Cosset-Bags


by cosset-cosset
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製品として。

この間、同じお客さんからの通算5個目のバッグを作り終えました。
最初は2010年。
一個作らせてもらって、使ってもらって、こうしたいああしたいをのっけたオーダーをまたいただいて、途中お母さん用にスペシャルなバッグも注文してもらって、そろそろ前のが痛んできたからオーダーしようかと思ったらコゼバッグ産休で、、、


初めて注文をいただくとき、おそらく、注文する側も不安があると思うし、もちろん、作る側もスカタンしないよう必死です。注文のやりとりの最中はもちろんのこと、実際裁断縫製そして発送してお客さんの手元に届くまでドキドキです。お送りすると気に入ってくれたか不安です。
自信を持って作ってるけれど、不安がつきまとう精神衛生のよくないこの仕事。
どうしても、オーダーといいつつもセミオーダー的な部分が多く、答えがないからかもしれません。
でも、お客さんとの付き合いが長くなると答えをズバッと最初に提示してくれて、”ここをこうしておいて”とか、”前と同じで”とか言ってもらえる。そうすると、目的がはっきりして作りやすい。コゼバッグからの押し付けがましいあっさり仕様よりも使うお客さんの使い勝手がギュッと詰まってる方が作りやすく、達成感もあります。

そんな通算4個目。
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そして通算5個目。
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前とほとんど同じでと言われても、前のオーダー用紙見るよりやっぱり現物あったほうが作りやすいので、”ボロボロで恥ずかしい”というお客さんに無理を言って年末に貸していただき、それを見つつ、作りました。前に作った時は作りながらお客さんのこだわりに混迷を極め、数日間ファックスでつたないイラストを交えた細かなやりとりをしたので、非常に印象的なバッグとなったのですが、今回はあっさり作り上げることができたとはいえ、お送りする前はお客さんの手でくたくたに使い込まれた前作とまだ未使用出来立てほやほやのバッグがあり、非常に感慨深いものがありました。

2012年に作った際、お手紙をいただきました。
ワタシ自身がコゼバッグは製品をつくってるのか作品をつくってるのかを悩んでいた時期にパッと明確な答えを書いてきてくださいました。
それから、ワタシはバッグを作るとき、”まずは道具としてのバッグ”が根底にあるとはっきり言えるようになりました。
道具としてしっかり使えなければせっかくお客さんの色を添えても使いもんにならんので、やっぱり抑えるところはしっかり抑え、作品よりも製品であるよう心がけようと思い、毎日ミシンに向かっています。



リピートしてくれるお客さんも、使って痛んだバッグを修理に出してくれるお客さんも、使ってる写真を送ってくださるお客さんも、静かに気に入ってくださってるお客さんも、すごくありがたいのです。
ええ、お客さまはかみさまです。


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by cosset-cosset | 2015-01-27 09:36

ぼうだらいど。

東京に住んでいた頃、京都に帰るたび(実家はないんですけどね)定宿にしていた友人の実家へ新年会に出かけました。おばちゃんが作ってくれる絶品棒鱈が目当て。お正月はとうに過ぎてるけれど、毎年1月のどこかでお邪魔して食べさせてもらうのです。

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ごちそう前に軽く遠回りをして我が家の寂しい冷蔵庫事情を満たす無人販売巡り。
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個人的に、ここのガレージの野菜が一番おいしい。
夏はトマトのおいしさにびっくりし、秋は米ナスのみずみずしさにびっくり。冬はカブと白菜が炊くととろりとおいしい。聖護院大根はでかすぎて買わない。ひのなはどうやって食べたらいいかわからないから買わない。
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冬の寒々しい空の下、色の寂しい畑の道は、なんかドナドナみたいです。

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お腹を十分に空かしてありついたごちそうは絶品です。おばちゃんが炭火で1日かけてたきあげた棒鱈はやらわかくすごくおいしい。ツレは毎年”チキンみたいだ”と意味不明な発言。黒豆はツヤツヤ。10-8はこれでもかと黒豆を口に放り込み、全部きれいに平らげてきました。
よそのおせちってどんな味か気になりますよね?


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by cosset-cosset | 2015-01-26 15:22

出発前のチェック


出かける前、あれ忘れたこれ忘れたと玄関と家の中を行き来する親を尻目に、

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出発前の入念なチェックをする10-8。
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チェーンテンションが気になるらしい。
手が汚れるのは構わないけど(いや、構わなくないけど)右手でクランクを回してチェーンとチェーンリングに小さな指が挟まれなければいいと、いつも思います。

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by cosset-cosset | 2015-01-23 10:41

ごま塩。

”いい天気だしそんなに寒くないからパトロールへいってらっしゃい”と送り出された昨日の朝。
うちの辺は全然雪もないけれど、ちょっとごま塩降ったみたいに見える峠を目指しました。

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あったかい季節なら何人ものローディに抜かれる道も、峠のてっぺんまでワタシを抜いていったのはただ一人の見知らぬ完全防寒のローディだけ。
なかなか自転車乗りには厳しい季節です。
峠を行き交う車も少なく、普段静かになりたい静かなところへ行きたいと願ってばかりのワタシには絶好の登坂。
のんびりちんたら登ります。

しかし、山の中へ入ると状況は一変します。
”しくった”
の一言。
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ごま塩は、葉っぱの上だけ。
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ガタガタを下れば下るほど気温も上がり、葉っぱの雪が溶けて雨になる。
ポタポタどころじゃなく、自分もベチャベチャです。
地面もベチャベチャ。木の根は滑る、石も滑る。そして、ワタシドロドロ。

鼻から吸う空気も見える景色も最高だけれど、耳から入ってくる雨垂れ(というよりも雨に近い)の音と自分のドロドロの状況がなんとも悲しく、あんまり楽しくない。
汚れるライドは好きじゃない。
転ぶのも好きじゃない。
10-8のためにも怪我するわけには行かず、オバさんは無茶しちゃいけない。無茶はきらい。


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高度を下げれば下げる程(高度というほど登ってませんが)雪は視界から消え、光の差すところからは地面の水分が空へ昇っていきます。
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ああ、完全にしくった。
家から見える山がごま塩の時は山ん中はぐちゃぐちゃだという感覚すら鈍るこの頃。
きったなくなった自転車を最後の小川でちょっと洗い、明日は泥だらけの汚れた衣類用に2度洗濯機を回さなくちゃいけない煩わしさにうんざりしながら帰路に着いたのでした。






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by cosset-cosset | 2015-01-19 10:41

ライオン

我々は、よく動物園へ行きます。
歩ければ、公園や児童館で遊んだりできるけれど、まだ一人で歩けない。
人混みは好きじゃない。
だから、動物園は割と頻繁に行きます。
冬の動物園は閑散としていて楽しい。今工事中で見られるところが限られてるけれど、オススメです。

一歳2ヶ月の知能を甘く見てたなと思った昨日。驚きの発見です。
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先週も動物園に行きました。
10-8は、ライオンが怖い。ゴーゴーと吠えるから。オスライオンナイルは老齢の割に吠えまくっている気がします。
大きなネコにしか見えないけれど、とにかく怖いらしい。
ライオンに近づくと大泣きです。


昨日。家で動物フィギュアを使って遊んでいたところ、急に大泣き。
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手のひらサイズのライオンが、ものすごく怖いらしい。


試しに、家にある学研の動物図鑑を見てみると、迫力満点のライオンのページで大泣き。(図鑑には”実物大ハイクオリティな写真!”と書いてあるけれど、本当です)
本物のライオンはもちろん、手のひらサイズのライオンも、平面のライオンも、同じ”ライオン”で怖いらしい。
これには正直びっくりした。
ただし、絵本のかわいい感じのライオンは泣かない。つまり、ライオンじゃないらしい。


驚きです。
学研の動物図鑑にはイギリスBBC放送のDVDが付録で付いてくるけれど、ライオンが出てくるか確認してからじゃないと一緒には見られないな。


最近はチャロがワンワンと吠えるのを”ワンワン”と真似るようになり(チャロのことは”チャ”としか言えませんが)、自転車に乗せるときもヘルメットをかぶらせるときも泣かなくなったし、毎日見てるけれど、毎日何かしら発見があって面白いのです。








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by cosset-cosset | 2015-01-15 09:20

十日戎で思うこと。

めっきり更新頻度が少なくなりました。
ネタがない。
毎日はどの人にも平等に過ぎていきます。ワタシにも10-8にも。ただ、我々の暮らしはあまりにも二人の世界にどっぷりと浸かりきり、コゼバッグとして公にするにはまったりなのです。
こう、パリッとしたいなあ、と思いながらも空はどんよりと曇り時雨模様。
さすがに大人だけなら小雨くらいと思うけれど、ちびっこに雨をあてるのはどうかと思い、やっぱりあたたかな家から出ることもなく、ワタシのハムストリングはどんどんと小さくしぼんで行くのです。


そんなこんなしていると、今日は13日。
新しいカレンダーが日曜始まりで、”だんぜん一週間は月曜始まり!”派なワタシは先週から早速曜日感覚が狂い出し、カレンダーが日曜始まりなのにがまんならなくなって月曜始まりのモノに取り替えました。
そう、13日。
コゼバッグはぼんやりしてる間に7年目に突入しました。
早い。
2009年の1月11日。ひっそりと東京谷中の古美術上田2階を間借りしアトリエをオープン。
あれよあれよと仕事がやってきて、てんぐになるのもどうかと思い、京都へ転居。
2010年から2年間は京都空井戸サイクル3階を間借りし、京都輪界へ腰を落ち着ける。
2012年。今の自宅兼アトリエに移り、4勤1休のペースでせっせとバッグを作り、せっせとパトロールに出かける毎日。




最近は10-8との生活を楽しんでいますが、コゼバッグはずいぶんと製作のペースが落ちています。でも、今までの6年間よりも一生懸命なのは確かです。だって、作る時間を作るところから毎日は始まって(作る時間を作るために、朝5時起床、朝ごはんまでに朝昼夜の食事の準備をしてしまいます)、10-8が昼寝に入った瞬間にミシンに向かい、フニャフニャと起き出したら手を止め、また10-8におつきあい。4勤一休どころか、ほんとに、毎日隙を見て仕事してる。でも、作ってる数は全然少なくて、それに伴い自営だからぜんぜんお金にならない。。。ああ、悲しい。けれど、人生に彩りを加えるためにはただミシンに向かうだけの毎日よりも工夫をし、10-8の成長という喜びを感じながら生きて行く決心をしたのは自分。

最近は、新しいお客さんに加え、リピーターの方が多く、それこそ、5年とか6年前に買ってくれたお客さんが、”そろそろ傷んできたからもう一つ”とか、”メッセンジャーバッグを使ってるけれど、トートも欲しい”とか、”背負う系もいいけど、そろそろパニアも”とか言ってくださる。ものすごくありがたい。その方たちの期待を裏切らないように、やっぱりワタシは毎日ミシンに向かわなくちゃなと思うわけです。きっと来年はまだコゼバッグはある。再来年も。でも、10年後はわからない。でも、10年後もまた”もう一つ、、、”と言ってくださる方がいてくれると信じ、やっぱり今日もミシンに向かうのです。
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by cosset-cosset | 2015-01-13 10:53

コゼ日記。

サラリーマンのツレが5日より会社に出勤すると同時に、我が家にもいつもの日々が戻ってきてしまいました。ああ、さよならお正月。もう、次のお正月が恋しいです。
年末年始と、一人アトリエで製作合宿をと意気込んでいたものの、いろんな誘惑(というか、ちょっとした大掃除とかおせちの準備とかごちそう食べるのとか)で全くできず、製作スケジュールが完全にあかんことになってて焦っています。


そんななか、すっかり紹介が遅くなりました。

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今号も、書かせていただきました。
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こんなこと書いてもいいのかな?と不安になりながらも書いてしまったそれも2ページ。
いつかブログで書こうと思いつつ、ビビって書けなかった内容が、印刷物となり、書店に並んでいます。ムック本なので、書店にはしばらくあると思います。


エイ出版 BICYCLE PLUS vol.12
絶賛発売中です。

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by cosset-cosset | 2015-01-07 09:22

素晴らしい始まり。

元旦のお昼過ぎから降り出した雪は、どんどんと降り積もり、
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夕方のチャロ散歩の時にはまあまあな積雪に。
いてもたってもおれなくなって、
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パトロールへ。
雪はどんどん降ってきてるけれど、このチャンスを逃すまい!と、普段着のまま。
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ええ。だれもいない日暮れ後の御所で、遭難するかと思いましたよ。
でも、ああ、このパウダースノー。今年は、とてもついてる。そう思った元旦。


あけて2日。
名古屋への帰省では、新幹線が雪のため減速走行し、京都名古屋間で90分ほどかかる。ありえへん。


でも、今朝起きてみると昨日溶けはじめた雪にまた雪が降り積もっていて、さらに、快晴。行かなくちゃとパトロールへ。
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峠へ攻め入る勇気ももたず、御所へ。
車通りも少なく、人出も少なく。
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ふかふかのパウダースノー。白銀の世界。
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このタイミングで自由に自転車に乗れる時間があることにものすごく幸運を覚えます。


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もともとついてる人生だと勝手に思ってるけれど、今年は素晴らしい始まりです。素晴らしい。


というわけで、本年も、どうぞコゼバッグをよろしくお願いします。

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by cosset-cosset | 2015-01-03 11:17