「焼かれた魚」
小熊秀雄 文
アーサー ビナード 英訳 市川曜子 画
パロル舎
1500円+税
〜白い皿の上にのった焼かれた秋刀魚は、たまらなく海が恋しくなりました。〜
こんな文章から始まります。
とてもシュールな内容で、読むタイミングを間違うと、悲しさのあまり涙が出ます。
モノには対価がある という事を教えてくれる本です。
全然明るくないお話です。
でも、秋刀魚好きには、ぜひ読んでもらいたい本です。
焼かれた秋刀魚は、最後にどうなるのでしょう。
切なすぎる内容です。
まあ、今日はお肉の日(2月9日)ですけれど、だからこそあえて魚で。
明日は10日。コゼバッグは定休日です。