Cosset-Bags


by cosset-cosset
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コブラ。

この間納めたBPR。
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BPR大きさ比較で並べたバックよりもひと回り大きいです。
縦横プラス5cm。ロール部分もさらにプラス5cm。深い、でかい。
でも、底から入り口に向かって広がるパターンなので、思ったより中身は見やすいなと思いました。
色々バンバンお客さんの思いの詰まったこのバッグ。中でも一番は
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コブラバックルかもしれない。

”理由は単純にカッコイイからです、それだけですが男に生まれた以上それはとても大事な事なのです。”

と熱いメールをいただきました。
ワタシはコブラバックルを全く知らなかったのですが、男のロマンは大事だろう、ということでこのバッグにはハードスペックすぎる気がするけれど取り付けることに。
(実はコゼバッグではお客様持ち込みパーツを受け付けています。結構軍用品の持ち込みが多いな、と思います。多分、男のロマンなんでしょうね。ワタシにはあんまりわかりませんが)
恥ずかしながら、コブラバックルを見たことも触ったこともなかったワタシ。
画像検索で取り付けを模索し、取り付けたのですが、最後の最後で”文字が表である”ことに気づきました。
通常のバックル類(メタルでもプラでも)は大体文字は裏面にくるように作られてますが、コブラバックルは”コブラだぜ”みたいな自己主張強めのパーツで、最後の最後、送る直前に気づいて表裏裏返しました。危ないとこやった。


なかなかお客さんの思いの詰まったバッグを作る重圧というのはすごいです。
コゼバッグもそろそろ10年に足が届きそうになってきましたが、未だに慣れない、というより年数を重ねるごとに重圧が増してる気がします。
思いが詰まるとそれを形にするためにお値段もちょっと増します。増さないようにしてますが、どうしてもお商売なので形をお金に変える必要があるのも重圧に繋がる要因ですが、お値段以上の満足を得てもらえるためにできることは何だろう、お客さんが払った金額以上に喜んでもらえるように、形になるまでの時間も楽しんでもらえるように、いつもそう思って作ってると勝手に重圧に押しつぶされそうになります。
例えば、自分が3万円のバックパックが”めっちゃ安い!”と思える価値観を持てるならいいのですが未だにその辺はドキドキします。
オーダーの受注から材料の発注、裁断、縫製と一個のカバンを自分の手で作るからこそ全部の責任は自分にあって、なかなかこういうカバン屋が増えない(というより時代の逆を行ってる感が半端ない)理由がわかります。



でも、形になった喜びも自分とお客さんと分かち合えるこの仕事はいい仕事だなあと思います。
いつもお客さんには感謝です。
作らせてくれてありがとうございます。






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by cosset-cosset | 2017-09-28 04:42