2012年 05月 19日
『マタギ 〜矛盾なき労働と食文化〜』
田中康弘 著
えい出版社
1500円+税
秋田県阿仁町のマタギの話です。シカやイノシシを捕る猟師と違い、クマやウサギを捕るのがマタギ、みたいです。さらっとこの本を読んだだけでは”マタギとは”と上手に説明する事ができません。猟師と違って、集落の団結や信仰的な背景が絡んでいます。そして、”マタギ”は本職を持っているヒトが多いみたいです。そして、過疎化の影響で跡を継ぐヒトがとても少ないみたいです。
この本のなかでは、クマとウサギの捌きかた、食べ方が載っています。
先日補陀落山荘に二泊三日という特殊な自然環境に置かれ、自然を少し身近に感じました。さすがにクマは滅多にいないみたいですけれど、それでもやはり、いつものワタシのパトロールコースにもいくつも”クマに注意”と看板がありますし、もしいつか出会ったなら、そしてもしいつか、その肉が手に入る機会が巡ってきたのなら、ぜひ食べてみたい。
クマもウサギも独特で、ウマいとこの本には書いてありました。
コゼバッグ、明日は定休日です。
ワタシは明日”杉玉作り講習”というのに参加してきます。とてもワクワクしています。
by cosset-cosset
| 2012-05-19 16:44