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Cosset-Bags


by cosset-cosset
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ピンクと黄色。2。

帆布で作らせてもらったピンクと黄色のメッセンジャーバッグ。
”ほんと、毎日使うので”と、雨の日用にもう一つ作らせてもらいました。
ピンクと黄色。2。_e0149587_09470044.jpg
ちょっと、色のパターンを変えて。
そして、全部ターポリン。
フラップの黄色は訳ありで2枚重ね。
ピンクと黄色。2。_e0149587_09472150.jpg
ターポリンのバッグ、雨の日には強いです。もちろん。
だけど、冬の、寒い日にフラップを開けて閉めてを繰り返す、そういうのに実は弱い。
折れる癖のついた部分が圧倒的に痛みやすい。
あったかい時は全体的に柔らかいのですが、寒い時はどうしても素材がゴワゴワします。だから、折れる場所に癖がつきやすい。
ターポリンを表生地も裏生地にも使うってことは寒い季節はゴワゴワを極め、どうしても癖がついてそこから素材が痛むことは理解してもらった上で、作らせてもらいました。
ピンクと黄色。2。_e0149587_09494313.jpg
それにしても。
前回も書きましたが、目がチカチカします。
作ってても、目を閉じてからもピンクがチラチラするくらい、ピンクでした。
ピンクと黄色。2。_e0149587_09500426.jpg
ターポリンバッグは黄色少なめ。

ワタシがこんなこと言うのはなんですが、雨の日にはザックカバーのようなカバーをつければいいんだと思います。ワタシはメッセンジャーの時は自分で防水の布で雨用カバー作ってバッグに被せてました。
Lサイズくらいの大きなバッグになると、フラップがバッグを完全に覆ってるのでマジックテープでフラップを止めなくてもある程度フラップは閉じてますし、なんだったら雨用カバーにカチッとをつければOKかと。

ただ。
バッグは一つをずっと使うより二つを交互に使う方が2倍以上の寿命になります。
ピンクと黄色のテーマカラー。
そしてカラーオーダーできる、大きなメッセンジャーバッグ。
コゼバッグにも希望の色の在庫はわずか。
メーカーの生産がなくなる中、希望の素材や色に限りがある中でできるのはバッグの寿命を伸ばすこと。

と言うことで、もう一個ピンクと黄色の予備のバッグの完成はまだまだ先です。


# by cosset-cosset | 2024-03-18 05:47

ピンクと黄色。1。

アトリエに登場した時のバイクが、なかなかコゼバッグにはいらっしゃらないスポーツ専用車種だったので、もしかして、、、競技されてます?と伺うと、”しませんよ”と。
横風をもろに受けたら吹っ飛びそうなホイールも、風を切るようなタイプのフレームも、”カラーオーダーできるから”という単純な理由だけではなさそうな、そんな感じのお客さん。

ピンクと黄色。1。_e0149587_09352637.jpg
のバッグを作らせてもらいました。
テーマはピンクと黄色。
自転車も、ピンクと黄色。
コゼバッグを作る前のお手持ちのメッセンジャーバッグも”え?このブランドってカラーオーダーできるんですか?”と聞いてしまったくらい、多分、カラーオーダー物を初めてみたピンクと黄色のメッセンジャーバッグ。
でも、カラーオーダーできたのは過去のこと。
今はやってなくて、でも、使い過ぎで傷んできたのでカラーオーダーできるところを探してやってきてくださいました。
ピンクと黄色。1。_e0149587_09373824.jpg
それも、帆布で、ピンクと黄色。
帆布は、発色がいい色ほど色褪せやすい。
ワタシの口からは何十回も多分お客さんに向かってそのセリフが出たはずですが、リスクは十分に理解したということで作らせてもらいました。

ピンクと黄色。1。_e0149587_09391292.jpg
この黄色の帆布、そしてピンク。
もう、アトリエにあるだけで終わりです。
ピンクと黄色。1。_e0149587_09391916.jpg
ワタシがいうのもなんですが、コゼバッグってどうしても普段使いしやすい洋服に合わせやすい色とか汚れが目立ちにくい色、とか、そういう色のバッグを作ることが多いのですが、これは、なんともまあ、作ってて目がチカチカしましたね。
アトリエも明るかった。

ただ、黄色の帆布は、ものすごく汚れるやろなと思う。
なので、もう一個、雨の日用を作らせてもらった話はまた次の時に。

# by cosset-cosset | 2024-03-14 10:23

リーチ。

そして。(先週の一応続きです)
パンクしたマウンテンバイクのタイヤを一向に直す気配がないツレ。
強い風と雪とみぞれが吹き荒れた翌朝、山に雪の期待をかけて自転車に行くことをツレに伝えると”パンクを直す時間がない”と。
時間がない。
いい言葉です。
土曜日にパンクしてから何度夜を経たことでしょう。
自分の自転車をいじる時間はあるのに、ワタシのパンクしたタイヤは玄関に脱ぎ捨てられたまま。。。
山に行きたいならロードで行けば?と。

もし、山の向こうが大雪だったら、ロードでは無理やな、と嬉しいのか嬉しくないのかよくわからない期待をして登った峠、の向こう側は
リーチ。_e0149587_15174919.jpg
ほんのり雪が残り、前日の湿り気たっぷりなだけでした。
よかった。と安堵したいけど、やっぱり残念だな。前の日はあんなに雪が舞ってたのに、一瞬で消えてしもうたのやなと、マウンテンバイクで行くはずの道をロードで。

木の葉の上で凍った水分がパラパラと降ってくる山の中。
リーチ。_e0149587_15192823.jpg
もう、やっぱり、マウンテンバイクいらんやんか。
結局、同じ道をロードでも行ける。
ガレガレで危ないところは潔く歩く。
1箇所、めちゃくちゃ怖い橋があって、そこだけはSPDシューズでは滑ってヒヤリハット以上のヒヤリを楽しめるけど、それ以外は、別に、マウンテンバイクと何にも変わらん。
今時のロードバイクは、キレッキレのロード的走りを求めない限り、ワタシのような人間に非常に、優しい。
リーチ。_e0149587_15212474.jpg
ツレは、一応気を使ってか空気圧をかなり低めにしといてくれたけど、ワタシはふわふわした乗り心地のタイヤ感が苦手なので(気持ち悪くなる。ファットタイヤも、向いてないと思う)ゴリゴリカツカツいわしもって、自分の安全を確保した乗り方を。
言葉だけは攻めてる風だけど、実際のところ腰が完全に引けてるしょぼい走りは誰にも見せられません。。。


マウンテンバイク。
あんまり乗りこなせてない現実を突きつけられたパンク事件。
マウンテンバイクはロードの代わりにはならんけど、ワタシのロードはマウンテンバイクの代わりになる。
ちょっと切ない。
家には、10-8の自転車がどんどん増えていく。ワタシは老いていく。乗らない乗り物は減らしたい。
マウンテンバイク、リーチです。

# by cosset-cosset | 2024-03-11 05:30

あふれる。

チャロの心タンポナーデ発症から3ヶ月が経過。
時々”チャロは?”と聞いてもらえるので、月一くらいでチャロの今を報告です。
あふれる。_e0149587_14572704.jpeg
おかげさまで、生きてます。
時々はあはあと息を荒くしてるものの、概ね気をよくしてると思います。
獣医は”悪くなったのも良くなったのも原因がわからない”といいますが、ワタシはこれ以上詳しく調べる気はありません。
二週間に一度の通院と服薬。
現状維持、それでいいと思います。
子猫と仲良く寝てる写真がありますが、子猫はチャロに悪戯ばかり仕掛けて、そんなに仲がいいわけではありません。
あふれる。_e0149587_15005078.jpeg
心臓を包む膜に溜まった水は若く健康なワンワンより少し多いようですが、針を刺して抜くほどでもなく。
老犬力に磨きをあげ、保護犬ですが推定4月生まれでの生後3ヶ月でもらってきたチャロ。ワタシが勝手に誕生日を4月5日と決めたので、14歳のお誕生日まであと1ヶ月を切りました。

”よう肥えたはりますな”と知らない老人から声をかけられ、ワタシか?と思ってはドキッとしますが、肥えてるのはチャロ。
顔は狐のようにシュッとしてるから太ってる感じしてないけれど、体重は20kgを超えました。
散歩は、短い。
歩くのは、遅い。
ダイエットしたいけど、歩きすぎも心臓に悪く、美味しくないダイエットフードを押し付けて食べる楽しみを奪うのもなあ、と思ってるこの頃。

チャロの最近はこんな感じです。

# by cosset-cosset | 2024-03-08 05:46

落とし込み。

作らせてもらった、なかなか苦戦したバッグ。
落とし込み。_e0149587_09393017.jpg
作っておきながらいうのもなんだけど、これが、トート型メッセンジャーSとMの間のサイズの応用だなんて、信じられないです。
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こういうのを提案してくれるお客さん、”こういうふうに出来ますか?”って、すごいことだと思います。
ワタシでは、全然思いつかない。
落とし込み。_e0149587_09412626.jpg
元々お客さんの愛用のバッグ。
参考のために預からせてもらいました。
このバッグの主要ポイントを”落とし込め”と。
ベルト類はコゼバッグに38mm幅がないのでそこは50mmで納得してもらってるけど、
落とし込み。_e0149587_09424327.jpg
いやいや、難しかった。
市販品は、使うミシンの数や種類が違う。
もちろん工程も違う。
それをコゼバッグに落とし込め、とな。
落とし込み。_e0149587_09435371.jpg
でも、お客さんがこだわりたいポイントとか、こういうのがついてるとより良いポイントが的確に示してもらったおかげで、実際作業に取り掛かる前にある程度のイメージの共有(共有というよりワタシの方がお客さんに向かって突進してった感じだけど)させてもらえたおかげで作業はスムースに。
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行かなかった。。。
落とし込み。_e0149587_09475923.jpg

コゼバッグのトートに立体的に作られたクランプラーを落とし込むのはなかなか困難を極め、作業に取り掛かってからも手を止めること、多々。
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つけ位置をここだ!と決めるのに一週間もかかったショルダーベルト。
クランプラーは38mm。このバッグの大きさに対して12ミリの差はでかい。
上すぎると二つ折りできないし、下すぎるとバッグの重心がおかしくなる。
本当はメッセンジャーバッグみたいに側面と背面につけたかったけど、基本形が預かりのバッグだからそこに寄せる方向性は崩したくなかった。
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仕上がったバッグを絶賛してくださってとても嬉しかった。
めっちゃ嬉しかった。
多分、”思ってたのとちょっと違う”が数%くらいあるかもしれないけど、それを上回る期待へのいい意味の裏切りを突っ込めたバッグかな、と。

# by cosset-cosset | 2024-03-06 05:45