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Cosset-Bags


by cosset-cosset
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広告について考える。

まいどです。

コゼバッグをスタートさせて一年ちょっと。
皆様のおかげで楽しくカバンを作らせていただいてます。
たった一人の手仕事であり、なおかつコンピュータに疎いので、広告及び宣伝活動はコゼバッグを応援してくださる方に委ねています。
なので、マーケティングもした事がありません。
商品は、自分が「コレあったらいいな」と思う所から始まり、小物関係は「こんなんあったらいいな」を形にしています。
そんな、皆様に支えられてのコゼバッグです。

と、そう思いながらミシンを踏む毎日ですが、昨日また届きました。

広告について考える。_e0149587_9191344.jpg


googleより愛のお手紙。
「コゼバッグ 広告宣伝担当者様」 宛です。

平素よりワタシはgoogle派ですが、googleに広告を載せたいと思った事は一度もありません。というか、どの媒体にも広告を載せたいと思った事はありません。
どういったリサーチを経て、こんな一人仕事のコゼバッグに、広告掲載の勧誘が来るのでしょう?

一人仕事というのは非常に気が楽でありながら、すべて自分の責任なので、色々と判断を迫られるときはドキドキします。
自分の場合、京都に移住した事で少しでも資本主義のマイナススパイラルから逃れる事が出来たのではないかと思ってます。
目指すのは街のメッセンジャーバッグ屋さん。
言わば、街の自転車屋さんのメッセンジャーバッグバージョン。
新しいのが欲しいと言ってもらえれば新しいバッグを誂え、手持ちのバッグのベルトがうーんと思ってもらったら相談しに来てもらい、たまには転んで破れたズボンの裾を直しを、、、と言った事がしたい。

身の丈に合わない仕事はもちろんしません。
自分が自転車に乗り、そして、乗る人が楽しくなるお手伝いをして行けたら と思ってコゼバッグを続けて行きます。

うーん、結局何が言いたかったのかと言うと、グーグルから広告出しませんか?って言われたって、ワタシは日本中の皆さんに宣伝して、もし仮に日本中の皆さんが欲しい!と言ってくれた所で作れないし、ましてや皆さんが欲しい!と思ってもらえるような、マスを相手にした商品は作っていない。けれども、日々皆さんがカチッとクリックする時にどこかにチラッとコゼバッグのマークのチャリンコに乗るネコちゃんがチラチラしてたらきっと面白いだろうなと思った という事が言いたかったのです。
つまり、グーグルに対する批判ではなく、自分に対してうぬぼれるなよ という警告だったのです。
by cosset-cosset | 2010-01-27 09:36