山に行った日の夕方。
黄色の野いちごが美味しかった、と10-8に伝えると”なんで採ってきてくれないんだ?”と。
ああいうのは、採ってその場で食べるから美味しいんやで、と言うと、”ならば行く”とな。
その前に畑によって畑で普通のいちご狩りを済ませた我が家。
湧水で峠一つの登坂で抜けた水分を補い、野いちご狩りエリアへ急ぎます。
採って口に入れる。
採ってジップロックに入れる。(帰宅後シロップを作るため)
雨が続くとどんどん溶けてくので、行ける時に行って口に入れちゃうのがいいかと。
甘みは少ないけどバラの香りがすごい野いちごは、もう少し先が旬。
我々の手で届く範囲は採ったので、おにぎり食べて帰ることに。
”ゲキサカを下りたい”という10-8。
ワタシはそのスピードについていけず、一瞬で小さくなった背中を見送った数分後、なぜか立ち止まる二人に追いつきました。
スピード狂はハンドル操作を誤り、フカフカの腐葉土と化した山の斜面に激突したらしく、現着したワタシは泥だらけで笑う10-8を見て大笑い。
笑いながら”急にブレーキが効かなくなって、壁が近づいてきたんだよ”とな。
まあ、ぶつかるときはそんなもんだよ。
大きな怪我もなくよかった。笑えるくらいフカフカの斜面で良かったよ。ガードレールなら激突して向こう側に転がり落ちてたよ。
という野いちご狩り2025。
この行事はたいてい毎年行われてて、ツレが牽引車で小さな10-8をエッサホイサと連れてく時代から始まってるけれど、まあ、いつまで続くことやら。
峠一つ登る体力さえあれば、この物価高の時代にタダで遊べる1日に。
#
by cosset-cosset
| 2025-06-16 06:18
外付けフラップのトート型メッセンジャーMサイズ、のバランスが好きだけどちょっとだけ小さくしたい。
縦横を何センチ小さくするというのとはなんとなく違うなあ、ということで、マチを含めどのくらい小さくするか?を電卓叩きながら検討すること数分。
それぞれの辺の85%の長さで新しく型紙を作るので、なかなかなお手間入りです。
たった15パーセント、それぞれの辺を小さくしただけなのに、ただ小さくしただけとはまた違う、絶妙だなと思えるサイズ感でした。
もしかすると、15年以上前の持ち物と現代の持ち物は違ってきてるから(コゼバッグ始めたときはスマホ持ってる人なんて滅多にいませんでしたから!)、SMLとかも変えた方がいいのかな、と1ミリくらいは思ってる、かもしれません。
ただ。
コゼバッグは一人で一人の人のために作ってますから、ここをこうしたいああしたい、はそれぞれに合わせていけます。
多くのために多くのことを変えると収拾がつかなくなるのは目に見えてるので、細かいことはオーダーの際にご要望は何なりと。
インナーをターポリン使わずにコーデュラを使うと、結構軽い感じのバッグに仕上がるってことも、このバッグから教えてもらいました。
それでもバッグがしっかり立ってる秘密は、、、秘密です。
#
by cosset-cosset
| 2025-06-13 05:57
京都といえば山椒。
なぜ皆おじゃこと炊きたがるのか不思議でしかないのだけれど、そういうワタシも隣のおばちゃんが炊いた塩昆布(昆布とおじゃこの炊いたの)に入ってる山椒はいい風味だなと思うけど、わざわざ1年分冷凍しとくって、、、ねえ、と思う。
なぜか京都の人は山椒を愛してる。
大抵の人(と言いつつ、ある程度の年齢の人だと思う)の家の冷凍庫には毎年5月に下処理をした実山椒が1年分、保存されてるはず。

親戚みたいにお付き合いしてくれてる北海道のヒゲおやじさんも山椒を1年分保存したい派、らしく毎年京都から実山椒を送ってるのですが、スーパーでは今年は高いし量も少ない。
市内の山椒の木は旬を過ぎたものの、山の向こうの林道脇の野良山椒はまだまだこれから。
ほんと、誰も採らない。
誰も通らないから当たり前か。
何年もチェックしてるけど、採ってるのはワタシか鳥か。
だからちょっとまだ若そうだけど、いただきます。
スーパーなら1000円レベルか?というところでやめた。
背中がゾワっとしたから。
電波圏外。
だーれも通らない。
ゾワっとしたら、怖いやんか。
ということで。
黄色は、本当に美味しい。
早速京都の諸々とスーパーの山椒と借りてる畑の隣のジャングルから拝借した山椒と一緒に北海道へ。
毎年5月中旬から今年はどうしようか、と山椒についてでソワソワします。
#
by cosset-cosset
| 2025-06-09 06:07
確かに、誰がフラップは四角じゃなきゃいけないって決めたんだ?と思ったのです。
外付けトートの、フラップを、メッセンジャーバッグみたいにRをつけて欲しいって言われた時に、そう思ったのです。
確かに、四角の方がマジックテープで留められないフラップにつけるプラスティックバックルは付けやすいのだけれど、そのプラバックルが”要らない”なら、雨を避けるためのものなら、表裏ともターポリンでメッセンジャーバッグみたいにしても何も問題は、ない。
ほんと、一人で作ってると、何の疑問も持たずに”ここはこうあるべき”と思い込んでる部分が非常に多くて、お客さんに”こんなふうにできますか?”と言われて、初めて思い込みの恐ろしさを知ることになることは、多々。



その辺を、こうしたいああしたいで柔軟性を出させてくれるオーダーも大歓迎。
カラーリングはコゼバッグのリピーターさんのバッグをオマージュ。
多分、いつかはこのお客さんのバッグをオマージュするバージョンも出てくるやろな。だって外付けフラップのフラップが四角じゃなきゃいけない理由はどこにもないんだから、と思います。(ただ、フラップ先端をバッグに留めたい、と言われると、、、そこはアイデアを出し合って解決しましょう)
#
by cosset-cosset
| 2025-06-05 05:46
新年度の学校のスケジュールが発表された時、初めて”土曜参観日”なるものがあることが発覚し、必然的に初めての月曜代休があるとわかったので、万博に行くことを決めた我々。

1ヶ月以上前に入場ゲートやシャトルバス、パビリオンの予約をしたものの、あんまりよくわかってないまま出発です。
ただ、新大阪から出るエキスポライナーという貨物の線路などマイナー線路を走って桜島まで行ってくれる電車に乗ってみたかったワタシ。(JR大阪駅の到着ホームが地下!というだけで嬉しかった)
リングは一周2km。
御所は一周4km。
御所の半分か、と思うとそんな広くないような気がするけれど、なぜかすごく広く感じる。
事前予約で唯一当選したパビリオンのセルビア館。
レストランでやたら美味かったハイボールと謎のソーセージを挟んだピタパン。
歩きと電車で来たから、飲んでも大丈夫。
食べ終わってふと周りを見ると、ありえないぐらい人が増えてました。
9時台の入場、10時台の入場は1ヶ月前にほぼ一杯でしたから、その後の入場する人たちがどんどん合わされば昼頃には溢れかえる人の万博会場。
並んだら入れるというパビリオンも1時間ほど待つのがザラっぽくて、結局、歩いては何かを食べて飲んで、ちょっとしたショーを見て、歩いて、
平日なのに、めっちゃ人おった。
平日でも一日13万人の来場とか。
京都は外国みたいに外国人観光客がめっちゃいるけど、万博では久しぶりに溢れるほどの日本人を見ました。
ああ、くたびれた。
せっかく大阪来たからと、帰りの梅田駅でたこ焼き屋とと串カツ屋をハシゴして阪急電車に乗り、最後はバスで帰宅。
万博へは自転車でも行ける、らしい。
ただ、万博のある夢島へ渡る橋は、押して歩かなあかん、らしい。
シャトルバスでは橋、結構渡ったし、これを自転車で押して歩くんはしんどいよな、と思った万博。
京都からなら片道1日、遊んで1日、帰り道で1日、自転車なら二泊三日になりそう。
関西以外ではあんまり万博万博って聞かないかもしれないけど、まあ、社会科見学ということで。
#
by cosset-cosset
| 2025-06-02 06:12